チェンマイ市街の東の玄関口・ナワラット橋から約8キロ東進し、1014号線道路との交差点を左折すると、伝統的な「日傘工房」で有名な村「ボーサーン」があります。ワローロット市場エリアにある乗り場からサンカムペーン行きの白いソンテウで所要約30分(THB 18~20)です。
ボーサーンの日傘作りは、かつて村の僧がビルマ(現在のミャンマー)に赴いたときに生産方法を学習し、それを村に持ち帰ったのが発祥だそうです。近接する国や地域の文化と混淆を繰り返し、独自の雑貨・工芸品文化を育んできたチェンマイを、ある意味で代表している村といえます。
「アンブレラ・メーキング・センター」はその伝統的な工法を保護・育成しながら観光客などに良質の製品を提供している村の中核施設です。
品揃えは「日傘・雨傘」をはじめとして、「扇子」「木彫り彫刻」「絵画」など多種に渡ります。
もちろん毎夜観光客で賑わうナイト・バザールでも同じものをお求めになれますが、こちらの方が絵柄・色調などが豊富に揃っており、しかも生産地なのでほぼ卸値に近いお値段です。値札・バーコードがついているので基本は価格交渉はできませんが(よほど大量買いすれば応じてくれるかも知れませんが)、ひとつひとつ手作り・手描きされた品が「THB 50」から購入できますから、値切る必要はそもそもないと思います。気持ちよく表示価格で購入しましょう。
傘の価格はサイズや絵柄によりますが「THB 155」から。ほれぼれするような見事な絵柄の品でも「THB 3000」ですので、かなりのお値打ちですね。実用にも耐える品質になっていますが、お土産としては装飾・インテリア用途でしょう。実用品にこだわるなら「扇子」が喜ばれると思います。一本「THB 50」から。北部タイの美しい風景を描いた巨大な扇子も「THB 1500」です。お部屋のインテリアに欲しくなりますが、たたんでもスーツケースには収まりませんので、ご注意を。
裏手の工房では日傘の生産を行っていて、自由に見学することができます。最後の絵付け工程のコーナーでは、お手持ちの衣服・カバン・スマホケースなどにお好みの絵を描いてくれるサービスもあります(THB 100~)。土産物に興味がない方でも、自分の持ち物を世界でただひとつの旅の思い出の品にすることができます。
この施設は1006号線道路に面したボーサーンのゲート前にありますが、そこから1014号線道路に入って500メートルぐらいは日傘や民芸品を扱う店が連なっています。本格的なアートを扱う店もありますので、興味のある方はぜひそちらも探索してみてください。
Umbrella Making Centre ボーサーン アンブレラ メーキング センター
Tui☆
(レストラン経営)
「日傘工房の村」は手作り&手描きの品が驚きのお値打ち価格!
- 投稿日2017/09/05
2017/08訪問
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ジャンル名水・湧水 専門店
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エリアその他/近郊
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住所
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アクセスワローロット市場前ソンテウ乗り場からソンテウ25分目安
朝夕は渋滞のため40~50分かかる場合あり -
電話番号+66-53-338324
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営業時間8:30-17:00
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定休日無休
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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