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- バルの聖地!サン・セバスティアンで絶景と美食を楽しむ
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>サン・セバスチャン
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 グルメ
- 投稿日:2016/06/20 21:28
- コメント(0)
美食で有名なスペイン・バスク地方の中でも、トップを走るのはサン・セバスティアン!ピンチョス発祥の地であり、バルの聖地!のん兵衛、食いしん坊なら、死ぬまでに一度は行っておきたい街!
また美食だけでなく、青々とした山に囲まれた風光明媚な景色も魅力のひとつ。昼間は海岸でキレイな景色を眺め、夜はバルを渡り歩く 、のがサン・セバスティアンの正しい楽しみ方。
=======
◆サン・セバスティアンへの行き方
=======
ビルバオからバスでアクセスするのが一般的。約1時間ほどで到着します。
本数も多いので、映画祭期間中など特別な時期を除けば、特に予約せずに利用できます。
なお、バスク地方へ行くと、各地名がバスク語表記になっていることが多くなります。
サン・セバスティアンはバスク語で「Donostia(ドノスティア)」。
バスの行き先表示もドノスティアになっているので、サンセバスティアンが見つからない!と慌てずに!
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◆サン・セバスティアンのホテル選び
=======
高級リゾート地であるサン・セバスティアンの宿泊代金は、他の都市に比べて高め。さらにコンチャ湾から近いほど高く、離れるほど安くなるのが基本。
安く済ませたいという方は海岸から離れたエリアで探しましょう。コンチャ海岸の端から端まで歩いても30分ほど。散歩気分で歩くのを楽しめるなら、どのエリアを選んでも特に大きな不便は感じないはずです(ガイドブックの地図に掲載されている範囲内に限る)。
人気バルが集まるのは旧市街と川を挟んだお隣グロス地区。遅くまで飲み・食べ歩いた後、すぐにホテルへ戻りたい方はそのエリアに宿を取りましょう。
=======
ホテルへチェックインしたら、まずは山へ登って、上からサン・セバスティアンの概要をつかむのがおすすめ!
コンチャ湾の両端にそびえる山は東にモンテ・ウルグル、西にモンテ・イゲルド。ぜひ両方に登って、景色の違いを楽しみましょう。
東側のモンテ・ウルグルの頂上へは整備された道を上って行きます。
こんな風にいくつものルートがあるので、歩いて登るのならサンタ・マリア教会の脇道から登るのが良さそうです(写真赤丸の場所)。
途中、眼下の海の青さを楽しんだり、小学校から聞こえる子供たちの声に耳を傾けたりしているとあっという間に頂上です。
なんと登山道の入口に小学校があるんです(写真の奥に写る建物)!この景色を毎日見られるなんて、贅沢!
頂上にはモタ城が残り、サン・セバスティアンの歴史を振り返る、簡単な博物館になっています(無料)。大きなキリスト像も!
お城の最上階へ上がれば、反対にそびえるイゲルド山や、コンチャ湾に浮かぶサンタ・クララ島、旧市街の街並みも楽しめます。
西側のモンテ・イゲルドの頂上へは、フニクラと呼ばれるケーブルカーで一気に行ってしまいましょう。
頂上からは、向いのウルグル山とコンチャ湾が一望できます!これぞサン・セバスティアン!という眺め。
ちなみにコンチャ湾のコンチャとは、バスク語およびスペイン語で「貝」という意味。貝殻のように丸い弧を描いた地形に由来します。
頂上には、レトロな雰囲気満載の遊園地が今も現役で、世界一眺めが良いんじゃないか!?という滑り台も!(残念ながら滑り台は営業停止中で挑戦できませんでしたが…)
頂上にはバルもあるので、冷たい生ビールを飲みながらコンチャ湾の絶景を楽しめます。残念ながらウルグル山にはお店ありません。
片道だけケーブルカーを利用し、下りは車道をのんびり歩いて戻ってくることも可能。徒歩20分ほどです。途中トンネルがあるので、そこは家の間にある階段を使ってください。トンネルを歩くのは危険ですので、歩行者向けのこの看板を目印に。
山からの眺めを楽しんだ後は、海からの眺めを楽しんでみましょう!コンチャ湾をぐるりと1週するクルーズ船が出ています。
乗り場は、水族館へ向かう途中の港。旧市街から水族館へ向かって歩いていると、こんなチケット売り場が見えてきます。
船からは、まさに風景に溶け込んだチジーダとオテイサの彫刻作品を眺めることもできます。
海ではスタンドアップパドルサーフィンを楽しむ人や
こんな「浮き島」で休憩する人も。
スペインでビーチと言えば!ひたすら、おしゃべりを楽しみながら海岸線を端から端まで歩き続ける人の多いこと!少し遠目に見ると、ミニチュア人形が動き続けているようで面白いので、ぜひ観察してみてくださいw
サンタ・クララ島にも近づきます。
続いて街をブラブラしてみましょう。
海岸沿いを歩いたり
港で遊ぶちびっこを眺めたり
彫刻を、あーでもこーでもないと言いながら激写してみたり
大聖堂で厳かな気持ちになってみたり
ちょっと目についたバルで一休みしたり(どこのバルに入っても大ハズレなし!)
名門ホテル「マリア・クリスティーナ」を眺めたり
高級リゾートらしい、きれいな街並みを楽しみましょう。
(写真の時間軸が、若干合っていないのはご容赦くださいw)
ちなみに夏のスペインは夜9時でも、まだこの明るさ!夜10時くらいにやっと暗くなります。
街歩きを楽しんだら、お待ちかねのバル巡り〜!
こちらはグロス地区にある人気店「Bergara(ベルガラ)」。
カウンターに並んだピンチョスの在庫が少ないのは、人気店の証!?
気になったピンチョスを指さし注文すればOKなので、言葉が分からなくも問題なし!CDをジャケ買いするように、見た目でビビッときたものをいくつかチョイス。
バスク名産のチャコリ(ワインの一種。微発砲で通常のワインよりアルコール度数が低め)も一緒に。
続いてこちらは旧市街にある老舗「La Vina(ラビーニャ)」。ピンチョスはもちろん、チーズケーキが大人気!
