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- 迫力満点!漁港で水揚げを真上から見る
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エリア:
- 北海道>道東>知床・ウトロ・羅臼
- テーマ:街中・建物・景色 自然・植物
- 投稿日:2018/10/15 18:47
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世界自然遺産「知床」の入口にあたる斜里町ウトロ温泉の入口にある
ウトロ漁港では日本一の漁獲高を誇るサケやマスの水揚げの様子を
港にある建物の2階から自由に見学する事が可能だって知ってました?
ウトロ漁港で水揚げを待つサケマス定置網船
今回は行った時期もよくサケの水揚げを見る事が出来たのでご紹介します!
知床半島でオホーツク海側、斜里町〜知床岬までの間にあるサケマスの
定置網船は基本的にはすべてウトロ漁港に水揚げされるとの事で、セリの
始まる午前7時前後から続々と漁船が入港してきます。
よく見ると船によっては喫水線と呼ばれる水色の部分がわずかながら
見える船と完全に海中にある船があるのがわかりますか?
地元のガイドの方によると船が軽い時は喫水線が見えていて、重くなれば
なるほど船が沈むとの事で、それだけサケマスが沢山獲れた証との事!
喫水線が完全に沈んでいて重たそうな船はどこか誇らしげに帰ってくる
そうです^^
船が港につくとサケやマスでいっぱいになった船倉からクレーンと
大きなたも網を使って水揚げとなります。
先ほどの喫水線が完全に沈んだ船の船倉を上からのぞいてみると…
これでもか!というくらいに船いっぱいにサケマスが入っていました。
これだけ入ってると船も重たく沈むよな〜などと思っていると、いよいよ
水揚げの開始です。
網いっぱいのサケマスに交じって昨今はブリも水揚げされているとの事。
この画像にもかなり大きなブリが入っているんですがわかりますか?
そんな水揚げされた魚たちは漁師さんたちによって直ちに魚種ごとに
選別されて大きな桶に入れられていきます。
この作業がまた凄い!!
真上から見ているのでその漁獲量と選別するスピードに圧倒されました。
ここウトロではオスメスの区別はせずに大きさや大よその年齢によって
選別するとの事でした。
比較的若い銀毛、大きくて大人の風格が漂うブナなどが数人の漁師さんに
よってあっという間に選別されていく様子は本当に凄いとしか言葉になりません。
そんな迫力ある様子を水揚げが行われているウトロ漁港の2Fにある観覧
スペースから自由に見学する事が可能です。
朝の早い時間に水揚げとセリがあるので、宿泊して翌朝に散歩がてら港まで
歩いて水揚げを見学してから朝食タイム…なんてルートがおすすめですよ♪
世界自然遺産・知床も素晴らしいのですが、自分たちの生活にも関係する
サケやマスの水揚げ風景を間近で見るのもちょっと珍しい体験として
いかがですか!?
■ウトロ漁港水揚げ見学のお問い合わせは…
知床斜里町観光協会
住所:北海道斜里郡斜里町本町29-8
電話:0152-22-2125
HP:https://www.shiretoko.asia/
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