MTR開通でアクセスがぐーんと便利になった黃埔(ウォンポー)の人気店。
黃埔駅D1出口を出たら徒歩1分。AEONの向かい側の様々なレストランが入っている複合ビルの中にあります。
ここは60年以上の歴史を誇る老舗で、ガイドブックはもちろんミシュランにも掲載されている超有名店。
数々のレストラン賞を受賞していて、本格的で味も安定。リーズナブルな値段設定で、地元客に支持され続けています。
上海料理と四川料理の両方を提供していて、メニューの種類も豊富。
一品料理は80ドル〜100ドル代前半。ランチはチェックシート方式になっているので、オーダーも簡単です。
ここへきたら、ほとんどの人が注文するのが看板メニューの擔擔麵。
全部で3種類あり、擔擔麵(ダンダンミン35ドル)、改良擔擔麵(ゴイリョンダンダンミン45ドル)は擔擔麵にひき肉が入ったもの、
そして四川風の麻辣擔擔麵(マーラダンダンミン38ドル)。擔擔麵も 改良擔擔麵もスパイシー(辣)かノットスパイシー(不辣)を選択することができます。
この日は改良擔擔麵の不辣をオーダー。
ゴマの風味とピーナッツのコクが口の中にぱーっと広がり、ストレートな細麺とよくからんで美味しい。
麻辣擔擔麵は、麻辣がきいていて、痺れる辛さなのだけれど、ピリ辛濃厚であとを引く味わい。
他店と比べてポーションがちょっと小さめなので、これだけだとちょっと物足りない感じです。
サイドでおすすめなのは、楊家小湯包 (ヨンガーシウトンバオ38ドル)。
一般的な小籠包よりひとまわり大ぶりなのですが、やけどしないように気をつけながらアツアツを一口頬張れば、
旨味がギューっと凝縮した肉汁がたっぷりあふれ出します。汁がたっぷたっぷで絶品です。
また、賞を受賞したという豚肉の薄切りとほんのり甘辛いタレがよくからんだ金奬雲白肉(ガムジョンワンバッヨッ)や、
おなじみの麻婆豆腐(マーポーダウフー)も期待を裏切らない美味しさ。ランチも、ディナーも予算はひとり100ドル〜150ドルほど。
ちょっと観光客の方には馴染みのないエリアだと思いますが、リーズナブルにお腹いっぱいに食べられる店は香港では貴重かと。
また、ローカル店ですが、日本人客も多いため英語での対応も可能。坦々麺な気分の時はぜひ♪
Wing Lai Yuen 詠藜園 ウィンライユン
ERI
(香港在住グルメブロガー/フリーランス日本語教師)
60年以上の歴史を誇る老舗で看板メニューの坦々麺を
- 投稿日2017/04/20
2017/03訪問
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ジャンル中華料理 四川料理
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エリア紅カン(ホンハム)
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住所
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電話番号+852-2320-6430
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営業時間11:00-15:30、18:00-22:30
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定休日無休
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予算100~200香港ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。