フィンランドで最初にできたデザインホテルに泊まる
- ライター松本 由美さん
- 投稿日2015年05月11日
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シックなデザインの客室
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カトゥヤ・ツキアイネンのデザイン
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レセプション
フィンランドで最初のデザインホテル、クラウスK。
内装は、フィンランドの民族抒情詩、カレワラに登場する自然や物語からインスピレーションを受けていて、
洗練されたホテル内のいたるところで、カレワラのモチーフに出くわします。
このホテルには、スペシャル・ルームと呼ばれる、その名前の通り、特別な部屋が数室あります。
これらの部屋は、フィンランドのアーティストによってデザインされています。
例えば写真の、スイートルームは、アーティストであり、
漫画家であるカトゥヤ・ツキアイネン(Katja Tukiainen)がデザインしたもので、
彼女の特徴的なピンクとマゼンタのような楽しい色使いで、彼女が子供だった頃訪れた
ローマの近くにある小さな町、チボリの秘密の花園が描かれています。
こんなかわいいお部屋で眠りにつけば、楽しい夢を見られそうです。
もちろん、他のそれぞれのお部屋も、それぞれにスタイリッシュで素敵です。
ここ数年、ブランチブームが続いているヘルシンキですが、クラウスKは素敵な朝食、そして、ブランチで評判です。
基本的なブレックファストメニューに加え、種類豊富なオーガニックティーや、ジュース、そして、
チョコレートケーキやチーズケーキなどのスイーツまで、まさに翌朝が楽しみになるような朝食ビュッフェです。
ホテルの前には、トラム停があり、3番と6番のトラムが止まります。
シティーセンターに位置するクラウスKからは、たくさんの見どころやショップに歩いて行くことができますが、
疲れたときや、天気が悪く足元の悪い時、荷物がたくさんあるとき、少し遠くまで行きたいときには、
トラムで楽に移動できるので安心です。