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- 【ドバイ】伝統的なアラビアンスタイルの食事にトライ!床に座って手で食べる、おいしいイエメン料理レストラン♪
-
エリア:
- 中近東>アラブ首長国連邦>ドバイ
- テーマ:グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/05/28 12:38
- コメント(0)
アラブの伝統的な食事風景で皆さんがイメージするのは、床のじゅうたんの上に座って、
指で器用にゴハンを口に運ぶスタイルではないでしょうか?
▼イエメン料理レストラン「Al Tawasol(アル・タワソル)」は、そんな伝統的な
アラブ・スタイルの雰囲気と食事を楽しめるお店。
▼お店に入ると通路より一段高くなったフロアにじゅうたんが敷き詰められ、
壁際にはクッションが並べてあります。
おお!なんかこういうのテレビで見たことある!!というイメージ通りのお部屋です。
▼私たちが通されたのはテント風に仕切られた個室。
▼じゅうたんの上にビニールを敷いて、お料理を並べます。
これはまだ付け合せのお野菜が来たところ。
▼チキン・マンディ(Chicken Mandi)という鶏肉のローストと、ラハム・サローナ
(Laham Salona)というUAEの伝統的なスパイスを使ったラム・カレーを、ご飯の上に
載せたお料理。ご飯も2種類で、普通のスパイスご飯と、トマト・ペーストを混ぜた
ブカリ(Bukhari)というご飯が半々になっています。
上の写真は、フードツアーガイドのアヴラが手で食べる方法を実演レクチャー
してくれているところです。右手の人差指と中指、親指の3本の指を使って、
まずは食べるものを軽〜くキュッと押さえるようにしてまとめ、人差し指・中指の上に載せて
口元に運んだら、親指で押し込むようにするのがコツだそう。
アヴラがやっているとすごく簡単そうに見えるのですが、実際にやってみると、
「え、手首そんなに曲がんなくない…?親指で押し込むって意外と難しくない?」
とけっこう苦戦(笑)。もしかして私の手首が硬いのか…(-ω-;)???
スプーンも出してくれるので、“アラブ体験”してみた後は食べやすいスプーンで
いただきました♪
飲み物はラバン(Laban)というヨーグルト・ドリンク。
ドバイのスーパーに行くと棚にいっぱい並んでいて、味もいろいろあるようなのですが、
中にはちょっとしょっぱめだったりして日本人の口には合わないものもあるそうです。
上の写真左下に写っている緑色のキャップのボトルがそうなのですが、
これは結構飲みやすいし、私はおいしいと思います!
▼うっかりちゃんとした写真を撮り忘れてしまったので、ボトルが写っている写真を
ちょっと拡大してみました。見つけたらぜひトライしてみてください!
ここのお店はメニューを見ていないのですが、調べたところ、1人あたり予算は
50AED程度のようです。
※1AED(UAEディルハム)=約28円(2014年5月現在)
==================================================================
Al Tawasol
(アル・タワソル)
●所在地:Abu Baker Al Siddique Road, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2959797
●営業時間:毎日 08:00〜26:00
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指で器用にゴハンを口に運ぶスタイルではないでしょうか?
▼イエメン料理レストラン「Al Tawasol(アル・タワソル)」は、そんな伝統的な
アラブ・スタイルの雰囲気と食事を楽しめるお店。
▼お店に入ると通路より一段高くなったフロアにじゅうたんが敷き詰められ、
壁際にはクッションが並べてあります。
おお!なんかこういうのテレビで見たことある!!というイメージ通りのお部屋です。
▼私たちが通されたのはテント風に仕切られた個室。
▼じゅうたんの上にビニールを敷いて、お料理を並べます。
これはまだ付け合せのお野菜が来たところ。
▼チキン・マンディ(Chicken Mandi)という鶏肉のローストと、ラハム・サローナ
(Laham Salona)というUAEの伝統的なスパイスを使ったラム・カレーを、ご飯の上に
載せたお料理。ご飯も2種類で、普通のスパイスご飯と、トマト・ペーストを混ぜた
ブカリ(Bukhari)というご飯が半々になっています。
上の写真は、フードツアーガイドのアヴラが手で食べる方法を実演レクチャー
してくれているところです。右手の人差指と中指、親指の3本の指を使って、
まずは食べるものを軽〜くキュッと押さえるようにしてまとめ、人差し指・中指の上に載せて
口元に運んだら、親指で押し込むようにするのがコツだそう。
アヴラがやっているとすごく簡単そうに見えるのですが、実際にやってみると、
「え、手首そんなに曲がんなくない…?親指で押し込むって意外と難しくない?」
とけっこう苦戦(笑)。もしかして私の手首が硬いのか…(-ω-;)???
スプーンも出してくれるので、“アラブ体験”してみた後は食べやすいスプーンで
いただきました♪
飲み物はラバン(Laban)というヨーグルト・ドリンク。
ドバイのスーパーに行くと棚にいっぱい並んでいて、味もいろいろあるようなのですが、
中にはちょっとしょっぱめだったりして日本人の口には合わないものもあるそうです。
上の写真左下に写っている緑色のキャップのボトルがそうなのですが、
これは結構飲みやすいし、私はおいしいと思います!
