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- 【夏旅2011】ブータンという国を知っていますか。
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エリア:
- アジア>ブータン>パロ
- アジア>ブータン>ティンプー
- テーマ:街中・建物・景色 ホテル・宿泊 世界遺産
- 投稿日:2011/11/09 15:23
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こんにちは!
いつもパニックたびぃじょの谷本です!
私が担当する南アジア編も今回が最終回というわけで、あまり知られていない国ブータンをご紹介したいと思います。
「ブータン」という国名は、もともとインド人がチベットを指して呼んでいた言葉に由来し、ブータン人自身の言葉では「ドゥク・ユル」といいます。これは「仏教ドゥク派の国」という意味で、ドゥクとは雷龍であり、この宗派の開祖にまつわる伝説に由来します。
この国名の通り、ブータンはまるで龍が住んでいるのではないかと思うほど
神秘的な場所でした。
ブータンはちょっぴり変わった国でして、「公定料金制度」というものを設けています。どういうことかといいますと、ブータンに来る全ての旅行者に公定料金(一日US200ドル)を払うことを義務づけているということです。US200ドルというとかなり高いと感じるかも知れませんが、ここには宿泊費、三食分の食費、専用車のチャーター代金、ガイド、ドライバー費、観光地の入料が含まれます。基本的には一人一日あたりUS200ドルですが、オフシーズン(1,6,7月)だとUS165ドルになります。さらに学生は必見なのが、学割がなんと25%もききます!これは学生のうちに行くしかないですね!もちろん、日本語のガイドさんにしたり、個人旅行にすると追加料金がかかります。私は今回英語のガイドさんと個人旅行をしました。個人旅行を選んだ理由は、ブータンを旅行する方は国籍を問わず年配の方が多いと旅行会社の方から伺っていたので、現地の小学校や農村などをアクティブに巡りたかったため、個人旅行のほうが適していると思ったからです。英語のガイドさんにしたのは金銭的に余裕がなかったためです;;ブータン旅行の際は、旅行会社との綿密な話し合いが成功のポイントの一つになるかと思います^^
ガイドさんは私のゆるーい性格を見抜き、自分もゆるーくやっていました笑
ブータンは伝統を重んじる国で、お寺やお役所に入る前はブータン人は正装しなければなりません。こんな姿を間近で見ることができるのもこの国の魅力ではないでしょうか^^
でもこのストールは私のものです。
すっかり気に入られてしまい、なかなか返してくれませんでした><
こちらはドライバーさんです!
このように私達、とっても仲良しです♪
もう一つブータンの変わっていると思うところは、まるで国全体が「NARUTO」の世界みたいなところです。
ガードレール一つにしてもかわいいんです!
「ゾン」と呼ばれるお寺兼お役所。国のあちらこちらにあります。
近くでみるとその大きさに圧倒されます!
ブータンの方の多くは民族衣装を着ていますし、いたるところでお坊さんを見かけます。
あるときは路地裏で。
あるときはレストランバーで。
(お坊さんは飲酒のためではなく、お食事にきていました。)
街でお買い物しているお坊さんもたくさんいて、なんだかブータンのお坊さんはとても身近な存在のようでした。
このお坊さんに会ったレストランバーはバーなのに禁煙でした!
「ブータンでは公の場所ではたばこは吸えない。」とガイドさんが言っていたので、喫煙者の皆様はお気をつけください。街で本当に喫煙者を見かけなかったので、おそらくタバコを購入するのも難しいと思います。日本から持っていくことをお勧めします。
食事は毎食似たような感じでした。
レストランはどこも内装がとてもカラフル!
ごはんは4,5種類のおかずとご飯がどどーん!っとでてきます。
おかわりもできますが、私は一回も食べきることができませんでした。。。
ホテルやレストランの料理は観光客用に辛さを抑えているので全く辛くありませんでしたが、ブータンの料理は世界一辛いらしいです!ジュースやアルコール類は公定料金とは別に支払わねばなりませんでしたが、物価はインドやネパールと同じくらいでした。(ジュース一杯60〜100円くらい)
街を歩いているときに発見したチリ屋さん。
納得です。
宿は特に希望しなければ毎日ロッジ風のきれいなホテルになるかと思います。
私はせっかくブータンに行くのだから!
と村でのホームステイやゲストハウスでの宿泊も体験できるよう、旅行会社にアレンジしていただきました。これは追加料金は取られませんでした^^
もちろんホテルにいれば何から何までホテルマンがやってくれます。
すました顔して紅茶を飲んでいれば全て上手くゆく。
でもそんな毎日すぐに飽きてしまいました。
なのでホームステイは選んで大正解!