外まで人が溢れる人気店なので、カウンター前も注文待ちのお客さんでいっぱい。ここは焦らず、でもしっかり、テキパキ注文をさばくウエイターさんに視線を送ってアピールしましょう。
噂のチーズケーキはこちら!これで一人分!濃厚だけどサッパリで、ぺろりと食べられます。
そして、チャコリに合う!白ワインとチーズケーキ、相性抜群です。
このチャコリ、シードルと同じように、ボトルを高く掲げて、空気に触れさせながら注ぎます。目の前で注いでくれるので、お見逃しなく!
風光明媚で、ご飯が美味しい、サン・セバスティアン♪ぜひ、夏のバカンスシーズン(6〜9月頃)に訪れてみてくださいね!
また美食だけでなく、青々とした山に囲まれた風光明媚な景色も魅力のひとつ。昼間は海岸でキレイな景色を眺め、夜はバルを渡り歩く 、のがサン・セバスティアンの正しい楽しみ方。
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◆サン・セバスティアンへの行き方
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ビルバオからバスでアクセスするのが一般的。約1時間ほどで到着します。
本数も多いので、映画祭期間中など特別な時期を除けば、特に予約せずに利用できます。
なお、バスク地方へ行くと、各地名がバスク語表記になっていることが多くなります。
サン・セバスティアンはバスク語で「Donostia(ドノスティア)」。
バスの行き先表示もドノスティアになっているので、サンセバスティアンが見つからない!と慌てずに!
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◆サン・セバスティアンのホテル選び
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高級リゾート地であるサン・セバスティアンの宿泊代金は、他の都市に比べて高め。さらにコンチャ湾から近いほど高く、離れるほど安くなるのが基本。
安く済ませたいという方は海岸から離れたエリアで探しましょう。コンチャ海岸の端から端まで歩いても30分ほど。散歩気分で歩くのを楽しめるなら、どのエリアを選んでも特に大きな不便は感じないはずです(ガイドブックの地図に掲載されている範囲内に限る)。
人気バルが集まるのは旧市街と川を挟んだお隣グロス地区。遅くまで飲み・食べ歩いた後、すぐにホテルへ戻りたい方はそのエリアに宿を取りましょう。
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ホテルへチェックインしたら、まずは山へ登って、上からサン・セバスティアンの概要をつかむのがおすすめ!
コンチャ湾の両端にそびえる山は東にモンテ・ウルグル、西にモンテ・イゲルド。ぜひ両方に登って、景色の違いを楽しみましょう。
東側のモンテ・ウルグルの頂上へは整備された道を上って行きます。
こんな風にいくつものルートがあるので、歩いて登るのならサンタ・マリア教会の脇道から登るのが良さそうです(写真赤丸の場所)。
途中、眼下の海の青さを楽しんだり、小学校から聞こえる子供たちの声に耳を傾けたりしているとあっという間に頂上です。
なんと登山道の入口に小学校があるんです(写真の奥に写る建物)!この景色を毎日見られるなんて、贅沢!
頂上にはモタ城が残り、サン・セバスティアンの歴史を振り返る、簡単な博物館になっています(無料)。大きなキリスト像も!
お城の最上階へ上がれば、反対にそびえるイゲルド山や、コンチャ湾に浮かぶサンタ・クララ島、旧市街の街並みも楽しめます。
西側のモンテ・イゲルドの頂上へは、フニクラと呼ばれるケーブルカーで一気に行ってしまいましょう。
頂上からは、向いのウルグル山とコンチャ湾が一望できます!これぞサン・セバスティアン!という眺め。
ちなみにコンチャ湾のコンチャとは、バスク語およびスペイン語で「貝」という意味。貝殻のように丸い弧を描いた地形に由来します。
頂上には、レトロな雰囲気満載の遊園地が今も現役で、世界一眺めが良いんじゃないか!?という滑り台も!(残念ながら滑り台は営業停止中で挑戦できませんでしたが…)
頂上にはバルもあるので、冷たい生ビールを飲みながらコンチャ湾の絶景を楽しめます。残念ながらウルグル山にはお店ありません。
片道だけケーブルカーを利用し、下りは車道をのんびり歩いて戻ってくることも可能。徒歩20分ほどです。途中トンネルがあるので、そこは家の間にある階段を使ってください。トンネルを歩くのは危険ですので、歩行者向けのこの看板を目印に。
山からの眺めを楽しんだ後は、海からの眺めを楽しんでみましょう!コンチャ湾をぐるりと1週するクルーズ船が出ています。
乗り場は、水族館へ向かう途中の港。旧市街から水族館へ向かって歩いていると、こんなチケット売り場が見えてきます。
船からは、まさに風景に溶け込んだチジーダとオテイサの彫刻作品を眺めることもできます。
海ではスタンドアップパドルサーフィンを楽しむ人や
こんな「浮き島」で休憩する人も。
スペインでビーチと言えば!ひたすら、おしゃべりを楽しみながら海岸線を端から端まで歩き続ける人の多いこと!少し遠目に見ると、ミニチュア人形が動き続けているようで面白いので、ぜひ観察してみてくださいw
サンタ・クララ島にも近づきます。
続いて街をブラブラしてみましょう。
海岸沿いを歩いたり
港で遊ぶちびっこを眺めたり
彫刻を、あーでもこーでもないと言いながら激写してみたり
大聖堂で厳かな気持ちになってみたり
ちょっと目についたバルで一休みしたり(どこのバルに入っても大ハズレなし!)
名門ホテル「マリア・クリスティーナ」を眺めたり
高級リゾートらしい、きれいな街並みを楽しみましょう。
(写真の時間軸が、若干合っていないのはご容赦くださいw)
ちなみに夏のスペインは夜9時でも、まだこの明るさ!夜10時くらいにやっと暗くなります。
街歩きを楽しんだら、お待ちかねのバル巡り〜!
こちらはグロス地区にある人気店「Bergara(ベルガラ)」。
カウンターに並んだピンチョスの在庫が少ないのは、人気店の証!?
気になったピンチョスを指さし注文すればOKなので、言葉が分からなくも問題なし!CDをジャケ買いするように、見た目でビビッときたものをいくつかチョイス。
バスク名産のチャコリ(ワインの一種。微発砲で通常のワインよりアルコール度数が低め)も一緒に。
続いてこちらは旧市街にある老舗「La Vina(ラビーニャ)」。ピンチョスはもちろん、チーズケーキが大人気!