▼うっかりちゃんとした写真を撮り忘れてしまったので、ボトルが写っている写真を
ちょっと拡大してみました。見つけたらぜひトライしてみてください!
ここのお店はメニューを見ていないのですが、調べたところ、1人あたり予算は
50AED程度のようです。
※1AED(UAEディルハム)=約28円(2014年5月現在)
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Al Tawasol
(アル・タワソル)
●所在地:Abu Baker Al Siddique Road, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2959797
●営業時間:毎日 08:00〜26:00
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- タグ:
- イエメン料理 中東料理 マンディ UAE United Arab Emirates
- 【ドバイ】激辛ソースをおそるおそるつけながら、エジプトの熱々パイ(ピザ?)料理フェティールをいただきまーす!
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エリア:
- 中近東>アラブ首長国連邦>ドバイ
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2014/05/12 15:13
- コメント(0)
▼甘いものを食べたから次は辛いもの…というわけじゃないんですが、次のお店は
エジプト料理の食べられる「Soarikh Restaurant(ソアリク・レストラン)」。
▼生地をピザのように伸ばしていきます。最初はこんなに小さかったのに…
▼みるみるうちに伸ばされて薄く大きな生地になっていきます!
なお、この写真の顔がちょっと怖いのは私の写真撮影の腕の問題で
ほんとは怖くないんです〜(^_^;)
▼お兄さんの名誉のために!っていうほどちゃんと顔が写ってないですが…(^_^;)
お店の方はみんなにこにこ陽気な方ばっかりで、とっても楽しい雰囲気でした!
▼できあがったのは熱々のフェティール(feteer)。ピザのような生地でパイのような
形に作ったエジプトなどで食べられているお料理です。中身によってお菓子にもなる
ようですが、今回は野菜とチーズのフェティール。奥のシャッタ(shatta)という
ものすごーーーく辛いソースをつけて食べました。辛い!けどおいしい♪
シャッタは、コシャリ(koshari)というエジプトのお料理にかけるソースだそう。
コシャリはお米や豆、パスタ、揚げた玉ねぎなどを混ぜたエジプトの代表的なお料理の
ひとつで、今回は食べていませんが、もちろんこのSoarikh Restaurantでも食べられます。
2階と路上に座って食べることのできるテーブル席があります。
1食しっかり食べるのであれば予算は1人あたり40AED〜。
※1AED(UAEディルハム)=約28円(2014年5月現在)
==================================================================
Soarikh Restaurant
(ソアリク・レストラン)
●所在地:Al Rigga Road, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2500115
●営業時間:毎日 08:00〜26:00
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エジプト料理の食べられる「Soarikh Restaurant(ソアリク・レストラン)」。
▼生地をピザのように伸ばしていきます。最初はこんなに小さかったのに…
▼みるみるうちに伸ばされて薄く大きな生地になっていきます!
なお、この写真の顔がちょっと怖いのは私の写真撮影の腕の問題で
ほんとは怖くないんです〜(^_^;)
▼お兄さんの名誉のために!っていうほどちゃんと顔が写ってないですが…(^_^;)
お店の方はみんなにこにこ陽気な方ばっかりで、とっても楽しい雰囲気でした!
▼できあがったのは熱々のフェティール(feteer)。ピザのような生地でパイのような
形に作ったエジプトなどで食べられているお料理です。中身によってお菓子にもなる
ようですが、今回は野菜とチーズのフェティール。奥のシャッタ(shatta)という
ものすごーーーく辛いソースをつけて食べました。辛い!けどおいしい♪
シャッタは、コシャリ(koshari)というエジプトのお料理にかけるソースだそう。
コシャリはお米や豆、パスタ、揚げた玉ねぎなどを混ぜたエジプトの代表的なお料理の
ひとつで、今回は食べていませんが、もちろんこのSoarikh Restaurantでも食べられます。
2階と路上に座って食べることのできるテーブル席があります。
1食しっかり食べるのであれば予算は1人あたり40AED〜。
※1AED(UAEディルハム)=約28円(2014年5月現在)
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Soarikh Restaurant
(ソアリク・レストラン)
●所在地:Al Rigga Road, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2500115
●営業時間:毎日 08:00〜26:00
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- タグ:
- エジプト料理 ピザ ドバイ UAE United Arab Emirates
- 【スリランカ】祝★スリランカ航空oneworld加盟!記念式典にお呼ばれしました♪
-
エリア:
- アジア>スリランカ
- テーマ:その他
- 投稿日:2014/05/09 20:17
- コメント(0)
2014年5月1日にスリランカのフラッグキャリアであるスリランカ航空がoneworld(ワンワールド)へ加盟しました!前日4月30日にスリランカで行われた記念式典には、トラベルコちゃんもご招待いただきました♪
式典の様子をご紹介する前に、まずはアライアンスを簡単におさらい!
=================================
皆さん、「アライアンス」ってご存知ですか?
航空会社連合のことで、世界には3つの大きなアライアンスがあります。
・JALが加盟するワンワールド
・全日空が加盟するスターアライアンス
・日系エアラインの加盟はありませんが、デルタ航空や大韓航空が加盟するスカイチーム
一般旅行者にとっては「同じアライアンスならマイレージが相互に貯められるんだな」
程度の認識ですが、アライアンスに加盟するということは、厳しい加盟審査基準をクリアしたということで、航空会社にとっては非常に名誉なことなのです!
