Warda la Mouche ワルダ・ラ・ムッシュ

モロッコのショッピングと言うと雑貨を見て回るのが楽しいですが、このお店もお勧め。
モロッカンテイストの入った服をメインに扱っています。オープンして8年。
フランス人のオーナーがデザインし、モロッコで製造しています。

モロッコの民族衣装と言うと、ジェラバやカフタン、ガンドゥーラ等で、それをお土産に買って行く人もいますが、日本に帰るとそれを着て出かけられるようなものではなく、結局パジャマになってしまうか箪笥の肥やしになってしまうようです。

それに対し、ここの服は日本でも普段使い出来そうなものが多く置かれています。
かく云う私も、毎回モロッコへ行くとここへは必ず行き、数着は買って帰ります。
女性ものはもちろん、子供服や少ないですが男性ものもあります。
試着室もちゃんとあるので、安心。また、お直しもしてくれるのが嬉しい。

私は背が低いので何度もお直しをお願いしましたが、仕上がりも問題なし。
ただし、お直しは数日かかるので、短期滞在者には難しいかもです。
服だけでなく、スカーフも人気。価格は200DHくらいなので、ちょっと特別な方へのお土産に最適。

他にもこの手の衣類を扱っているお店もありますが、どこも1着1,000DH以上と高めなのに対し、ここは300DH～600DHくらいで比較的手ごろ。
大体の服には刺繍がされておりますが、300DHくらいの民族衣装ですと、手縫いでなくミシンでの刺繍が多いようです。

店員のYassine（ヤシン）が笑顔でいつも迎えてくれます。
通常は9：30オープンの20：00クローズと言う営業時間の長さも嬉しい。
曜日によっては午後の1時間程は休憩で閉まっていることもあるようです。
ラマダン中は10：00～18：00と営業時間が短くなるので注意。

フナ広場からも徒歩7,8分ほど。Café de France(カフェ・ド・フランス）の横の道を入り、突き当たると右へ。
そのまま道なりにまっすぐ行くと右手にあります。間口が狭く、つい見落としがちなので注意。
ずっとまっすぐ行くとちょっとお洒落な雑貨や香水を置いているお店がある小さな広場に出ます。
そこまで行くと行き過ぎなので、引き返してもう一度探してみましょう。