外まで人が溢れる人気店なので、カウンター前も注文待ちのお客さんでいっぱい。ここは焦らず、でもしっかり、テキパキ注文をさばくウエイターさんに視線を送ってアピールしましょう。
噂のチーズケーキはこちら!これで一人分!濃厚だけどサッパリで、ぺろりと食べられます。
そして、チャコリに合う!白ワインとチーズケーキ、相性抜群です。
このチャコリ、シードルと同じように、ボトルを高く掲げて、空気に触れさせながら注ぎます。目の前で注いでくれるので、お見逃しなく!
風光明媚で、ご飯が美味しい、サン・セバスティアン♪ぜひ、夏のバカンスシーズン(6〜9月頃)に訪れてみてくださいね!
- 対岸はフランス!国境の可愛らしい町・オンダリビアで新鮮な魚介類を味わおう
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>サン・セバスチャン
- ヨーロッパ>スペイン>スペインその他の都市
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 グルメ
- 投稿日:2016/06/20 21:07
- コメント(0)
国境の町オンダリビアは、美食で有名なサン・セバスティアンからバスで40分ほど。サン・セバスティアンからの日帰りも可能で、サン・セバスティアン空港はこの町にあります。
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◆オンダリビアへの行き方
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サン・セバスティアンから「E21」のバスで40分ほど。ほかにもオンダリビアへ行くバスはありますが、E21が一番短い所要時間で到着します。
運航は1時間に1本。乗り場はPlazama de Gipuzkoaにあります。最新の時刻表は現地インフォメーションで確認を。
なお、オンダリビアからサン・セバスティアンへ戻ってくるバスの行き先は、サン・セバスティアンではなく、バスク語のDonostia(ドノスティア)と表記されているので気を付けて。
▼サン・セバスティアン発オンダリビア行のバス乗り場
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◆オンダリビアのホテル選び
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サン・セバスティアンから日帰りで訪れる人が多いオンダリビアですが、日程に余裕があれば是非パラドールで1泊を。
パラドールのテラスからオンダリビアの街並みと対岸のフランス領を一望できるのは、宿泊者だけの特権です!
=======
バスを降りて海岸沿いをプラプラしていると、持っていたスマートフォンに「ようこそフランスへ」というメッセージが!その後、海岸沿いを離れてまた町の中へ戻ると、今度は「ようこそスペインへ」というメッセージが!国境なんですね。
オンダリビアは、徒歩で十分に回れるほどの小さな町ですが、魅力いっぱい!
まず町並みが可愛らしい!昔ながらの建物が多いからか、背の低い建物が多く、赤い屋根やペンキで塗られた窓枠が相まって、昔話の世界に入り込んだような雰囲気。
夕食時になると、バル街も賑わい始めます。
警察官はバスクの伝統・ベレー帽を被ってお仕事中。
港を少し離れた旧市街に入ると、また雰囲気が変わります。
パラドールも旧市街に。テラスには宿泊者しか出られませんが、カフェは誰でも利用できます。
宿泊者限定のテラスはこちら(下から)。
次に、おしゃれなお店が多い!フランスに近いからか?素敵なディスプレイをしたお店が並んでいます。お値段は、ちょっと高めでしたが、眺めるだけでも楽しい♪バスク伝統のカゴや雑貨を売るお店もあります。
私は、バスクカラー+バスクのシンボルマークをあしらったキーホルダーをお土産に買いました♪
靴底まで凝っているんですよ!
そしてなんと言っても、新鮮な魚介類を味わえる!人気店、その名も「漁業組合(La Hermandad de Pescadores)」に行ってきました。海岸から1本入った通り沿いの青い庇が目印!
名物の魚で出汁を取ったスープ(La Sopa de Pescados)は優しい味。素材のうま味が凝縮された感じ!旅行で疲れた胃も優しく包み込んでくれます。
さらにメルルーサのバスク風ソースがけ(Merluza a la Vasca)も注文。メルルーサはタラの一種で、スペインでよく食べられます。バスク風ソースとは、スペイン料理にお馴染みのオリーブオイル、ニンニクなどにパセリを加えた緑色のソース。あまり日本では見かけない色をしていますが、パセリパセリしていることもなく、美味しいですよ!
メニューに書かれたもの以外に、本日のおすすめが書かれた紙も忘れずにチェックを!
この日のおすすめはこちら、エビのオイル焼き(Gambon a la plancha)でした。
さらに!別紙メニューに書かれていないもので、今日獲れました!という食材もあるそう。食べたいものがメニューになくてもダメ元で聞いてみましょう。
私が訪れたときには、メニューになかったNavajas(ナバハス/マテ貝)がありました!これもオリーブオイルとニンニクで味付けたシンプルなもの。美味でした♪
トラベルコスタッフの超私的意見ですが、スペインに行ったら絶対ナバハス食べてください!美味しいです!今日は仕入れていないんだ、という場合も多いので、巡り合ったら迷わず食べましょう!(ブログ書いていたら、また食べたくなりました…w)
注文に迷ってしまったら、店員さんに相談を。陽気で優しいスタッフがおすすめを教えてくれます♪そしてなんと!日本語メニューもありました!
この後さらにデザートまで味わいたかったのですが、サン・セバスティアンへ戻る最終バスの時間がきてしまったため断念しました…
オンダリビアからサン・セバスティアン行きの最終バスはE20の22:10発。サン・クリストバル広場近くのバス停から出発します。
▼オンダリビア発サン・セバスティアン行のバス乗り場
日帰りだけど、夕食まで味わってから帰りたい!という方は参考にしてみてください。最終バスはAma Guadalupekoaから出発します。※E21の最終はもっと早い時間なので要注意!最新の情報は現地でご確認ください。
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◆オンダリビアへの行き方
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サン・セバスティアンから「E21」のバスで40分ほど。ほかにもオンダリビアへ行くバスはありますが、E21が一番短い所要時間で到着します。
運航は1時間に1本。乗り場はPlazama de Gipuzkoaにあります。最新の時刻表は現地インフォメーションで確認を。
なお、オンダリビアからサン・セバスティアンへ戻ってくるバスの行き先は、サン・セバスティアンではなく、バスク語のDonostia(ドノスティア)と表記されているので気を付けて。
▼サン・セバスティアン発オンダリビア行のバス乗り場
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◆オンダリビアのホテル選び
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サン・セバスティアンから日帰りで訪れる人が多いオンダリビアですが、日程に余裕があれば是非パラドールで1泊を。
パラドールのテラスからオンダリビアの街並みと対岸のフランス領を一望できるのは、宿泊者だけの特権です!
