Akyra Manor Chiang Mai アキラ マナー チェンマイ

近年、王道のナイトバザールエリアから離れて、ニマンヘミンエリアに新しいホテルが次々とオープンしています。
ニマンヘミンは、チェンマイのお洒落通りとも言える、人気のエリア。西側にはチェンマイ大学があり、学生も多く、治安が良いのが大きなポイントです。
メインのニマンヘミン通りには銀行やスーパーマーケットなど、日常生活に必要なお店だけでなく、お洒落なレストランや、雰囲気のいいカフェ、可愛い雑貨屋さんなどが集まります。
メイン通りから伸びる小道には、バーやクラブ、レジデンスなどもあり、観光客でも、地元民でも気軽に楽しめるのも、お勧めの理由です。

こちらもその内の1軒で、2016年にオープンしたばかりの、新しいブティックホテル。
ちょうど、ニマンヘミン通りの中間地点くらいにある大き目のセブンイレブンが目印の交差点を東に入ったところにあります。

外観は、グレーの建物に茶色の鳥の巣のような装飾が施され、とても斬新でお洒落な感じを受けました。
1階にイタリアンレストランが入っており、テラス席が外から目に入るので、ホテルではなくレストランだと思われる方が多いかもしれません。
少し階段を上がったところに、ロビーとレストランがあります。でも「ロビーはない」といっても過言ではないくらい小さいです。同時チェックインは、せいぜい2組まででしょうか。ロビーとレストランの仕切がなく繋がっています。小さなブティックホテルなので仕方ないと思います。

そしてお部屋ですが、やはり新しいだけあって、とてもスタイリッシュ。全体的にブラックで統一されています。ブティックホテルにしてはかなり広く60平方メートルです。でも実際もっと広い印象があります。

それよりもびっくりしたのが、お部屋の間取り。ベッドルームとシャワールーム・トイレの間に、オープンエアーのバスタブがあります。このようなお部屋は、他に見たことがありません。しかも、一瞬、ベッドルームからバスタブやシャワー、トイレが丸見え。
でも、安心して下さい。ちゃんとバスタブの両サイドにブラインドがあり、シャワー中は見えないように下すことができます。
ここに来て初めて、外から見えていた鳥の巣のような装飾の意味が分かります。半オープンエアーのバスタブを、ホテルの外から見えないようにするための物だったんです。

屋上には素敵なプールとルーフトップバーがありました。ここのプールの一辺が水族館のようにガラス張りになっていて、造りがとってもユニーク。
カップルやハネムーナーなど、2人で思い出に残る旅をサポートしてくれるようなお洒落ホテルです。