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現地のプロ(9人)詳細

Growler USA グロウラー USA

Ari Kai (グルメライター)

全米でマイクロブリューパブをチェーン展開する「Growler USA®」のハワイ一号店がオープン

  • 地ビールが楽しめる
  • 穴場

ハワイでも近年人気の高まりつつあるクラフトビール。全米でマイクロブリューパブをチェーン展開する「Growler USA®」のハワイ一号店が、8月24日、ワイキキからほど近いカパフル通り沿いにオープン。ハワイの起業家、ビル・ムネノが手掛けるカパフル店では、100種類以上の生ビールやクラフトドリンクのほか、バラエティに富んだフードメニューも楽しめる。

Growler USA®は、2014年にオレゴンでスタートしたマイクロブリューをコンセプトにしたパブ。100種類におよぶクラフトビール、ハードサイダー、ドラフトワイン、ルートビール、コールドプレスコーヒーやコンブチャ(紅茶キノコとも呼ばれる発酵飲料)を味わうことができる。

 100%アメリカ産のドリンクを専門に扱うGrowler USAのカパフル店では、コナ・ブリューイング・カンパニー、マウイ・ブリューイング・カンパニー、ワイキキ・ブリューイング・カンパニーといった地元ハワイの醸造所のビールをはじめ、醸造量の少ないマイクロブリュービールやハードサイダーやドラフトワイン、手造りのルートビア、コールドプレスコーヒーやコンブチャなども提供する。数種類のクラフトビールをサンプルできるビアフライトもあり、気に入ったビールを持ち帰り用に購入することも可能。

 Growler USAは、クラフトビールの需要が伸びつつあるハワイで、これまでになかった新しいコンセプト。ここでは米国産のクラフトビールにこだわり、世界で唯一、醸造職人が作ったビール本来の味わいのまま提供するTrue to the Brew™と呼ばれるシステムを導入。

 各種サラダやサンドイッチ、ピザなどのビールと相性の良いフードメニューも充実。バルサミコ風味の野菜やプロバローンチーズ、レタスとトマトを挟んだスパムバーガーや、まぐろとアボカド、生姜、ごま油、醤油を和え、ハラペニョでアクセントをきかせたアヒポキなど、ハワイならではのメニューも用意されている。店内のバーカウンターには、環境に優しい再生木材を使用。店内にはUSBポートのチャージングステーションが多数完備されており、WiFiも無料で使用できるので、ソーシャルメディアやスマートフォンのアプリを使用して、新銘柄のビール情報などを瞬時に閲覧することもできる。

ムネノ氏の手掛けるハワイ一号店は、 上質なクラフトドリンクや居心地の良い空間でダイニングを楽しむために多くの人が足を運ぶ人気のスポットになりそうだ。

  クラフトビールのフランチャイズを全米で展開しているGrowler USAは、コロラド州のセンテニアルに本社を構え、現在、 オレゴン、ノースキャロライナ、テキサスなどに店舗を持つ。ホノルル店は5店舗目。年内にはシアトル、デンバー、ワーナーロビンズにもオープン予定だ。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。