ここはステイ先の娘さんのお部屋。
これが私のお布団です!
とってもきれいにしてあるので問題ありません^^
夜は娘さんと一緒におやすみなさい☆
夜遅くまでおしゃべりは止まらなくて、まるでお泊まり会みたいでした♪
ホストファミリーの娘さんと♪
同い年だったのですぐに仲良くなれました^^
この日は夕食作りをお手伝いさせてもらいました!
キッチンに入ると一瞬たじろぐほどのチリ・チリ・チリ!
ホテルの料理とは違い辛かったけれど、やっぱり大勢で食べるごはんはおいしい!
この日ブータンで新しい家族ができました^^
ブータン旅行はガイドさんとドライバーさんが常に一緒で自由がなさそう。。。
と思われるかもしれませんが、そんなことありません!
「ちょっとストップ!写真を撮りたいの。」といえばどこでも車を停めてくれますし
「あれは何をやっているの?」
と聞けば見知らぬ人の下へもずんずん歩み寄って、私のことを紹介してくれました。この方は赤ちゃんを出産したばかりで、このお宅ではそのお祝いをしていたのでした。
ちゃっかりお祝いの地酒もいただき、上機嫌の私♪笑
ブータンのお酒は日本酒と同じくお米から作られていました。
たまに本当に一人になりたくて、自由行動の日もつくってもらいました。
小学校を訪問したり
お寺に行ったり
おばちゃんたちの人気者に!
しばらく一緒に念仏唱えて。。。
その辺で会った子供に変顔されて
ポーズを決めてくれたので私もノリノリで写真を撮る。と笑
ブータン旅行では、ガイドさんとドライバーさんにいかに上手く自分の希望を伝えていけるかが二つ目の成功のポイントになると思います☆
彼らはガイドのプロですから、多少のお願いならばさらりと叶えてくれます^^
むしろやりたいことを我慢していたのでは、ガイドさんもどうしてよいのか分からず困ってしまいます。横柄な態度は良くありませんが、はっきりと伝えることは大切だと感じました。
真っ赤な唐辛子のようなピリリと刺激的な体験も
あまーいミルクティーのような人々の笑顔も
絶対、絶対忘れない。
龍を探しにまた行きたいな、神秘の国ブータンに^^
少しでも参考になれば幸いです。
雨季の南アジアおすすめです!
ぜひ来年訪れてみてください^^
谷本でした^^
いつもパニックたびぃじょの谷本です!
私が担当する南アジア編も今回が最終回というわけで、あまり知られていない国ブータンをご紹介したいと思います。
「ブータン」という国名は、もともとインド人がチベットを指して呼んでいた言葉に由来し、ブータン人自身の言葉では「ドゥク・ユル」といいます。これは「仏教ドゥク派の国」という意味で、ドゥクとは雷龍であり、この宗派の開祖にまつわる伝説に由来します。
この国名の通り、ブータンはまるで龍が住んでいるのではないかと思うほど
神秘的な場所でした。
ブータンはちょっぴり変わった国でして、「公定料金制度」というものを設けています。どういうことかといいますと、ブータンに来る全ての旅行者に公定料金(一日US200ドル)を払うことを義務づけているということです。US200ドルというとかなり高いと感じるかも知れませんが、ここには宿泊費、三食分の食費、専用車のチャーター代金、ガイド、ドライバー費、観光地の入料が含まれます。基本的には一人一日あたりUS200ドルですが、オフシーズン(1,6,7月)だとUS165ドルになります。さらに学生は必見なのが、学割がなんと25%もききます!これは学生のうちに行くしかないですね!もちろん、日本語のガイドさんにしたり、個人旅行にすると追加料金がかかります。私は今回英語のガイドさんと個人旅行をしました。個人旅行を選んだ理由は、ブータンを旅行する方は国籍を問わず年配の方が多いと旅行会社の方から伺っていたので、現地の小学校や農村などをアクティブに巡りたかったため、個人旅行のほうが適していると思ったからです。英語のガイドさんにしたのは金銭的に余裕がなかったためです;;ブータン旅行の際は、旅行会社との綿密な話し合いが成功のポイントの一つになるかと思います^^
ガイドさんは私のゆるーい性格を見抜き、自分もゆるーくやっていました笑
ブータンは伝統を重んじる国で、お寺やお役所に入る前はブータン人は正装しなければなりません。こんな姿を間近で見ることができるのもこの国の魅力ではないでしょうか^^
でもこのストールは私のものです。
すっかり気に入られてしまい、なかなか返してくれませんでした><
こちらはドライバーさんです!