利用航空会社を選ぶ際も、アライアンス加盟の有無をチェックすると安心感がありますね♪
=================================
アライアンスをおさらいしたところで、早速、式典の様子をレポートしてまいりますよー。
長い内戦が終わり発展著しいスリランカにとって、ワンワールドへの加盟は国の成長を示すという意味もあり、気合いの入れようが違いました!
会場は、スリランカ南部にあるマッタラ・ラジャパクサ国際空港。コロンボに次ぐ、スリランカで2番目の国際空港です。2013年3月に開業したばかり、ピカピカの新空港です。
スリランカの伝統芸能「キャンディアンダンス」の衣装をまとった方が
ずら〜っと並んで迎えてくれました。
空港内を進んでいくと、ラジャパクサ大統領の写真が掲げられています。
聞き覚えがある?そうです!マッタラ空港の名前には大統領の名前を冠しているのです。
内戦を終結させたラジャパクサ大統領は、スリランカ国民の人気が高いらしく、様々な場所で大統領の写真を使った看板を見かけました。
さらに進んで行くと、今度は大きな仏像が出現!
国民の7割が仏教徒のスリランカ。コロンボ空港や街中でも、突然大きな仏像を見かけましたが、神聖さを感じるよりも、そのカラフルな見た目に目が行ってしまうのでした…。
日本人は同じ仏教徒♪というイメージが強いようで、
日本人だと分かると「仏教徒ですか?」という質問をよくされました。
さらに空港内を進んで行きます。
いたー!美人CA(キャビンアテンダント)の皆さん♪
航空会社のイベントと言えば、華を添えるCAさんの存在は欠かせませんね!
(注:トラベルコちゃんは女の子です。念のためw)
スリランカ航空の制服は、スリランカの民族衣装「サリー」をアレンジしたもの。
この制服、なんとヘソ出しならぬ、お腹出し!
私は、お腹をさらした状態では落ち着かなくて仕事が手につきませんが、、、
CAの皆さんは気にする様子もなく笑顔で働いていらっしゃいます。
ポーズを取るCAさんの前にはカメラマンが大集合!
あちこちから写真を撮られるので、どこを向いたら良いのか戸惑っている様子が可愛らしかったです。
空港内をぶらぶらして待つこと小一時間。いよいよ一連のセレモニーが始まります。
スタートは、記念の植樹から。ワンワールドに加盟する全15社の代表が勢揃い(CAさんも♪)。
それぞれの航空会社名が書かれたプレートの前に立って、苗木を植えます。
続いて記者会見場へ移動。地元の小学生(?)が小旗を振って花道を作ります。
途中の中庭では、朝ずら〜っと並んで迎えてくれたキャンディアンダンスの衣装を着た皆さんが、今度は踊って迎えてくれました。テンポの良い音楽で、しばしお祭り気分に浸りました。
会見場に入ると、
カーテンが閉め切られた空間に紫(ワンワールドのシンボルカラー!)のライト!
スリランカ、インドを中心に集まったメディア関係者の数300〜400名!
そこに、ずらっと並んだテレビカメラが「業界」っぽい!!
記者会見なんて初めてのトラベルコちゃん、写真撮りまくりましたw
檀上にワンワールド加盟各社の代表とCAの皆さんが登場して、記者会見のスタートです。
ワンワールドのCEOブルース・アシュビー氏の挨拶冒頭では、加盟航空会社のひとつであり、飛行機が失踪するという困難な状況にあるマレーシア航空についても言及されていました(「マレーシア航空と共に、この加盟を祝えることを嬉しく思う。ワンワールド各社は全力でサポートする」と言った内容)。
ワンワールドは、アライアンスに贈られる10ある賞のうち、8つの賞を受賞した、
ベスト・オブ・アライアンスだそう。また、ネットワークの拡大や乗継利便性の向上などアライアンス拡大のメリットについてのお話がありました。
続いて、スリランカ航空会長ニシャンタ・ウィックラマシンハ氏のお話。
ワンワールドに加盟することで、これまでの20か国32都市から150カ国1000都市をカバーできようになること。また、ワンワールド加盟各社のフライトを利用する旅行者にとってインドやモルディヴへのアクセスが良くなることについてのお話がありました。
お話が終わったところで、いよいよ正式な加盟を示す書類へサイン!
会場が拍手に包まれました。
続く質疑応答では、「スリランカ航空の加盟で、ワンワールドは世界のほぼ全エリアをカバーにしたことになるが、今後も加盟航空会社を増やす予定はあるのか?」と言った質問がありました。新規加盟が続いたワンワールドですが、現在決定している新規加盟予定はなく、スリランカ航空の加盟をもってとりあえず一区切りになるようです。
質疑応答では、お隣インドの記者さんが質問されたのですが、
あの有名なインドアクセントの英語は、トラベルコちゃんにさっぱり分からず…。
きちんと理解して返答されていた皆さんに感心しながら聞いておりました。
もっと勉強しよう…。
質疑応答の次は、再び美人CAの皆さんが登場!全員が英語とそれぞれの言葉でご挨拶。
JALの方は「こんにちは。ようそこワンワールドへ」といったことを話されていましたよ。
キャセイパシフィック航空のCAさんから、スリランカ航空のCAさんにワンワールドの看板(?)を贈呈。最後は、スリランカ航空会長が檀上でそれを掲げ、再び拍手に包まれました。
そろそろ終わりかな?と思ったところで、突然カーテンが開かれ、
oneworldと塗装された機体が登場!
