Bishopsgate Kitchen ビショップスゲート キッチン

英各地では現在、「Benugo（べヌゴー）」というカフェ・チェーン店が急激に店舗数を増やしています。

過去10年で紅茶よりもコーヒーを飲む人口が圧倒的に多くなった印象のあるロンドンにおいて、
このベヌゴーは言わばトレンドの象徴のような店。
大英博物館やヴィクトリア・アンド・アルバート博物館といったアート施設や
リージェンツ・パークなどの公園施設に展開し、
おしゃれでセンスのあるカフェとして人気を集めています。

そして、このベヌゴーの系列店でモダンなレストランが、このビショップスゲイト・キッチン。
リバプール・ストリート駅から徒歩5分ほどの場所にある
オールド・スピタルフィールズ・マーケットの脇にあります。

このマーケットの近くではファッションやアートなどに関心の高い
若者たちが集うことで知られていて、言わばロンドンにおける流行の発信地です。

最近のイギリスにおける流行の一つが、
「手頃な値段で食べることができてかつおいしいイギリス料理」。

これまで「安かろう、悪かろう」という食事情が当たり前となっていてイギリスにおいて、
良心的な価格でおいしくかつおしゃれなこのレストランは革命的ですらあります。
木材を基調とした自然光が差し込む明るい空間に
カラフルなパンのトースターが並べられた様は、現代アートのよう。

トリュフ・オイルで味付けされたスクランブル・エッグとサーモン（￡10.50）や、
カリッと焼き上げたボリューム感あるソーセージが特徴的な
イングリッシュ・ブレックファースト（£10.50）は絶品です。