このように私達、とっても仲良しです♪
もう一つブータンの変わっていると思うところは、まるで国全体が「NARUTO」の世界みたいなところです。
ガードレール一つにしてもかわいいんです!
「ゾン」と呼ばれるお寺兼お役所。国のあちらこちらにあります。
近くでみるとその大きさに圧倒されます!
ブータンの方の多くは民族衣装を着ていますし、いたるところでお坊さんを見かけます。
あるときは路地裏で。
あるときはレストランバーで。
(お坊さんは飲酒のためではなく、お食事にきていました。)
街でお買い物しているお坊さんもたくさんいて、なんだかブータンのお坊さんはとても身近な存在のようでした。
このお坊さんに会ったレストランバーはバーなのに禁煙でした!
「ブータンでは公の場所ではたばこは吸えない。」とガイドさんが言っていたので、喫煙者の皆様はお気をつけください。街で本当に喫煙者を見かけなかったので、おそらくタバコを購入するのも難しいと思います。日本から持っていくことをお勧めします。
食事は毎食似たような感じでした。
レストランはどこも内装がとてもカラフル!
ごはんは4,5種類のおかずとご飯がどどーん!っとでてきます。
おかわりもできますが、私は一回も食べきることができませんでした。。。
ホテルやレストランの料理は観光客用に辛さを抑えているので全く辛くありませんでしたが、ブータンの料理は世界一辛いらしいです!ジュースやアルコール類は公定料金とは別に支払わねばなりませんでしたが、物価はインドやネパールと同じくらいでした。(ジュース一杯60〜100円くらい)
街を歩いているときに発見したチリ屋さん。
納得です。
宿は特に希望しなければ毎日ロッジ風のきれいなホテルになるかと思います。
私はせっかくブータンに行くのだから!
と村でのホームステイやゲストハウスでの宿泊も体験できるよう、旅行会社にアレンジしていただきました。これは追加料金は取られませんでした^^
もちろんホテルにいれば何から何までホテルマンがやってくれます。
すました顔して紅茶を飲んでいれば全て上手くゆく。
でもそんな毎日すぐに飽きてしまいました。
なのでホームステイは選んで大正解!
ここはステイ先の娘さんのお部屋。
これが私のお布団です!
とってもきれいにしてあるので問題ありません^^
夜は娘さんと一緒におやすみなさい☆
夜遅くまでおしゃべりは止まらなくて、まるでお泊まり会みたいでした♪
ホストファミリーの娘さんと♪
同い年だったのですぐに仲良くなれました^^
この日は夕食作りをお手伝いさせてもらいました!
キッチンに入ると一瞬たじろぐほどのチリ・チリ・チリ!
ホテルの料理とは違い辛かったけれど、やっぱり大勢で食べるごはんはおいしい!
この日ブータンで新しい家族ができました^^
ブータン旅行はガイドさんとドライバーさんが常に一緒で自由がなさそう。。。
と思われるかもしれませんが、そんなことありません!
「ちょっとストップ!写真を撮りたいの。」といえばどこでも車を停めてくれますし
「あれは何をやっているの?」
と聞けば見知らぬ人の下へもずんずん歩み寄って、私のことを紹介してくれました。この方は赤ちゃんを出産したばかりで、このお宅ではそのお祝いをしていたのでした。
ちゃっかりお祝いの地酒もいただき、上機嫌の私♪笑
ブータンのお酒は日本酒と同じくお米から作られていました。
たまに本当に一人になりたくて、自由行動の日もつくってもらいました。
小学校を訪問したり
お寺に行ったり
おばちゃんたちの人気者に!
しばらく一緒に念仏唱えて。。。
その辺で会った子供に変顔されて
ポーズを決めてくれたので私もノリノリで写真を撮る。と笑
ブータン旅行では、ガイドさんとドライバーさんにいかに上手く自分の希望を伝えていけるかが二つ目の成功のポイントになると思います☆
彼らはガイドのプロですから、多少のお願いならばさらりと叶えてくれます^^
むしろやりたいことを我慢していたのでは、ガイドさんもどうしてよいのか分からず困ってしまいます。横柄な態度は良くありませんが、はっきりと伝えることは大切だと感じました。
真っ赤な唐辛子のようなピリリと刺激的な体験も
あまーいミルクティーのような人々の笑顔も
絶対、絶対忘れない。
龍を探しにまた行きたいな、神秘の国ブータンに^^
少しでも参考になれば幸いです。
雨季の南アジアおすすめです!
ぜひ来年訪れてみてください^^
谷本でした^^
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