各社の代表者+CAの皆さんが機体へ向かって移動します。
キャンディアンダンサーの皆さん、ここでも大活躍。
各社の代表者が機体へ向かう花道を作ってくれていました。
機体へと近づいて何をするのか?というと、、、
加盟式典のハイライト、除幕式!(という表現が正確なのかは不明。あしからず…)
タラップを上り、機体の一部を覆うカーテン?布?をオープン!
すると、見えましたー!加盟エアラインの証、ワンワールドマーク!!
ペロっと剥がすのではなく、カーテンを開けるみたいな感じがなんだかほのぼのして良いなと思いました。
記者会見後は、空路コロンボへ移動してカクテルレセプションとガラディナー♪
「カクテルレセプション?ガラディナー?何それ!?何を着たらいいの〜?」
と戦々恐々のトラベルコちゃんでしたが、皆さん自由!頑張ってドレスアップしている人から、ジーンズの人まで様々。何の心配もいらなかったのでした。
そしてもちろん、CAの皆さんも大集合!(しつこい!?)
制服で記念撮影した後は、ドレスアップして再登場。
ドレス姿も素敵です。一緒に写真を撮っている方もいましたが、横に並ぶ自信がないトラベルコちゃんは遠慮しておきました…。
そして、ディナー会場でもキャンディアンダンスの皆さん大活躍!
飛行機の尾翼をかたどった氷のオブジェもきれい!
こうして、記念すべき1日は更けてゆきました・・・。
式典の様子をご紹介する前に、まずはアライアンスを簡単におさらい!
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皆さん、「アライアンス」ってご存知ですか?
航空会社連合のことで、世界には3つの大きなアライアンスがあります。
・JALが加盟するワンワールド
・全日空が加盟するスターアライアンス
・日系エアラインの加盟はありませんが、デルタ航空や大韓航空が加盟するスカイチーム
一般旅行者にとっては「同じアライアンスならマイレージが相互に貯められるんだな」
程度の認識ですが、アライアンスに加盟するということは、厳しい加盟審査基準をクリアしたということで、航空会社にとっては非常に名誉なことなのです!
利用航空会社を選ぶ際も、アライアンス加盟の有無をチェックすると安心感がありますね♪
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アライアンスをおさらいしたところで、早速、式典の様子をレポートしてまいりますよー。
長い内戦が終わり発展著しいスリランカにとって、ワンワールドへの加盟は国の成長を示すという意味もあり、気合いの入れようが違いました!
会場は、スリランカ南部にあるマッタラ・ラジャパクサ国際空港。コロンボに次ぐ、スリランカで2番目の国際空港です。2013年3月に開業したばかり、ピカピカの新空港です。
スリランカの伝統芸能「キャンディアンダンス」の衣装をまとった方が
ずら〜っと並んで迎えてくれました。
空港内を進んでいくと、ラジャパクサ大統領の写真が掲げられています。
聞き覚えがある?そうです!マッタラ空港の名前には大統領の名前を冠しているのです。
内戦を終結させたラジャパクサ大統領は、スリランカ国民の人気が高いらしく、様々な場所で大統領の写真を使った看板を見かけました。
さらに進んで行くと、今度は大きな仏像が出現!
国民の7割が仏教徒のスリランカ。コロンボ空港や街中でも、突然大きな仏像を見かけましたが、神聖さを感じるよりも、そのカラフルな見た目に目が行ってしまうのでした…。
日本人は同じ仏教徒♪というイメージが強いようで、
日本人だと分かると「仏教徒ですか?」という質問をよくされました。
さらに空港内を進んで行きます。
いたー!美人CA(キャビンアテンダント)の皆さん♪
航空会社のイベントと言えば、華を添えるCAさんの存在は欠かせませんね!
(注:トラベルコちゃんは女の子です。念のためw)
スリランカ航空の制服は、スリランカの民族衣装「サリー」をアレンジしたもの。
この制服、なんとヘソ出しならぬ、お腹出し!
私は、お腹をさらした状態では落ち着かなくて仕事が手につきませんが、、、
CAの皆さんは気にする様子もなく笑顔で働いていらっしゃいます。
ポーズを取るCAさんの前にはカメラマンが大集合!
あちこちから写真を撮られるので、どこを向いたら良いのか戸惑っている様子が可愛らしかったです。
空港内をぶらぶらして待つこと小一時間。いよいよ一連のセレモニーが始まります。
スタートは、記念の植樹から。ワンワールドに加盟する全15社の代表が勢揃い(CAさんも♪)。
それぞれの航空会社名が書かれたプレートの前に立って、苗木を植えます。
続いて記者会見場へ移動。地元の小学生(?)が小旗を振って花道を作ります。
途中の中庭では、朝ずら〜っと並んで迎えてくれたキャンディアンダンスの衣装を着た皆さんが、今度は踊って迎えてくれました。テンポの良い音楽で、しばしお祭り気分に浸りました。
会見場に入ると、
カーテンが閉め切られた空間に紫(ワンワールドのシンボルカラー!)のライト!
