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- 陰陽師・安倍晴明ゆかりの大阪・阿倍野散策
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エリア:
- 近畿>大阪>天王寺・阿倍野
- テーマ:街中・建物・景色 歴史・文化・芸術 散歩・自転車
- 投稿日:2013/09/11 00:16
- コメント(0)
野菜ソムリエRieです♪
ここ最近、大阪・阿倍野(天王寺)で、イベントのお手伝いをしているので、
ちょこちょこと阿倍野へ通っています。
イベントはまもなく終了するので、その前に行っておきたい場所がありました。
それは、平安時代に活躍した陰陽師・安倍晴明ゆかりの場所。
安倍晴明の生誕地と伝えられる場所に、安倍晴明神社があるのです。
京都の晴明神社は、陰陽師として活躍していた頃の住居跡に建てられたもので、
パワースポットとしても有名ですが、
安倍晴明神社はあまり知られていないかもしれません。
京都の晴明神社へは行ったことがありましたが、大阪の安倍晴明神社へは、
なかなか行くチャンスがなかったので、この機会に行ってみることにしました。

あべのハルカス西側、あべの筋に敷設された路面電車・阪堺電車に乗って。
大阪にも、なつかしい路面電車がまだ現役で稼働しているんですよ。
乗るのは、何十年ぶり???
天王寺駅から上町線の住吉公園行きに乗りました。

ラッキーなことに、いちばん前の座席が空いていました。
優先座席でないことを確認し、さっそく特等席へすべり込むように座りました。
やがて動き出す路面電車。地元では「チン電」とも呼ばれているのだそう。
バスのように道路を走っていたかと思ったら、途中からは鉄道専用の線路になり、
まったく他の鉄道と同じような風景になっていきました。
およそ5分で、目的地の東天下茶屋駅に到着。
料金は200円。下りる時に、バスのように車内の料金箱へ入れます。

東天下茶屋駅から東南へおよそ5分。
途中、こんな道標もありました。行き方はとっても簡単です。

5分もたたないうちに、安倍晴明神社に到着しました。
住宅街にひっそりとあります。
京都の晴明神社とはかなり風情も違っています。
陰陽師・安倍晴明が用いた『陰陽道』とは、
陰陽五行と自然科学、天文学、哲学的な思想などがミックスされ、
そこに呪術が一体となった、ある種の占術のような学問でした。
平安時代末期の朝廷では、宮廷文化が花開く一方、
鬼、怨霊、もののけなどによる災いも横行していて、
陰陽師が重用されていくようになります。
現代の占い師、スピリチュアルカウンセラーのような役割でしょうか。
このお話に関しては、にわか知識では到底説明しきれませんので、
ご興味のあるかたは、ぜひお調べになってくださいね。
さぁ、中に足を踏み入れてみましょう。
・・・ん??? 社務所には誰もいない様子。
訪れたのは午前中でしたが、13時以降にならないと、
どなたもいらっしゃらないみたいです。
おみくじを引きたかったのだけれど、どうやらこの時間帯では無理。
ここからまた50メートル南に、本社の阿倍王子神社があるとのことで、
そちらへ行ってみました。

こちらが、阿倍王子神社です。
阿倍野は、古代の豪族・安倍氏の居住地で、
奈良時代にはこの地に安倍氏の氏寺として、阿部寺が存在していたのだとか。
その後、平安時代には、大阪・四天王寺に併合されて、氏神社だけが残ったのですが、
当時興った熊野信仰によって、熊野への道(熊野街道)が整備され、
その街道沿いに、熊野九十九王子とよばれる王子社がたくさんできました。
街道沿いにあったこの氏神社も、阿倍王子神社として、
王子社の仲間入りすることになったのだそう。
阿倍王子神社の近くにある安倍晴明神社は、この神社の末社です。
なので、おみくじも、こちらで引くことができます。

末吉^^;
今の自分の境遇をあらわしているようで、妙に納得(笑)
少しずつ、確実に前に進んで行けるように頑張ります。
あくまで慎重に^^;
でも、できることはなんでもやる覚悟で☆
おみくじは、13時以降なら安倍晴明神社でも引けますよ。
占いも見てくれるようです。
ご興味のあるかたは、ぜひどうぞ。

