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現地のプロ(4人)詳細

Casa Mingo カサ ミンゴ

三浦 深雪 (料理教室講師、フードライター、料理人)

週末は行列覚悟のアストゥリアス料理!

  • アストゥリアス料理がおいしい
  • 地元っ子に人気

Principe Pio駅にあるゴヤの天井画の手前にある角の1888年創業の老舗レストランです。元々はペニンシュラ半島の鉄道を整備するため北駅(現Principe Pio駅)の倉庫として使われていた場所です。そこを鉄道で働いていたアストゥリアス人がシードラ(りんご酒)製造機を入れ、アストゥリアスから鉄道で運ばれてくる産物を受け取り、レストランとして提供し始めました。これぞ産地直送ですね。

ここでは伝統的な製法で造られた出来たてのシードラが頂けます。シードラと言えば腕を高く上げて空気を含ませるようにグラスに注ぐと更に美味しいと言われています。これが中々難しい技でお店の人でも少しこぼしてしまうのは必須なのです。その為、以前はこのお店の床はセメントになっていてこぼれたシードラを掃除しやすくしてありました。現在では衛生上の都合でシードラを注ぐ器具を使い床にこぼれないよう注げるようになりました。店内では以前使われていたと思われるシードルの樽が飾られてあります。

名物は店先で焼いているローストチキン(POLLO ASADO )一羽10,50ユーロ、トルティージャ(TORTILLA)8,80ユーロ、チョリソのシードラ煮(CHORIZO A LA SIDRA)3,75ユーロ、赤ピーマンとベントレスカのサラダ(VENTRESCA CON PIMIENTOS)8,40ユーロ、カブラレスチーズ(Cabrales de Quesoスペインの青かびチーズ)7,30ユーロ、デザートのシードラのケーキ(Tarta de Sidra )4,35ユーロです。

前は午前中は鶏の丸焼き、夜はトルティージャしか頼めなかったのですが最近ではいつでも何でも頼めるようになりました。シエスタ時間もないので混まない平日の13時半までもしくは17時から20時の間に入ると並ばず入れると思います。週末のスペイン人の食事の時間は長蛇の列になるのでご注意ください。Bueno(美味しい)、Barato(安い)、Bonito(きれい)のお店が大好きなマドリード人、ここは老若男女、皆に愛されているお店です。

Principe Pio駅も北駅のなごりが見えてとてもかっこいい駅なので少し立ち止まって見てみてくださいね。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。