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バスを降りて海岸沿いをプラプラしていると、持っていたスマートフォンに「ようこそフランスへ」というメッセージが!その後、海岸沿いを離れてまた町の中へ戻ると、今度は「ようこそスペインへ」というメッセージが!国境なんですね。
オンダリビアは、徒歩で十分に回れるほどの小さな町ですが、魅力いっぱい!
まず町並みが可愛らしい!昔ながらの建物が多いからか、背の低い建物が多く、赤い屋根やペンキで塗られた窓枠が相まって、昔話の世界に入り込んだような雰囲気。
夕食時になると、バル街も賑わい始めます。
警察官はバスクの伝統・ベレー帽を被ってお仕事中。
港を少し離れた旧市街に入ると、また雰囲気が変わります。
パラドールも旧市街に。テラスには宿泊者しか出られませんが、カフェは誰でも利用できます。
宿泊者限定のテラスはこちら(下から)。
次に、おしゃれなお店が多い!フランスに近いからか?素敵なディスプレイをしたお店が並んでいます。お値段は、ちょっと高めでしたが、眺めるだけでも楽しい♪バスク伝統のカゴや雑貨を売るお店もあります。
私は、バスクカラー+バスクのシンボルマークをあしらったキーホルダーをお土産に買いました♪
靴底まで凝っているんですよ!
そしてなんと言っても、新鮮な魚介類を味わえる!人気店、その名も「漁業組合(La Hermandad de Pescadores)」に行ってきました。海岸から1本入った通り沿いの青い庇が目印!
名物の魚で出汁を取ったスープ(La Sopa de Pescados)は優しい味。素材のうま味が凝縮された感じ!旅行で疲れた胃も優しく包み込んでくれます。
さらにメルルーサのバスク風ソースがけ(Merluza a la Vasca)も注文。メルルーサはタラの一種で、スペインでよく食べられます。バスク風ソースとは、スペイン料理にお馴染みのオリーブオイル、ニンニクなどにパセリを加えた緑色のソース。あまり日本では見かけない色をしていますが、パセリパセリしていることもなく、美味しいですよ!
メニューに書かれたもの以外に、本日のおすすめが書かれた紙も忘れずにチェックを!
この日のおすすめはこちら、エビのオイル焼き(Gambon a la plancha)でした。
さらに!別紙メニューに書かれていないもので、今日獲れました!という食材もあるそう。食べたいものがメニューになくてもダメ元で聞いてみましょう。
私が訪れたときには、メニューになかったNavajas(ナバハス/マテ貝)がありました!これもオリーブオイルとニンニクで味付けたシンプルなもの。美味でした♪
トラベルコスタッフの超私的意見ですが、スペインに行ったら絶対ナバハス食べてください!美味しいです!今日は仕入れていないんだ、という場合も多いので、巡り合ったら迷わず食べましょう!(ブログ書いていたら、また食べたくなりました…w)
注文に迷ってしまったら、店員さんに相談を。陽気で優しいスタッフがおすすめを教えてくれます♪そしてなんと!日本語メニューもありました!
この後さらにデザートまで味わいたかったのですが、サン・セバスティアンへ戻る最終バスの時間がきてしまったため断念しました…
オンダリビアからサン・セバスティアン行きの最終バスはE20の22:10発。サン・クリストバル広場近くのバス停から出発します。
▼オンダリビア発サン・セバスティアン行のバス乗り場
日帰りだけど、夕食まで味わってから帰りたい!という方は参考にしてみてください。最終バスはAma Guadalupekoaから出発します。※E21の最終はもっと早い時間なので要注意!最新の情報は現地でご確認ください。
- 美食とアートの街!バスクの中心都市ビルバオ
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>ビルバオ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/06/20 20:41
- コメント(0)
この近未来的な建物に見覚えはありませんか?この有名なグッゲンハイム美術館があるのが、スペイン北部バスク地方の中心都市、ビルバオです。
国際空港があり、バスク地方の玄関口でもあるビルバオ。バスク地方を訪れるなら、ビルバオを拠点に計画すると効率良く回れるはず。
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◆ビルバオへの行き方
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ビルバオまでは、マドリードから飛行機で約1時間、バス・鉄道では約5時間の距離。バルセロナからは、同じく飛行くで約1時間、バスでは約8時間半、鉄道では約6時間半です。
マドリードやバルセロナ、サン・セバスティアンなどを結ぶ、長距離バスが発着するのは、中心部から少し離れたバスセンター。ビルバオ拠点の人気サッカーチーム「アスレティック・ビルバオ」の本拠地であるサン・マメス・スタジアムの近くにあり、地下鉄サン・マメス駅から徒歩すぐです。
ビルバオ空港からのバスや、近郊のゲルニカ、サンフアン・デ・ガステルガチェ行きのバスは、新市街の中心モユア広場から発着します。
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◆ビルバオでのホテル選び
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ビルバオ新市街の中央に位置するモユア広場や、新市街と旧市街の境に位置するアバンド周辺がおすすめ。
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まずはビルバオのシンボルを見てみましょう!このグニャグニャした銀色の建物、グッゲンハイム美術館。建物自体がアートなので、館内の豊富な作品と合わせて、外観もじっくり楽しみましょう。
玄関前に鎮座するカラフルなワンちゃんもお見逃しなく!勝手に目に入ってくる大きさですが!w
ワンちゃんを背景に記念撮影をしようとする人でいつも賑わっていますが、タイミングを狙ってベストショットを撮ってくださいね!
観察した結果、わんこから適度に距離を取り、カメラに近づいて撮るのが良さそうです。あんまり、わんこに近づくと、そのカラフルさで見事に紛れてしまう予感がします…
そしてこの子、後姿もかわいいんです!こちらも必見です!