スリランカ、インドを中心に集まったメディア関係者の数300〜400名!
そこに、ずらっと並んだテレビカメラが「業界」っぽい!!
記者会見なんて初めてのトラベルコちゃん、写真撮りまくりましたw
檀上にワンワールド加盟各社の代表とCAの皆さんが登場して、記者会見のスタートです。
ワンワールドのCEOブルース・アシュビー氏の挨拶冒頭では、加盟航空会社のひとつであり、飛行機が失踪するという困難な状況にあるマレーシア航空についても言及されていました(「マレーシア航空と共に、この加盟を祝えることを嬉しく思う。ワンワールド各社は全力でサポートする」と言った内容)。
ワンワールドは、アライアンスに贈られる10ある賞のうち、8つの賞を受賞した、
ベスト・オブ・アライアンスだそう。また、ネットワークの拡大や乗継利便性の向上などアライアンス拡大のメリットについてのお話がありました。
続いて、スリランカ航空会長ニシャンタ・ウィックラマシンハ氏のお話。
ワンワールドに加盟することで、これまでの20か国32都市から150カ国1000都市をカバーできようになること。また、ワンワールド加盟各社のフライトを利用する旅行者にとってインドやモルディヴへのアクセスが良くなることについてのお話がありました。
お話が終わったところで、いよいよ正式な加盟を示す書類へサイン!
会場が拍手に包まれました。
続く質疑応答では、「スリランカ航空の加盟で、ワンワールドは世界のほぼ全エリアをカバーにしたことになるが、今後も加盟航空会社を増やす予定はあるのか?」と言った質問がありました。新規加盟が続いたワンワールドですが、現在決定している新規加盟予定はなく、スリランカ航空の加盟をもってとりあえず一区切りになるようです。
質疑応答では、お隣インドの記者さんが質問されたのですが、
あの有名なインドアクセントの英語は、トラベルコちゃんにさっぱり分からず…。
きちんと理解して返答されていた皆さんに感心しながら聞いておりました。
もっと勉強しよう…。
質疑応答の次は、再び美人CAの皆さんが登場!全員が英語とそれぞれの言葉でご挨拶。
JALの方は「こんにちは。ようそこワンワールドへ」といったことを話されていましたよ。
キャセイパシフィック航空のCAさんから、スリランカ航空のCAさんにワンワールドの看板(?)を贈呈。最後は、スリランカ航空会長が檀上でそれを掲げ、再び拍手に包まれました。
そろそろ終わりかな?と思ったところで、突然カーテンが開かれ、
oneworldと塗装された機体が登場!
各社の代表者+CAの皆さんが機体へ向かって移動します。
キャンディアンダンサーの皆さん、ここでも大活躍。
各社の代表者が機体へ向かう花道を作ってくれていました。
機体へと近づいて何をするのか?というと、、、
加盟式典のハイライト、除幕式!(という表現が正確なのかは不明。あしからず…)
タラップを上り、機体の一部を覆うカーテン?布?をオープン!
すると、見えましたー!加盟エアラインの証、ワンワールドマーク!!
ペロっと剥がすのではなく、カーテンを開けるみたいな感じがなんだかほのぼのして良いなと思いました。
記者会見後は、空路コロンボへ移動してカクテルレセプションとガラディナー♪
「カクテルレセプション?ガラディナー?何それ!?何を着たらいいの〜?」
と戦々恐々のトラベルコちゃんでしたが、皆さん自由!頑張ってドレスアップしている人から、ジーンズの人まで様々。何の心配もいらなかったのでした。
そしてもちろん、CAの皆さんも大集合!(しつこい!?)
制服で記念撮影した後は、ドレスアップして再登場。
ドレス姿も素敵です。一緒に写真を撮っている方もいましたが、横に並ぶ自信がないトラベルコちゃんは遠慮しておきました…。
そして、ディナー会場でもキャンディアンダンスの皆さん大活躍!
飛行機の尾翼をかたどった氷のオブジェもきれい!
こうして、記念すべき1日は更けてゆきました・・・。
- 【ドバイ】作ってくれたお兄さんの超ドヤ顔がなんかカワイイ(笑)シリア名物の激うまピスタチオ・アイスクリームinドバイ
-
エリア:
- 中近東>アラブ首長国連邦>ドバイ
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2014/05/07 10:05
- コメント(0)
続いて訪れたのは、またもスイーツのお店「Asail Alsham Sweets
(アサイル・アルシャム・スイーツ)」。
▼最初にいただいたのは、ホットミルク。
▼シナモンをたっぷり振りかけてあります。少しトロッとした感じで、
ほんのり甘く、かなりおいしい!大きいマグカップで飲みたいくらいです。
ガイドのアヴラの説明によると、ランの根が入っているとのことだったのですが、
調べてみたところ、中東では長〜く伸びるトルコのアイス(ドンドルマ)などに粘りを出すために
サーレップという食用のランの球根を煮て乾燥させたものが使われるそうで、
それと同じものでした。アラビア語ではサーラブ(sahlab)という発音になり、
この飲み物自体もサーラブと呼ばれているようです。
▼次はアイスです。大きなアイスクリームの塊をカウンターの穴に入れて
杵でつき始めました。
▼ひたすらドカドカとつきます。途中でナッツを入れます。ただただついているだけなのに…
▼なぜかできあがりはこうなってます!なんで?!見学していた私たちが「おー!」と驚くと、
このドヤ顔(笑)。隣でピスタチオを渡しただけの彼まで一緒にドヤ顔です(笑)。
これはシリアのアイスクリームで、ブーザー(boozah、またはブーザ、booza)
という名前です。
▼かなり粘り気が強いので、こんなふうにフォークに刺して試食させてくれました。
日本のアイスクリームのように口に入れた途端に溶けてしまうのではなく、
何回か噛める感じです。ピスタチオとの食感のコントラストもあり、とてもおいしいです♪
そして私はここでもお代わり(・∀・)
シリアは、実はアイスクリームがおいしいことで有名なので、シリアのアイスクリーム、
ぜひ一度食べてみてください!
