アル・カポネと言えば、米国の禁酒法時代(1920〜1933年)に、シカゴを拠点に、酒の密売で暗躍したマフィアの大親分として、広く知られています。
その彼が1920年代後半に、キューバのラム酒を調達する前線基地として、バラデロに建てたのが、この「ラ・カーサ・デ・アル」と伝わっています。
どうやら、アル・カポネ自身はシカゴでの裏ビジネスが忙しく、ここに滞在したことはなかったようです。
現在はレストランになっており、その入口には、アル・カポネが活躍した1920年代のアメ車を、オブジェとして展示。建物は実にお洒落で、壁にはアル・カポネの写真や新聞の切抜き記事が飾ってあります。
1、2階に客席が設けられており、前面は海に接しています。屋外のテラス席は、まさに波打ち際といった感じです。
料理のバリエーションは豊富ですが、“アル・カポネ・ロブスター”と命名された大きなロースト・ロブスターとステーキが名物料理。キューバ近海で獲れた、ロブスターのプリプリな食感は絶品です。
ステーキは日本人の感覚では固めでしょうが、肉本来の味わいを楽しめます。供に25CUC程度(約2,900円)です。他にはガーリックソースで味付けられた小エビのソテーや美味な魚介類が入ったパエーリャも、人気があります。
夜はバンドが入り、キューバ音楽の生演奏に合せて踊る方もいて、ムードは一段と盛上ります。
☎ +53・45・668018
営業時間 10:00〜22:00
無休
La Casa De Al ラ カサ デ アル
アル・カポネがラム酒の密輸のために築いた根城!
- 投稿日2016/03/29
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ジャンルシーフード
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エリアバラデロ
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住所
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電話番号+53-45-668018
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営業時間10:00-22:00
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予算13~27兌換ペソ
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