ビルバオには、この他にも世界的建築家が設計した建物がたくさん!歩いて回れる距離にあるので、建築巡りを楽しみましょう。
日本人建築家・磯崎新氏が手がけたIsozaki Towerもあります。通りがかった不動産屋さんのチラシによると、お家賃は月々1,500ユーロ〜だそうです。
Isozaki Towerの先に見えるのは、ビルバオ・ロユ空港も手掛けた、カラトラバ設計のスビスリ橋。曲線が美しい、歩行者専用橋です。
グッゲンハイム美術館の向かいにあるのはグラン・ホテル・ドミネ。スペイン人デザイナー、ハビエル・マリスカルが手がけた、きらきら反射する外観が特徴的。内部のオブジェも彼の作品。
このホテル、客室のテラスから望むのは「グッゲンハイム美術館ビュー」!朝から晩にかけて、反射する光具合で変わる様子をじっくり楽しむにはベストポジションです!
こちらはアメリカ人建築家、ロバート・スターン設計のショッピングモール、スビアルテ・モール。中は吹き抜けになっています。
そしてビルバオの街で何度も出くわすガラス張りのこちら!地下鉄の入口はイギリスのノーマン・フォスターが設計したもの。
中から見るとこんな感じになっています。
地下鉄に加えて、市民の足として大活躍中の路面電車も緑色でおしゃれです。
新市街とは全く違う雰囲気のビルバオ旧市街散策も忘れずに。細い路地が入り組み、レトロな雰囲気がまた可愛い!
新市街と旧市街の間には、ビルバオ川が流れています。
この他、有名建築家の作品ではなくても、街全体が「きちんと」しているな、という印象を受けました。
そして、バスクと言えば美食!美食の街としてはサン・セバスティアンが有名ですが、ビルバオも負けていません!
ピンチョス発祥のバスク地方らしく、美味しそうなピンチョスが並んだバルがたくさん!マドリードなど、スペインの他のエリアからバスク地方へやってくると、バルに並ぶものの違いに驚きます。
まず朝からピンチョスが並んでいる!マドリードでは朝食の大定番「Napolitana(チョコを挟んだデニッシュパン)」が置いてない!
朝食と言えば、スペインのバルへ行ったら、ぜひ「オレンジジュース(zumo de naranja/スーモデナランハ)」を頼んでみてください!
その場でオレンジひとつをまるまる使って、果汁100%の新鮮な生ジュースを作ってくれます。
こちらは90年近くビルバオ市民に愛されている人気店「La Vina del Ensanche(ラ・ビーニャ・デル・エンサンチェ)」。迷ったら、まずはこちらへ。間違いありません。
世界最高と言われるホセリート社の生ハム♪
一人分仕様になったスペインオムレツ(Tortilla de patatas/トルティージャ・デ・パタタス)。
お隣は食材が購入できるショップになっています。
こちらはブラブラしていたら、たまたま通りがかったお菓子屋さん。どうやら有名店のようです。「Nietos De Martina Zuricalday」
美味しそうにずらりと並ぶお菓子、菓子パンの数々にいくつも頼もうとしたら、店員さんに「このくらいが良いわよ」と止められましたw
こんな感じに包んでくれるので、
これを持って公園に行くのもおすすめ!
スペイン名物(?)の綿毛も大量に飛び回っておりました。こんなに、こんもり積もった綿毛、私は日本では見たことがありません。
綿毛攻撃に気を付けつつ(?)、ビルバオでアートと美食をたっぷり堪能しましょう♪
国際空港があり、バスク地方の玄関口でもあるビルバオ。バスク地方を訪れるなら、ビルバオを拠点に計画すると効率良く回れるはず。
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◆ビルバオへの行き方
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ビルバオまでは、マドリードから飛行機で約1時間、バス・鉄道では約5時間の距離。バルセロナからは、同じく飛行くで約1時間、バスでは約8時間半、鉄道では約6時間半です。
マドリードやバルセロナ、サン・セバスティアンなどを結ぶ、長距離バスが発着するのは、中心部から少し離れたバスセンター。ビルバオ拠点の人気サッカーチーム「アスレティック・ビルバオ」の本拠地であるサン・マメス・スタジアムの近くにあり、地下鉄サン・マメス駅から徒歩すぐです。
ビルバオ空港からのバスや、近郊のゲルニカ、サンフアン・デ・ガステルガチェ行きのバスは、新市街の中心モユア広場から発着します。
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◆ビルバオでのホテル選び
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ビルバオ新市街の中央に位置するモユア広場や、新市街と旧市街の境に位置するアバンド周辺がおすすめ。
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まずはビルバオのシンボルを見てみましょう!このグニャグニャした銀色の建物、グッゲンハイム美術館。建物自体がアートなので、館内の豊富な作品と合わせて、外観もじっくり楽しみましょう。
玄関前に鎮座するカラフルなワンちゃんもお見逃しなく!勝手に目に入ってくる大きさですが!w
ワンちゃんを背景に記念撮影をしようとする人でいつも賑わっていますが、タイミングを狙ってベストショットを撮ってくださいね!
観察した結果、わんこから適度に距離を取り、カメラに近づいて撮るのが良さそうです。あんまり、わんこに近づくと、そのカラフルさで見事に紛れてしまう予感がします…
そしてこの子、後姿もかわいいんです!こちらも必見です!
ビルバオには、この他にも世界的建築家が設計した建物がたくさん!歩いて回れる距離にあるので、建築巡りを楽しみましょう。
日本人建築家・磯崎新氏が手がけたIsozaki Towerもあります。通りがかった不動産屋さんのチラシによると、お家賃は月々1,500ユーロ〜だそうです。
Isozaki Towerの先に見えるのは、ビルバオ・ロユ空港も手掛けた、カラトラバ設計のスビスリ橋。曲線が美しい、歩行者専用橋です。
グッゲンハイム美術館の向かいにあるのはグラン・ホテル・ドミネ。スペイン人デザイナー、ハビエル・マリスカルが手がけた、きらきら反射する外観が特徴的。内部のオブジェも彼の作品。
このホテル、客室のテラスから望むのは「グッゲンハイム美術館ビュー」!朝から晩にかけて、反射する光具合で変わる様子をじっくり楽しむにはベストポジションです!