==================================================================
Asail Alsham Sweets
(アサイル・アルシャム・スイーツ)
●所在地:Al Rigga Road, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2959896
●営業時間:毎日 10:00〜23:00
==================================================================
(アサイル・アルシャム・スイーツ)」。
▼最初にいただいたのは、ホットミルク。
▼シナモンをたっぷり振りかけてあります。少しトロッとした感じで、
ほんのり甘く、かなりおいしい!大きいマグカップで飲みたいくらいです。
ガイドのアヴラの説明によると、ランの根が入っているとのことだったのですが、
調べてみたところ、中東では長〜く伸びるトルコのアイス(ドンドルマ)などに粘りを出すために
サーレップという食用のランの球根を煮て乾燥させたものが使われるそうで、
それと同じものでした。アラビア語ではサーラブ(sahlab)という発音になり、
この飲み物自体もサーラブと呼ばれているようです。
▼次はアイスです。大きなアイスクリームの塊をカウンターの穴に入れて
杵でつき始めました。
▼ひたすらドカドカとつきます。途中でナッツを入れます。ただただついているだけなのに…
▼なぜかできあがりはこうなってます!なんで?!見学していた私たちが「おー!」と驚くと、
このドヤ顔(笑)。隣でピスタチオを渡しただけの彼まで一緒にドヤ顔です(笑)。
これはシリアのアイスクリームで、ブーザー(boozah、またはブーザ、booza)
という名前です。
▼かなり粘り気が強いので、こんなふうにフォークに刺して試食させてくれました。
日本のアイスクリームのように口に入れた途端に溶けてしまうのではなく、
何回か噛める感じです。ピスタチオとの食感のコントラストもあり、とてもおいしいです♪
そして私はここでもお代わり(・∀・)
シリアは、実はアイスクリームがおいしいことで有名なので、シリアのアイスクリーム、
ぜひ一度食べてみてください!
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Asail Alsham Sweets
(アサイル・アルシャム・スイーツ)
●所在地:Al Rigga Road, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2959896
●営業時間:毎日 10:00〜23:00
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- タグ:
- 中東料理 アラブ料理 スイーツ UAE United Arab Emirates
- 【ドバイ】アラビアン・スイーツ大集合!お菓子を食べながらアラビック・コーヒーのお作法を学び、大好評のお土産も購入♪
-
エリア:
- 中近東>アラブ首長国連邦>ドバイ
- テーマ:買物・土産 グルメ
- 投稿日:2014/05/02 18:03
- コメント(0)
とっても伝統的な中東料理をいくつか食べた後に訪れたのは、びっくりするほど
きれいなスイーツの専門店へ。
▼「Al Samadi Sweets(アル・サマディ・スイーツ)」
▼フードツアーのガイド、アヴラがお菓子についていろいろ説明をしてくれます。
▼これはナテフ(natef)というメレンゲのようなクリームで、カラビジ(karabij)
というクッキーにつけて食べます。格子模様に飾ってある抹茶色の粉は、
ピスタチオを細かく砕いたもの。アーモンドやカシューナッツなどもたっぷり。
このお店は特にそうなのですが、ドバイは本当に商品の並べ方や飾り付けが凝っていて
きれいなところが多く、見ているだけでもすごく楽しくなります♪
▼ナッツたっぷりのパイ菓子や、ちょっとカステラみたいな感じのお菓子も。
奥のカステラっぽく見えるお菓子は、バスブーサ(basbousa)または
ナムーラ(namoura)と呼ばれる中東や地中海沿岸地域でよく見られるケーキで、
セモリナ粉とバターで焼いたスポンジにシロップを染み込ませナッツを飾ったケーキ
だと思います。
▼ペストリー類もあります。ドバイの人はペストリー生地が好きなようで、
パイ菓子やクロワッサンやデニッシュの種類がほんとうに豊富。
▼たっぷりのナッツをパイ生地でくるんだお菓子。使っているナッツの種類別に
きれいにトレイに並べてあります。
▼これはボルマまたはブルマ(borma, burma)と呼ばれるお菓子で、細い麺を生地にして
シロップで甘く味付けをして、ナッツを巻いたもの。
これはピスタチオですが、他に松の実やカシューナッツなどもよく使われるようで、
Al Samadi Sweetsのメニューにはピスタチオと松の実のボルマがありました。
生地になっている細麺は、前のブログでご紹介した「クナーファ」というお菓子に
使われているものと同じで、生地自体もクナーファという名前です。
▼ショーケースの中にもいろいろな種類のクッキーがぎっしり!
