-
エリア:
- 北米 > アメリカ西部 > モニュメントバレー
- 北米 > アメリカ西部 > ラスベガス
-
テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
こんにちわ。
ラスベガスはグランドサークルの玄関口でもあります。
(「グランドサークル」とは、ネバダ州と隣り合うユタ州・アリゾナ州に点在する国立公園や自然公園などを大きくひとくくりにした地域を指します。詳しくは*アメリカ5州政府観光局のサイト*ですごくわかりやすく説明されているので、どうぞ。)
さて、グランドサークルをまわる時に絶対はずせない場所の1つが、モニュメントバレー。
古くは西部劇、あるいはバック・トゥ・ザ・フューチャーやフォレスト・ガンプを始めとした
数々の映画のシーンでもおなじみのあの風景の場所です。
アリゾナ州とユタ州にまたがるこのモニュメントバレーは「ナバホ居住地」の中にある、ナバホ族の国立公園(Monument Valley Navajo Tribal Park)なんですね。
だから公園の入り口では、ナバホネイション・アリゾナ州・ユタ州・アメリカ合衆国 の4つの旗が迎えてくれます。

今回は雪景色と夏景色を取り混ぜてご紹介してみます。
昨年のクリスマス前にに訪れた雪のモニュメントバレーは、
こんな風に、雲というか水蒸気の大きな塊というか、
そんなどっしりとしめった重たい空気が岩の間を流れている景色から始まりました。

モニュメントバレーは、公園内に点在する数々の"ビュート(Butte:残丘)"と呼ばれる大小の岩山や、メサ(Mesa)といわれるテーブル形の台地を見ることになります。
たとえばこれは、ミトンと呼ばれるビュート。ミトン型の手袋のペアというわけです。

こちらは夏のミトン(笑)

数々の西部劇の名作をこの地で撮影した、ジョン・フォード監督の名前のついたポイントがここ。
あ、でも雪景色なので、なんだかぴんときませんね〜

そしてこちらは、トーテムポールと名づけられた岩。

アーティストポイントからの眺め。

この公園にはもちろん自分の車を運転して入ることもできるのですが、
このようにナボホ族のガイドさんと一緒でなければ入れない場所もあります。

最後は、雪景色のサンライズです。
氷点下の空気の中、気が遠くなるような寒さと戦いながら命がけ(!)で撮った朝日なのですが。。。

ところで、モニュメントバレーはグランドサークルの中の一ヵ所として、2-3時間の観光だけで通過することが多いようですが、
1泊するスケジュールをたてて日が昇る時間を体験すると、旅に奥行きが出てくるのでは、と思ったりします。
これ、ほんとです。
音のない世界での日の出をぜひ体験してみて下さい。
それからもうひとつ!
ここではナバホ族の文化とじかに触れ合うことができるのも大きな魅力であり、
1泊してじっくりと楽しんでいただきたい理由なのです。
これについては、また次の機会にお話ししますね。
それでは、また。
【メモ】
Monument Valley
*MAP*
- タグ:
- モニュメントバレー
- ラスベガス
- ナバホ
- r