こちらはアメリカ人建築家、ロバート・スターン設計のショッピングモール、スビアルテ・モール。中は吹き抜けになっています。
そしてビルバオの街で何度も出くわすガラス張りのこちら!地下鉄の入口はイギリスのノーマン・フォスターが設計したもの。
中から見るとこんな感じになっています。
地下鉄に加えて、市民の足として大活躍中の路面電車も緑色でおしゃれです。
新市街とは全く違う雰囲気のビルバオ旧市街散策も忘れずに。細い路地が入り組み、レトロな雰囲気がまた可愛い!
新市街と旧市街の間には、ビルバオ川が流れています。
この他、有名建築家の作品ではなくても、街全体が「きちんと」しているな、という印象を受けました。
そして、バスクと言えば美食!美食の街としてはサン・セバスティアンが有名ですが、ビルバオも負けていません!
ピンチョス発祥のバスク地方らしく、美味しそうなピンチョスが並んだバルがたくさん!マドリードなど、スペインの他のエリアからバスク地方へやってくると、バルに並ぶものの違いに驚きます。
まず朝からピンチョスが並んでいる!マドリードでは朝食の大定番「Napolitana(チョコを挟んだデニッシュパン)」が置いてない!
朝食と言えば、スペインのバルへ行ったら、ぜひ「オレンジジュース(zumo de naranja/スーモデナランハ)」を頼んでみてください!
その場でオレンジひとつをまるまる使って、果汁100%の新鮮な生ジュースを作ってくれます。
こちらは90年近くビルバオ市民に愛されている人気店「La Vina del Ensanche(ラ・ビーニャ・デル・エンサンチェ)」。迷ったら、まずはこちらへ。間違いありません。
世界最高と言われるホセリート社の生ハム♪
一人分仕様になったスペインオムレツ(Tortilla de patatas/トルティージャ・デ・パタタス)。
お隣は食材が購入できるショップになっています。
こちらはブラブラしていたら、たまたま通りがかったお菓子屋さん。どうやら有名店のようです。「Nietos De Martina Zuricalday」
美味しそうにずらりと並ぶお菓子、菓子パンの数々にいくつも頼もうとしたら、店員さんに「このくらいが良いわよ」と止められましたw
こんな感じに包んでくれるので、
これを持って公園に行くのもおすすめ!
スペイン名物(?)の綿毛も大量に飛び回っておりました。こんなに、こんもり積もった綿毛、私は日本では見たことがありません。
綿毛攻撃に気を付けつつ(?)、ビルバオでアートと美食をたっぷり堪能しましょう♪
- スペインで最も美しい風景!サンフアン・デ・ガステルガチェ
-
エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>ビルバオ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色
- 投稿日:2016/06/20 18:04
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「スペインで最も美しい風景」に選ばれたこともあり、「スペインの万里の長城」とも言われる、サンフアン・デ・ガステルガチェ。まだまだ知られていない今こそ行っておきたい絶景スポット!
同じように島に建つ、モンサンミッシェルにちょっと似ているかも!?
スペイン北部、ビスケー湾に突き出た小さな島の頂上に続く230段以上もある階段を上っていくと、そこに静かに佇むサンフアン・デ・ガステルガチェ教会へたどり着きます。
石造りの階段が頂上まで続く様子には、何か神聖なものを感じますね。
そして、この頂上の教会で鐘を3回鳴らすと願いが叶うとか!?
3回1セットで、何度も鳴らしている人もいました。w
階段にたどり着くまでの山道も含めると軽いハイキングくらいになりますが、それだけの価値はあります!
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◆サンフアン・デ・ガステルガチェへの行き方
=======
ビルバオからバスで約1時間。行き方はオン/オフシーズンによって異なります。※いつからオン/オフシーズンに切り替わるのかは現地の観光案内所で確認されることをおすすめします!バスの運転手さんも、うっかり忘れていることがあります^^;
▼バス停の位置はこちら
1)オンシーズンは毎時40分発「A3517」のバスで乗り換えなし
こちらは簡単!ビルバオの中心、Plaza de Moyua(モユア広場)にあるDeutsche銀行の前からA3517のバスに乗車し、Gaztelubegi(ガステルベキ)で下車すると、ガステルガチェへの入口に到着します。あとは階段を目指すだけ。
バス停には特に目印がなく不安になりますが、時間になると緑色のバスがやってきます。
乗車時に「ガステルガチェへ行きたい」と運転手さんへ伝えておくと安心です。
こんなバス。
2)オフシーズンは毎時30分発「A3518」のバスでBakio(バキオ)まで行って乗合タクシーに乗り換え
オフシーズンはA3517のバスが、ガステルガチェの最寄りに停車しないそう。A3518のバスで近くの町バキオまで向かい、そこから乗合タクシーを利用して向かいます。
A3518は、A3517が止まる場所から横断歩道を渡ったところにある別の銀行、Caixa銀行の前から出発します。
こちらも特にバス停らしいものがなく不安になりますが、時間になると同じように緑色のバスがやってきますのでご安心を。
乗車時に「ガステルガチェへ行きたい」と運転手さんへ伝えておきましょう。
A3518で終点のバキオまで到着したら、バスを降りた場所で乗合タクシーを待ちます。本当に普通のバンがやってきますが、TAXIと書かれているので分かります。
本当に普通の乗用車です。
このタクシー、2時間に1本程度しかないので、バス停に着いたら向かいにある案内所またはバスの運転手さんに時間を確認しておきましょう。
ーーーーーーー
タクシーまでの待ち時間があったら、徒歩30秒のビーチでのんびり過ごしましょう♪こちらもキレイな景色を楽しめます。
ーーーーーーー
タクシーに乗ったら料金(1.3ユーロ)を支払い、運転手さんにガステルガチェに行きたいと伝えれば、5分ほどで到着します。
下りる際には、帰りのタクシーの時間を確認し、それに合わせて戻りましょう。乗り場は、下りた場所の反対側(反対車線)です。
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ガステルガチェの入口に到着したら、数軒のレストランが集まる場所を目指して坂道を下ります。
Gaztelugatxeと書かれた看板が出てくるので、それに従って進んでください。
整備されてはいますが、かなり高低差のある階段になっているので、焦らずゆっくり転ばないように進みましょう。
山道を下りて行くと、一気に視界が開けて、目的地サンフアン・デ・ガステルガチェが遠くに見えてきます。
ビスケー湾の様子もキレイです。
あとは頂上を目指して、ひたすら階段を上るのみ。入口から頂上まで、だいたい30分くらいで到着します。
遠目に、ついさっき後にしたバキオのビーチを眺めたりしながら階段を上りきると、小さな教会と絶景が待っています!