▼お待ちかねの試食タイム♪ピスタチオたっぷりのブカジ(またはブカジュ、bukaj)という
お菓子。アラビア語で「包み」という意味だそうで、名前の通りパイ生地でナッツ類を
巾着袋のように包んでいます。かなり甘いのですが、パイのサクッと感、ナッツの
ザクザク感の2つの違う食感のおかげで、甘すぎにならずおいしく食べられます。
ブカジは、バクラワ(またはバクラヴァ、baklava)というお菓子と素材はまったく同じ、
形だけ違うバージョンで、バクラワの場合は生地でナッツを挟んで焼き上げ、
カットしてあります。バクラワを基本形に、形違いで名前が変わるお菓子は他にも
いくつもあるようです。形が結構重要なんですね。
▼カラビジ(karabij)というクッキーにナテフ(natef)をつけていただきます。
カラビジは、パスタにも使われるデュラム小麦を粗く挽いたセモリナ粉を生地に使い、
中にピスタチオをたっぷり詰めて俵型というか太くて短いソーセージみたいな形に
整えています。
ナテフはメレンゲのような非常にキメが細かくふわっと軽いクリームなのですが、卵ではなく、
ソープワート(soapwort、日本名シャボンソウ)というハーブの一種を原料としています。
このハーブを煮出した液にシロップとローズウォーターなどを混ぜて泡立てると
こんなふわっふわのメレンゲ状になるのだそうです。
シャボンソウとは言っても、石鹸が入っているわけではないのでご心配なく♪
▼カットしたどら焼きのように見えるのは、マームール(ma'amoul)というお菓子で、
中に挟んであるのはもちろんあんこではなく、デーツ(ナツメヤシ)のペーストです。
マームールはデーツ以外にもくるみやピスタチオなどいろいろなものを詰めるようですが、
ガイドのアヴラが書いてくれたメニューで「Ma'amoul Maadh」となっていたので、
これがデーツペーストを入れたものを指すのだと思います。アラビック・コーヒーと
一緒にいただきました。
アラビック・コーヒーは、現地ではガフワ(gahwa)と呼ばれています。
qahwaと書いてカフワと読むことの方が多いようですが、このブログではガイドのアヴラが
書いてくれた綴りを採用しています。
味は日本のものとはかなり違います。豆の炒りが浅く、カルダモンなどのスパイスと一緒に
煮出して作るので、スパイスの香りが非常に強く、人によっては苦手かもしれません。
お砂糖やミルクなどは入れず、そのままいただきます。カップはおちょこやぐい呑み程度の
大きさですし、なみなみとは注がず、少ししかいれないので、味見と思って
ぜひ一度試してみてください。
▼アラビック・コーヒーは注ぎ方にもお作法があって、ポットは左手で、持ち手を握る
のではなく、写真のように持ち手に手を通すのが正式なのだそう。
カップは注ぐときも、注いでもらったコーヒーを受け取るときにも、必ず右手で。←重要!
このときは写真を撮るためにテーブルの上に置きましたが、本来は受け取ったカップは
そのまま数口以内で飲み切るのが正しいマナーのようです。カップはテーブルに置かないので
もういらないというときには返すのですが、そのまま返すとお代わりを注いでくれるため、
お代わり不要の場合にはカップを左右に揺らして返せばOKです。
私は変わった味だなぁ〜と思いつつ、食べていたスイーツにはぴったりだったのでお代わりいただきました(・∀・)
私も含め、フードツアー参加者数名がここでお土産を購入しました。
プラスチックの箱をサイズ確認のために見せてもらい、指さしで数種類のお菓子を選んで
詰めてもらって、計量してからお会計という流れなので、買い物は難しくありません。
私はだいたい500gくらい入る箱に4種類くらい詰めてもらって、1,600円程度だったと
思います。お土産はとっても好評だったので、何かドバイらしいもの、中東らしいものを
お土産に買って帰りたい!という方にはとってもとってもおすすめです♪
==================================================================
Al Samadi Sweets
(アル・サマディ・スイーツ)
●所在地:Murraqabat Street, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2697717
●営業時間:毎日 07:00〜24:00
==================================================================
スイーツを食べたからといって、デザートで終了ってわけではありません!
お次はシリアのアイスクリームを食べに行きまーす!
きれいなスイーツの専門店へ。
▼「Al Samadi Sweets(アル・サマディ・スイーツ)」
▼フードツアーのガイド、アヴラがお菓子についていろいろ説明をしてくれます。
▼これはナテフ(natef)というメレンゲのようなクリームで、カラビジ(karabij)
というクッキーにつけて食べます。格子模様に飾ってある抹茶色の粉は、
ピスタチオを細かく砕いたもの。アーモンドやカシューナッツなどもたっぷり。
このお店は特にそうなのですが、ドバイは本当に商品の並べ方や飾り付けが凝っていて
きれいなところが多く、見ているだけでもすごく楽しくなります♪
▼ナッツたっぷりのパイ菓子や、ちょっとカステラみたいな感じのお菓子も。
奥のカステラっぽく見えるお菓子は、バスブーサ(basbousa)または
ナムーラ(namoura)と呼ばれる中東や地中海沿岸地域でよく見られるケーキで、
セモリナ粉とバターで焼いたスポンジにシロップを染み込ませナッツを飾ったケーキ
だと思います。
▼ペストリー類もあります。ドバイの人はペストリー生地が好きなようで、
パイ菓子やクロワッサンやデニッシュの種類がほんとうに豊富。
▼たっぷりのナッツをパイ生地でくるんだお菓子。使っているナッツの種類別に
きれいにトレイに並べてあります。
▼これはボルマまたはブルマ(borma, burma)と呼ばれるお菓子で、細い麺を生地にして
シロップで甘く味付けをして、ナッツを巻いたもの。
これはピスタチオですが、他に松の実やカシューナッツなどもよく使われるようで、
Al Samadi Sweetsのメニューにはピスタチオと松の実のボルマがありました。
生地になっている細麺は、前のブログでご紹介した「クナーファ」というお菓子に
使われているものと同じで、生地自体もクナーファという名前です。
▼ショーケースの中にもいろいろな種類のクッキーがぎっしり!
