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エリア:
- 北米 > アメリカ西部 > ラスベガス
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テーマ:
- 観光地
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こんにちわ。
3/28(土)、夜8:30から1時間の間、 ラスベガス・ストリップ大通りが真っ暗になるお話です。
"Earth Hour"(アース・アワー)ってご存知ですか?
これは、2007年にWWF(World Wildlife Fund)支援のもと、オーストラリアで始まった環境キャンペーンで、
夜の明かりを1時間消すことで、省エネルギー〜地球温暖化について考えてみよう。という世界的なイベントです。
2007年、オーストラリア・シドニーで220万世帯が参加してからメッセージは世界に広まり、
昨年は35カ国400都市で5000万の人たちが、夜の1時間、部屋の明かりを消したそうです。
そして今年は来る3/28(土)、我がラスベガスも80カ国・850都市のひとつとして堂々参加!となりました。
ラスベガスといえば、まばゆいばかりの夜の明るさが売り物なわけですから、
そんな街で週末の夜の1時間「明かりを消そう!」という試みは、とてもインパクトのあること。
ラスベガスが明かりを消すことで、アメリカ自身がこのキャンペーンに真剣に取り組んでいる。ということを
全世界にアピールできる(であろう)と関係者は考えているわけです。
(・・・実際、エネルギーを際限なく消費しているような感のあるラスベガスですが、
昨今はホテル・カジノも環境を考えて、電力消費を抑えるシステムを積極的に取り入れる努力をしていることなど、
まだあまり知られていないのかもしれないですね。)
さて、ではあさって3/28(土)には何が起こるのか?
まず夜8:30にラスベガスの看板である、あの「ラスベガスサイン」(こちらで以前にご紹介)
のスイッチがオフにされ、その後ストリップ沿いホテルのネオンが・・・1時間消えます。
つまり、ストリップは真っ暗になるということ。
パリスホテルのエッフェルタワーの輝きも、ルクソールホテルのビームも、MGMのきらめきも。
すべて暗黒の闇に?
これは、ちょっとすごいです。
・・・でも・・・やはり・・・ラスベガス。
Earth Hour にちなんだイベントやサービスも盛りだくさんだったりします。
たとえば、天井のViva Vision(電飾ショー)を見られるフリーモントストリートでは、
8:30pmのEarth Hourのスタートにあわせて、
3分間の「Earth Hour Video」の上映とカウントダウン(!)が行なわれ、
蛍光ネックレス(暗闇で光るネックレス)5000個が配られるそう。
他にもタウンスクエアのホールフーズマーケット(こちらで以前にご紹介)では 「ワイン片手に、星空を眺めるイベント」 なんていうのもあるようです。
レストランやクラブでも特別イベントが予定されているようで、
詳しくは*こちら*でチェックしてみてください。
さて、このEarth Hour 、実際の省エネ効果ということよりも、
世界中のリーダーたち(Political representatives)に、温暖化・環境保護の重要さを
改めて認識してもらうよう訴えかけることが目的であるわけなのですが、
私たち自身について考えてみても、
自分を取り巻く地球の環境について目を向けて、考えて、責任を持とうよ。というメッセージを
投げかけているのではないかと思います。
夜の1時間、部屋の明かりを消して・テレビを消して、、、
そんなことについて少し考えてみる良い機会かもしれません。
そして、別な意味では、かなり「イベント化」した感のあるラスベガスのEarth Hourではあるものの、
これで新たなイメージが作られて、低迷するラスベガスへのお客様を呼び込むキッカケのひとつになれば良いのに。
という気持ちもあったりするわけです。
*こちらで*ラスベガスのローカルTVで見られる Earth Hourのコマーシャルが見られます。
それでは、また。
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