ヘルシンキより車で1時間半ほどの場所にある国立公園。
こちらも映画「かもめ食堂」に登場したので、みなさんにはお馴染みの場所でしょう。
公園内には全部で3種類のハイキングコースがあり、ハイキング、トレッキング、ベリー摘みやきのこ狩りを楽しむ家族連れが多い場所です。
森の入り口まではバスや車で行けますが、そこからはかなり歩くので、運動に適した服装で出かけるのが無難です。
特にフィンランドの蚊は曲者で、アレルギー症状が出る人もいるほど。
夏でも長袖・長ズボンで肌を隠す格好がいいでしょう。
2013年からはフィンランドネイチャーセンター・ハルティアHaltiaが開館し、カフェやレストラン、お土産屋さんも併設。
ハルティアはフィンランドの森に関するエコ重視の自然博物館にもなっている他、ハルティア主催のトレッキングツアーやハイキングツアーなども行っています。
森の中でソーセージを焼いたり、森林教室、秋になるときのこの見分け方も教えながらきのこ狩り体験ツアーが出来たり、森の中での救急訓練法、森でのハイキングプラスサウナーツアーなどなど盛りだくさん。
森の専門家たちが直接、森での過ごし方を有料でレクチャーしてくれるエコなツアーを一年中実地しています。
ツアーのお値段はイベントごとで違いますが、森でのハイキングツアーは大人ひとり10ユーロ~。
予約が必要なので、ホームページをご覧ください。
Haltia http://www.luontoon.fi/haltia
フィンランドネイチャーセンターハルティアは入場料大人10ユーロ、子供5ユーロ。
学割やシニア割、その他割引制度が多数ありますので、フィンランドの自然を体感しに、是非足を運んでみてください。
【行き方】
ヘルシンキより電車でエスポーセンターEspoon keskus下車、バス85/85A Solvallan urheiluopisto駅下車。徒歩約30メートル。
Nuuksio National Park ヌークシオ国立公園
映画「かもめ食堂」にも登場した、フィンランド国民の癒しの場所
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首都圏100万人の裏庭
- 投稿日2015/03/23
映画「かもめ食堂」のロケ地になったことも手伝って、人気・知名度ともに年々高まっているヌークシオ国立公園。しかし、一口にヌークシオといっても総面積50平方キロメートルを超す広大な地域なので、ハイキングコースも無数だ。その中で訪問者の最も多いエリアへの一番無難な行き方を紹介しよう。ガイド小屋や小規模ながら自然博物館が整い、“ヌークシオの心臓部”と呼ばれるハウッカランピ(Haukkalampi=鷹の湖)エリアだ。「かもめ食堂」のロケ地でもある。
ヘルシンキ中央駅の11~15番ホームからS・L・Eいずれかのローカル線でエスポー中央駅(Espoon keskus)に向かう。20分強の乗車。到着ホーム(1番線)のほぼ中央にあるバス停で85番バス(ヌークシオンパー=Nuuksionpää行き)に乗り換えて約25分。ハウッカランメンティエ(Haukkalammentie)で降りる。運転手に「ハウッカランピ」と伝えておけば、間違いなく停車してくれる。
電車およびバスの時刻表はこちら。
http://aikataulut.reittiopas.fi/linjat/en/e85.html
バス停の30メートルほど前方のT字路を左折。林道を1.5キロほど進むとバスも停まれる駐車場に到着。それを通り過ぎて乗用車用の駐車場に出たら、実際のハイキングコースが始まる。ガイド小屋はその先300メートルだ。
この駐車場を起点に4つの周遊コースがあるが、いずれの登山道もきっちり整備されているし、約25メートルおきに道しるべが掲げられているので迷うことはない。そのうち手軽なのは赤(2キロ)もしくは青(4キロ)のマークが目印。前者は文字通りに誰にでも楽しめる平坦なコースながら3つの湖を堪能できる。後者は若干の上り下りがあるので歩く満足度も高いし、眼下を一望できる展望台も魅力。体力に応じてどちらかを選ぼう。
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ジャンル国立公園
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エリアヘルシンキ
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住所
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電話番号+358-40-1636200
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営業時間24時間営業
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定休日無休
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。