▼お待ちかねの試食タイム♪ピスタチオたっぷりのブカジ(またはブカジュ、bukaj)という
お菓子。アラビア語で「包み」という意味だそうで、名前の通りパイ生地でナッツ類を
巾着袋のように包んでいます。かなり甘いのですが、パイのサクッと感、ナッツの
ザクザク感の2つの違う食感のおかげで、甘すぎにならずおいしく食べられます。
ブカジは、バクラワ(またはバクラヴァ、baklava)というお菓子と素材はまったく同じ、
形だけ違うバージョンで、バクラワの場合は生地でナッツを挟んで焼き上げ、
カットしてあります。バクラワを基本形に、形違いで名前が変わるお菓子は他にも
いくつもあるようです。形が結構重要なんですね。
▼カラビジ(karabij)というクッキーにナテフ(natef)をつけていただきます。
カラビジは、パスタにも使われるデュラム小麦を粗く挽いたセモリナ粉を生地に使い、
中にピスタチオをたっぷり詰めて俵型というか太くて短いソーセージみたいな形に
整えています。
ナテフはメレンゲのような非常にキメが細かくふわっと軽いクリームなのですが、卵ではなく、
ソープワート(soapwort、日本名シャボンソウ)というハーブの一種を原料としています。
このハーブを煮出した液にシロップとローズウォーターなどを混ぜて泡立てると
こんなふわっふわのメレンゲ状になるのだそうです。
シャボンソウとは言っても、石鹸が入っているわけではないのでご心配なく♪
▼カットしたどら焼きのように見えるのは、マームール(ma'amoul)というお菓子で、
中に挟んであるのはもちろんあんこではなく、デーツ(ナツメヤシ)のペーストです。
マームールはデーツ以外にもくるみやピスタチオなどいろいろなものを詰めるようですが、
ガイドのアヴラが書いてくれたメニューで「Ma'amoul Maadh」となっていたので、
これがデーツペーストを入れたものを指すのだと思います。アラビック・コーヒーと
一緒にいただきました。
アラビック・コーヒーは、現地ではガフワ(gahwa)と呼ばれています。
qahwaと書いてカフワと読むことの方が多いようですが、このブログではガイドのアヴラが
書いてくれた綴りを採用しています。
味は日本のものとはかなり違います。豆の炒りが浅く、カルダモンなどのスパイスと一緒に
煮出して作るので、スパイスの香りが非常に強く、人によっては苦手かもしれません。
お砂糖やミルクなどは入れず、そのままいただきます。カップはおちょこやぐい呑み程度の
大きさですし、なみなみとは注がず、少ししかいれないので、味見と思って
ぜひ一度試してみてください。
▼アラビック・コーヒーは注ぎ方にもお作法があって、ポットは左手で、持ち手を握る
のではなく、写真のように持ち手に手を通すのが正式なのだそう。
カップは注ぐときも、注いでもらったコーヒーを受け取るときにも、必ず右手で。←重要!
このときは写真を撮るためにテーブルの上に置きましたが、本来は受け取ったカップは
そのまま数口以内で飲み切るのが正しいマナーのようです。カップはテーブルに置かないので
もういらないというときには返すのですが、そのまま返すとお代わりを注いでくれるため、
お代わり不要の場合にはカップを左右に揺らして返せばOKです。
私は変わった味だなぁ〜と思いつつ、食べていたスイーツにはぴったりだったのでお代わりいただきました(・∀・)
私も含め、フードツアー参加者数名がここでお土産を購入しました。
プラスチックの箱をサイズ確認のために見せてもらい、指さしで数種類のお菓子を選んで
詰めてもらって、計量してからお会計という流れなので、買い物は難しくありません。
私はだいたい500gくらい入る箱に4種類くらい詰めてもらって、1,600円程度だったと
思います。お土産はとっても好評だったので、何かドバイらしいもの、中東らしいものを
お土産に買って帰りたい!という方にはとってもとってもおすすめです♪
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Al Samadi Sweets
(アル・サマディ・スイーツ)
●所在地:Murraqabat Street, Deira, Dubai, United Arab Emirates
(Google Mapで見る)
●電話番号:+971(0)4 2697717
●営業時間:毎日 07:00〜24:00
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スイーツを食べたからといって、デザートで終了ってわけではありません!
お次はシリアのアイスクリームを食べに行きまーす!
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