阿倍王子神社の中にあった、安倍晴明神社への案内版。
描かれている五芒星は、『陰陽道』の魔除けの呪符。
時々、厄除けに、この五芒星の護符を貼っている車をみかけることがあります。
縁結びにもご利益があるのだとか。
阿倍野にある安倍晴明神社と阿倍王子神社へは、大阪市営バスを利用したほうが、
阪堺電車利用よりも近道かもしれません。
でも、なつかしい路面電車に乗って、大阪再発見の旅もなかなか楽しいですよ。
安倍晴明神社
大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16
阿倍王子神社
大阪市阿倍野区阿倍野元町9-4
野菜ソムリエRieでした♪
ここ最近、大阪・阿倍野(天王寺)で、イベントのお手伝いをしているので、
ちょこちょこと阿倍野へ通っています。
イベントはまもなく終了するので、その前に行っておきたい場所がありました。
それは、平安時代に活躍した陰陽師・安倍晴明ゆかりの場所。
安倍晴明の生誕地と伝えられる場所に、安倍晴明神社があるのです。
京都の晴明神社は、陰陽師として活躍していた頃の住居跡に建てられたもので、
パワースポットとしても有名ですが、
安倍晴明神社はあまり知られていないかもしれません。
京都の晴明神社へは行ったことがありましたが、大阪の安倍晴明神社へは、
なかなか行くチャンスがなかったので、この機会に行ってみることにしました。

あべのハルカス西側、あべの筋に敷設された路面電車・阪堺電車に乗って。
大阪にも、なつかしい路面電車がまだ現役で稼働しているんですよ。
乗るのは、何十年ぶり???
天王寺駅から上町線の住吉公園行きに乗りました。

ラッキーなことに、いちばん前の座席が空いていました。
優先座席でないことを確認し、さっそく特等席へすべり込むように座りました。
やがて動き出す路面電車。地元では「チン電」とも呼ばれているのだそう。
バスのように道路を走っていたかと思ったら、途中からは鉄道専用の線路になり、
まったく他の鉄道と同じような風景になっていきました。
およそ5分で、目的地の東天下茶屋駅に到着。
料金は200円。下りる時に、バスのように車内の料金箱へ入れます。

東天下茶屋駅から東南へおよそ5分。
途中、こんな道標もありました。行き方はとっても簡単です。

5分もたたないうちに、安倍晴明神社に到着しました。
住宅街にひっそりとあります。
京都の晴明神社とはかなり風情も違っています。
陰陽師・安倍晴明が用いた『陰陽道』とは、
陰陽五行と自然科学、天文学、哲学的な思想などがミックスされ、
そこに呪術が一体となった、ある種の占術のような学問でした。
平安時代末期の朝廷では、宮廷文化が花開く一方、
鬼、怨霊、もののけなどによる災いも横行していて、
陰陽師が重用されていくようになります。
現代の占い師、スピリチュアルカウンセラーのような役割でしょうか。
このお話に関しては、にわか知識では到底説明しきれませんので、
ご興味のあるかたは、ぜひお調べになってくださいね。
さぁ、中に足を踏み入れてみましょう。
・・・ん??? 社務所には誰もいない様子。
訪れたのは午前中でしたが、13時以降にならないと、
どなたもいらっしゃらないみたいです。
おみくじを引きたかったのだけれど、どうやらこの時間帯では無理。
ここからまた50メートル南に、本社の阿倍王子神社があるとのことで、
そちらへ行ってみました。

こちらが、阿倍王子神社です。
阿倍野は、古代の豪族・安倍氏の居住地で、
奈良時代にはこの地に安倍氏の氏寺として、阿部寺が存在していたのだとか。
その後、平安時代には、大阪・四天王寺に併合されて、氏神社だけが残ったのですが、
当時興った熊野信仰によって、熊野への道(熊野街道)が整備され、
その街道沿いに、熊野九十九王子とよばれる王子社がたくさんできました。
街道沿いにあったこの氏神社も、阿倍王子神社として、
王子社の仲間入りすることになったのだそう。
阿倍王子神社の近くにある安倍晴明神社は、この神社の末社です。
なので、おみくじも、こちらで引くことができます。

末吉^^;
今の自分の境遇をあらわしているようで、妙に納得(笑)
少しずつ、確実に前に進んで行けるように頑張ります。
あくまで慎重に^^;
でも、できることはなんでもやる覚悟で☆
おみくじは、13時以降なら安倍晴明神社でも引けますよ。
占いも見てくれるようです。
ご興味のあるかたは、ぜひどうぞ。

阿倍王子神社の中にあった、安倍晴明神社への案内版。
描かれている五芒星は、『陰陽道』の魔除けの呪符。
時々、厄除けに、この五芒星の護符を貼っている車をみかけることがあります。
縁結びにもご利益があるのだとか。
阿倍野にある安倍晴明神社と阿倍王子神社へは、大阪市営バスを利用したほうが、
阪堺電車利用よりも近道かもしれません。
でも、なつかしい路面電車に乗って、大阪再発見の旅もなかなか楽しいですよ。
安倍晴明神社
大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16
阿倍王子神社
大阪市阿倍野区阿倍野元町9-4
野菜ソムリエRieでした♪
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