願い事を思いながら鐘を3回鳴らしたらミッション完了!
あとは他の人が鳴らす鐘の音を聞きながら、の〜んびりビスケー湾を眺めていると、いつまでも座っていたい衝動にかられますよ。
景色を堪能したら、来た道を戻らなければいけません。やってくるときにすれ違った、上りの皆さんの険しい表情を思い出した私は、もっと緩やかな車道を歩いて戻ってみることにしました!
だいぶ遠回りになりますが、ガステルガチェ全体をキレイに見渡すには絶好のスポットでした!倍の時間かかりますので、時間には余裕を持ってチャレンジしてください!山道に入らず、車で通る道を直進すればOKです。
とにかく絶景!キレイ!ずっと見ていられる美しさ!なので、ぜひ多くの方に感動を味わってほしいです!
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◆さらにゲルニカまで
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ガステルガチェを堪能したら、バキオに戻らず、到着したときと同じ方向にさらに進んでBarmeo(バルメロ)まで行き、そこからゲルニカへ向かうことも可能です。
ゲルニカはスペイン内戦中、ナチスドイツ軍による無差別爆撃によって多くの市民が犠牲になった町。有名な絵画「ゲルニカ」は、この悲しいニュースを知ったピカソが描きあげたものです。
小さな町ですが、戦争と平和を改めて考えさせられる場所として、ぜひ訪れておきたい場所です。
同じように島に建つ、モンサンミッシェルにちょっと似ているかも!?
スペイン北部、ビスケー湾に突き出た小さな島の頂上に続く230段以上もある階段を上っていくと、そこに静かに佇むサンフアン・デ・ガステルガチェ教会へたどり着きます。
石造りの階段が頂上まで続く様子には、何か神聖なものを感じますね。
そして、この頂上の教会で鐘を3回鳴らすと願いが叶うとか!?
3回1セットで、何度も鳴らしている人もいました。w
階段にたどり着くまでの山道も含めると軽いハイキングくらいになりますが、それだけの価値はあります!
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◆サンフアン・デ・ガステルガチェへの行き方
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ビルバオからバスで約1時間。行き方はオン/オフシーズンによって異なります。※いつからオン/オフシーズンに切り替わるのかは現地の観光案内所で確認されることをおすすめします!バスの運転手さんも、うっかり忘れていることがあります^^;
▼バス停の位置はこちら
1)オンシーズンは毎時40分発「A3517」のバスで乗り換えなし
こちらは簡単!ビルバオの中心、Plaza de Moyua(モユア広場)にあるDeutsche銀行の前からA3517のバスに乗車し、Gaztelubegi(ガステルベキ)で下車すると、ガステルガチェへの入口に到着します。あとは階段を目指すだけ。
バス停には特に目印がなく不安になりますが、時間になると緑色のバスがやってきます。
乗車時に「ガステルガチェへ行きたい」と運転手さんへ伝えておくと安心です。
こんなバス。
2)オフシーズンは毎時30分発「A3518」のバスでBakio(バキオ)まで行って乗合タクシーに乗り換え
オフシーズンはA3517のバスが、ガステルガチェの最寄りに停車しないそう。A3518のバスで近くの町バキオまで向かい、そこから乗合タクシーを利用して向かいます。
A3518は、A3517が止まる場所から横断歩道を渡ったところにある別の銀行、Caixa銀行の前から出発します。
こちらも特にバス停らしいものがなく不安になりますが、時間になると同じように緑色のバスがやってきますのでご安心を。
乗車時に「ガステルガチェへ行きたい」と運転手さんへ伝えておきましょう。
A3518で終点のバキオまで到着したら、バスを降りた場所で乗合タクシーを待ちます。本当に普通のバンがやってきますが、TAXIと書かれているので分かります。
本当に普通の乗用車です。
このタクシー、2時間に1本程度しかないので、バス停に着いたら向かいにある案内所またはバスの運転手さんに時間を確認しておきましょう。
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タクシーまでの待ち時間があったら、徒歩30秒のビーチでのんびり過ごしましょう♪こちらもキレイな景色を楽しめます。
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タクシーに乗ったら料金(1.3ユーロ)を支払い、運転手さんにガステルガチェに行きたいと伝えれば、5分ほどで到着します。
下りる際には、帰りのタクシーの時間を確認し、それに合わせて戻りましょう。乗り場は、下りた場所の反対側(反対車線)です。
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ガステルガチェの入口に到着したら、数軒のレストランが集まる場所を目指して坂道を下ります。
Gaztelugatxeと書かれた看板が出てくるので、それに従って進んでください。
整備されてはいますが、かなり高低差のある階段になっているので、焦らずゆっくり転ばないように進みましょう。
山道を下りて行くと、一気に視界が開けて、目的地サンフアン・デ・ガステルガチェが遠くに見えてきます。
ビスケー湾の様子もキレイです。
あとは頂上を目指して、ひたすら階段を上るのみ。入口から頂上まで、だいたい30分くらいで到着します。
遠目に、ついさっき後にしたバキオのビーチを眺めたりしながら階段を上りきると、小さな教会と絶景が待っています!
願い事を思いながら鐘を3回鳴らしたらミッション完了!
あとは他の人が鳴らす鐘の音を聞きながら、の〜んびりビスケー湾を眺めていると、いつまでも座っていたい衝動にかられますよ。
景色を堪能したら、来た道を戻らなければいけません。やってくるときにすれ違った、上りの皆さんの険しい表情を思い出した私は、もっと緩やかな車道を歩いて戻ってみることにしました!
だいぶ遠回りになりますが、ガステルガチェ全体をキレイに見渡すには絶好のスポットでした!倍の時間かかりますので、時間には余裕を持ってチャレンジしてください!山道に入らず、車で通る道を直進すればOKです。
とにかく絶景!キレイ!ずっと見ていられる美しさ!なので、ぜひ多くの方に感動を味わってほしいです!
