BLT Market (The Ritz-Carlton Residences, Waikiki Beach) BLTマーケット（リッツ カールトン レジデンス ワイキキ ビーチ内）

　ザ・リッツカールトン・レジデンスワイキキビーチの8階にオープンしたBLTマーケット。今人気のDean and Delucaも1階にあり、人気を集めている。
直行でロビーのある8階に着くと、そこは窓がなくオープンエアーの広がる、気持ちに良いレストランだ。

　ここのレストランは「ファームトゥテーブル」、つまり農家から食卓へという大きなコンセプトのもとにメニューが考えられている。多くのシェフたちは、農園を訪れ、食材を吟味することも多いと聞くが、ここのシェフも、オアフ島のクアロアランチ、マリーズガーデン、イリイリファームなどを訪ねながら、それぞれの食材の旬な状態を調べている。メニューにあるほとんどがハワイ諸島で取れた野菜、肉など。
また月に１度、シェフと農園がコラボして、そこで採れた食材を使ってのディナーが開かれる。

　今回頼んだのはモロカイのショートリブを使ったハワイアンツナ。ゆずと枝豆を使ったソース。またマリーガーデンのトマトを使い、パームハーツと呼ばれるヤシの木の芯の部分を使った前菜など。そして料理を頼むとサービスで付いてくるブラジリアンチーズブレッドはチーズ風味のポップホオーバーによく似ている味で、バターをつけて食べると本当に美味しい。

料理だけでなく、地ビールや地元のアルコール類も揃う。ハッピアワーもあり、ここに滞在する旅行客、そして中長期的に滞在する人たちだけでなく、地元の食材に舌鼓みするローカルたちも、ここにやってきている。

今年6月にオープンしたザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキのレストラン「BLTマーケット」をご紹介します。レストランのメニューは、地元の食品店や、ホノルルで最も新鮮なファーマーズマーケットにも出店しているハワイの農家から仕入れた地元の旬の食材を活かしたものとなっています。さらにBLT マーケットでは、厳選したクラフトビール、バイオダイナミック農法を取り入れた世界各地のワイン、季節のオリジナルカクテルを取り揃えた世界有数のドリンクメニューを用意しています。

今回はドリンクを2つオーダーしました。

「ロイヤルパンチ」($8) はクランベリー、パイナップル、リリコイを使ったノンアルコールドリンクで、酸味があります。 「キューカンバー・ライメイド」($9) は、キューカンバーウォーター、ライムジュース、ソーダーウォーターから作られたドリンクで、のど越しがさっぱりしています。

料理が出てくる前に最初に出てくるのが、ヘルシーなグルテンフリーのパン。タピオカ粉でできており、中はお餅のようにモチモチしてます。外側はサクッとしており、食感がとってもいいので、最初に全部食べてしまいました。そうなるとお腹がいっぱいになってしまうので、気をつけて下さい♫　

前菜でおすすめが「ベビービーツサラダ」($17)。ビーツにナロファームの採れたて葉野菜、ゴートチーズ、ビーツピューレスポンジを乗せたサラダです。

メイン料理の魚料理「金目鯛のグリル」($36) は、魚がパサパサでなく、しっとり仕上がっています。ブラウンバターソース 、湯剥きチェリートマト、ハーブが金目鯛の美味しさをより引き立てています。

サンドイッチでは、「オーガニック・ポータベロマッシュルーム・サンドウィッチ」($24) が一押し。フォンティナチーズ、キャラメリゼオニオンの上に、こんがりグリルしたポータベロマッシュルームが乗っており、ポータベロマッシュルームの旨味が最高に出ています。フレンチフライが一緒についてきます。

デザートはさっぱりとした「ゆずパンナコッタ」($12) がおすすめ。ビーツサラダとおなじように、スポンジケーキのようなものが一緒についてきますが、こちらのは抹茶のスポンジです。

ワイキキ滞在者、またリッツカールトンに滞在する方はぜひご利用ください。