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現役たびぃじょが語る!おちゃめな旅バナ通信

~かわいくて、おしゃれ・おちゃめなひとり旅女子を目指して日々奮闘中!~

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たびぃじょ
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女性
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自己紹介:
たびぃじょ=かわいくて、おしゃれ・おちゃめなひとり旅している女子!

そんなたびぃじょを応援しよう!
というコンセプトのもと、私たち学生団体mof.はフリーペーパーを作ったり、各種イベントを行ったりと活動をしています!

そんな現役たびぃじょが、女子ならでは学生ならではの旅の楽しさをたくさんレポートしていきます!
秘境大好き、世界中の美味しいもの大好き…たくさんのエピソードをどうぞお楽しみに♪

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バス停
【ラオス】ラオスの交通事情2!
エリア:
  • アジア>ラオス
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2010/08/22 21:32
コメント(0)
こんばんは。
ラオス旅まであと1ヶ月を切って、浮かれている水野です。
さて、私の初回連載もひとまず区切り!

前回の記事ではタイからラオスの鉄道をご紹介しました。
今回はというとラオスの交通事情第二弾!国内の移動です。

ラオス国内には実は、鉄道が走っていません。
なので近距離での移動はトゥクトゥクで、
地域間の移動はバスか飛行機になります(*´∀`)

飛行機は、ラオス航空のものが。
私はカンボジアに行くのに使いましたが、国内線ももちろんあります。
ラオス航空
サワンナケートの空港でいったん乗り換えた時のひとこま。
回りには本当に何もなくて、逆にラオスらしさを感じました(笑)

そして、何よりも私が重宝しているのがバス!!!
ラオスバス
上の写真は、ヴィエンチャンからバンビエンまでの車内です。

旅人用のバスではないので、この後に乗ってくる乗客の
80%以上が現地の方々で占められていました。
ヴィエンチャンのタラート・サオというバスターミナルから出ています。
車内は冷房が効いていないので、とても暑くてしかもぎゅうぎゅう詰め!

でも、窓から吹いてくる風が気持ちよくてそこまで苦にはなりません。
何よりローカルバスのいいところは、現地の人々との交流!!

このバスでは、目の前にちびっこ連れの家族が座っていたのですが
途中でそのちびっこと手を叩き合ったり、ガムをペタペタつけられたり
…と遊んでいたので時間を忘れるほどでした。
お父さんも英語で話しかけてくださって、ガムをくれたりも。

それから、この旅でいちばん強烈で、いちばん刺激的だったのが
ウドンタニからフアイサーイまでのバス移動でした。

最後にとっておきのエピソードをご紹介して、終わりにしますね。

そのバス移動は名づけるなら、地獄のロングドライブ(笑)
地獄とはいっても、今考えるとあれこそがローカルバスの
面白いところであるとは思いますが、その真っただ中にいた身としては
ただただ早く着いてくれることを祈るしかありませんでした。

ファイサーイまで行く道のりは、地図などを見ても
国道を遠回りしていくのが、一番手っ取り早い方法だと思っていました。
ラオス北部はほぼ山がちであるし、インフラも整備されていないので、
ひとまずはその国道に沿ってバスを走らせるしかないから。

そのため、地球の歩き方の情報を頼りにしても
ざっと10時間はかかるものと考えていたし、
もちろん長旅になる覚悟もできていました。

しかし、バスターミナル前に貼り出されている、
値段や所要時間が書いてある紙には5時間とあるではありませんか…。
受け付けのお姉さんに聞いても5時間というのです。

もしや、かなり最近になって道ができたのだろうか!?と思って、
ひとまず夕方前に着くことをラッキーだと考えることにしました。

ローカルバスは意外にも清潔で、添乗員がついており、
各々の席には出発前にビニール袋が置かれました。

そして時間どおりに発車したのですが、
途中で小さい赤ん坊を抱えた母親と父親が乗ってきました。
2歳ぐらいだと思われるその子どもは明らかに衰弱しきっていて、
お腹ははち切れんばかりに丸く出ていて栄養状態が足りないようでした。
おそらく病院のある町まで行くのだろうと思いました。

走っているうちにどんどん急な山道に。
あぁ、やっぱり道路ができたんだ…と思っていたら、
その道路は今現在も「造られている」途中だということが判明したのです(笑)

幅がせまく傾斜のある道の両端には、トラックやダンプカーが止まっており、そのそばでは多くの労働者がセメントで道路を作っている。。。
切り倒された木々の枝や、じゃりも無造作に転がっているし、
道路なのか定かではない場所を走っているので、ガタガタ揺れる(笑)

そのうちに、前で先ほどの赤ん坊がゲーゲー吐き始めました。
人が吐いている音が苦手な人はかなり多いと思うのですが、
そのうちに後ろの人までゲーゲーやりだしたのです…。
普段、バスや車などの乗り物に乗りなれていないラオスの人々は、
あっちでもそっちでもゲーゲー。(汚くてごめんなさい><)
そこで出発前に配られたビニール袋の意味を理解しました。
いざとなったらこれに吐け…という意味か…と。

そのうちに泣き出す赤ん坊。
あぁ、つらい、そして暑いし空気も悪い、と思い
窓を開けたら視界を塞ぐほどの砂ぼこり。そういえば工事中だった。
しかも私、お腹がゆるゆる。ガタガタいうたび刺激されるのです。つらい。
気を紛らわせようとアイポッドを爆音で聞いているのに、
それでもしのげない、なぜか時折流れてくる演歌調のタイミュージック。
休憩中には草むらでちびっこが排泄するのもばっちり見てしまったし、
走行中に目の前を何かがかすめたと思ったら、
バスの外に投げ出されたゲロ袋だったことにも参りました。

きっと人はこういう状態をカオスと呼ぶのだろう、と思います。

お昼休憩をはさんで後半は、比較的きれいな道路だったのですが
またいつあんな悪路が待っているのかと思うと最後まで気が抜けませんでした。

フアイサーイには約7時間ほどで到着。
地獄のロングドライブは幕を閉じました。

今はあの経験さえ恋しいと思う私。
少なくとも旅の経験値がアップしたことは間違いない、そんな出来事でした。


次からは、担当河野が香港の旅情報をご紹介していきます!
どうぞお楽しみにヽ(・ω・〃)

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