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◆さらにゲルニカまで
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ガステルガチェを堪能したら、バキオに戻らず、到着したときと同じ方向にさらに進んでBarmeo(バルメロ)まで行き、そこからゲルニカへ向かうことも可能です。
ゲルニカはスペイン内戦中、ナチスドイツ軍による無差別爆撃によって多くの市民が犠牲になった町。有名な絵画「ゲルニカ」は、この悲しいニュースを知ったピカソが描きあげたものです。
小さな町ですが、戦争と平和を改めて考えさせられる場所として、ぜひ訪れておきたい場所です。
- ビルバオからすぐ!世界最古の運搬橋ビスカヤ橋を見に行こう
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>ビルバオ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 世界遺産
- 投稿日:2016/06/20 15:41
- コメント(0)
ビルバオ郊外で忘れずに訪れたいのが、世界遺産にも登録されている世界最古の運搬橋、ビスカヤ橋!1893年に造られてから今も現役で活躍しています。
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運搬橋とは?船が行き来できるように作られた橋のことで、川を挟んだ両岸に建てられた背の高い鉄塔の間をケーブルで結び、そのケーブルからワイヤーで吊り下げられたゴンドラが、車や人を運びます。
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ビルバオ郊外のポルトゥガレテとゲチョの町を結ぶ橋への行き方は簡単!地下鉄を使って20分ほどでアクセスできます。
ビルバオの地下鉄はシンプル!L1とL2の2路線だけなので、降りる駅名を頭に入れ、乗る電車の最終目的地に間違いがないことを確認すれば間違えることはありません。
ビスカヤ橋への最寄駅はいくつかありますが、おすすめの行き方を2つご紹介します。
1)Portugalete(ポルトゥガレテ)から坂を下って行く
駅を出たら、川に向かって下りていくだけ。坂の途中、建物の間から顔を見せるビスカヤ橋の風景が楽しめます。
2)Santurtzi(サントゥルツィ)から遊歩道を散策しながら行く
天気の良い日には、ポルトゥガレテの2つ先、L2の終点から1つ手前のサントゥルツィで下車するのもおすすめ。ビスカヤ橋を通り過ぎることになりますが、川沿いの遊歩道を風にあたりながら歩くのも気持ちが良いですよ。
また帰りには、対岸のゲチョ側に渡り、3)Areeta(アレータ)駅から地下鉄に乗る方法も。ポルトゥガレテ駅までは、結構な傾斜の坂を上ることになるので、こちらから帰るのも手かもしれません。
帰りの坂道はこんな感じ。
下からの眺めを堪能したら、ぜひ橋の上へ登ってみましょう!
チケットは橋のたもとにあるギフトショップで購入できます。このチケットには橋の上へ登るだけでなく、ゴンドラの往復利用も含まれています。
橋の全長は約170mほど。風も強い場所なので、少し揺れるのかな?と思いましたが、がっちりした鉄筋造りで、揺れることはありませんでした。が、高所恐怖症の方には勇気がいるかもしれませんね…
ビルバオ港やゲチョの町並みを見渡せます。
上から見たゴンドラはこんな感じ。
橋から降りたら、次はゴンドラに乗ってみましょう!通常のチケットを購入する場合は、地下鉄と同じような改札を通りますが、
展望台チケットを利用する場合は、チケットを購入したギフトショップから、店員さんにチケットを見せて中に入ります。
人間は両端の屋根に覆われた部分へ、車は真ん中部分へ、自転車を持った人やペットを連れた人も車と同じ場所に並んで乗り込みます。
乗ってみると思ったより早く、3分ほどでしょうか?あっという間に対岸に到着します。
世界最古の運搬橋、ぜひ体験してみてください♪
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運搬橋とは?船が行き来できるように作られた橋のことで、川を挟んだ両岸に建てられた背の高い鉄塔の間をケーブルで結び、そのケーブルからワイヤーで吊り下げられたゴンドラが、車や人を運びます。
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ビルバオ郊外のポルトゥガレテとゲチョの町を結ぶ橋への行き方は簡単!地下鉄を使って20分ほどでアクセスできます。
ビルバオの地下鉄はシンプル!L1とL2の2路線だけなので、降りる駅名を頭に入れ、乗る電車の最終目的地に間違いがないことを確認すれば間違えることはありません。
ビスカヤ橋への最寄駅はいくつかありますが、おすすめの行き方を2つご紹介します。
1)Portugalete(ポルトゥガレテ)から坂を下って行く
駅を出たら、川に向かって下りていくだけ。坂の途中、建物の間から顔を見せるビスカヤ橋の風景が楽しめます。
2)Santurtzi(サントゥルツィ)から遊歩道を散策しながら行く
天気の良い日には、ポルトゥガレテの2つ先、L2の終点から1つ手前のサントゥルツィで下車するのもおすすめ。ビスカヤ橋を通り過ぎることになりますが、川沿いの遊歩道を風にあたりながら歩くのも気持ちが良いですよ。
また帰りには、対岸のゲチョ側に渡り、3)Areeta(アレータ)駅から地下鉄に乗る方法も。ポルトゥガレテ駅までは、結構な傾斜の坂を上ることになるので、こちらから帰るのも手かもしれません。
帰りの坂道はこんな感じ。
下からの眺めを堪能したら、ぜひ橋の上へ登ってみましょう!
チケットは橋のたもとにあるギフトショップで購入できます。このチケットには橋の上へ登るだけでなく、ゴンドラの往復利用も含まれています。
橋の全長は約170mほど。風も強い場所なので、少し揺れるのかな?と思いましたが、がっちりした鉄筋造りで、揺れることはありませんでした。が、高所恐怖症の方には勇気がいるかもしれませんね…
ビルバオ港やゲチョの町並みを見渡せます。
上から見たゴンドラはこんな感じ。
橋から降りたら、次はゴンドラに乗ってみましょう!通常のチケットを購入する場合は、地下鉄と同じような改札を通りますが、
展望台チケットを利用する場合は、チケットを購入したギフトショップから、店員さんにチケットを見せて中に入ります。
人間は両端の屋根に覆われた部分へ、車は真ん中部分へ、自転車を持った人やペットを連れた人も車と同じ場所に並んで乗り込みます。
乗ってみると思ったより早く、3分ほどでしょうか?あっという間に対岸に到着します。
世界最古の運搬橋、ぜひ体験してみてください♪
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