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マドリード (スペイン) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Monastery and Site of the Escurial エル エスコリアル修道院とその遺跡

河合妙香 (記者、カメラマン、経営者)

世界遺産の巨大な修道院は、芸術の宝庫!

  • 芸術鑑賞おすすめ

アトーチャ駅からセルカニアス近郊線で約1時間の距離にある巨大なエスコリアル修道院は、マドリードの北西にあたり、夏は避暑地としても賑わう場所にあります。

王家の墓として、フェリペ2世の命で、1563年から1584年にかけて建設されました。

霊廟には、スペイン・ハプスブルク家およびボルボン家の血筋になる、カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)、フェリペ2世、フェリペ3世、フェリペ4世、カルロス2世、ルイス1世、カルロス3世、カルロス4世、フェルナンド7世、イサベル2世、アルフォンソ12世が埋葬されています。

修道院にはボルボン家の国王フェリペ5世とフェルナンド6世が埋葬されています。

エスコリアル修道院は、複雑な構成をしたシンメトリカルな建物が美しいだけではなく、美術館としても大変すぐれています。

エスコリアル修道院の随所にある高い天井に描かれたフレスコ画はどれもすばらしく、世界十大図書館の一つにも数えられている図書館の丸天井の美しさは圧倒的です。

絵画も、ティツィアーノ、ティントレット、エル・グレコ、ディエゴ・ベラスケス、ロヒール・ファン・デル・ウェイデン、パオロ・ヴェロネーゼ、アロンソ・カーノ、ホセ・デ・リベーラ、クラウディオ・コエーリョらの傑作も収蔵されています。


ところで、トレドに来て有名になったエル・グレコですが、彼がまだローマにいて、故郷のギリシャとは作風の違うイタリア画壇に戸惑っていた頃、エスコリアル修道院の絵師にならないかと誘われて、マドリードにやってきたのでした。1577年のことです。

ところが、当時の画家としては、キリストの描き方も作風もアヴァンギャルドすぎる彼の絵は、宗教改革に反対する枢機卿らに受け入れてもらえず、仕事を失ってしまったため、トレドに向かったというわけです。

エスコリアル修道院は、避暑の離宮としても多くの宮廷人で賑わいました。
おしゃれなレストランやカフェも多い街ですから、時間に余裕があるならぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

三浦 深雪 (料理教室講師、フードライター、料理人)

少し足を延ばして世界遺産へ!

  • 観光おすすめ

アトーチャ駅から近郊列車で1時間の所にあるエル・エスコリアル。
フェリペ2世が1563年から20年ほどかけて造らせた世界遺産でもある修道院があります。
エル・エスコリアル駅から修道院近くまでは連絡バスが通ってます。

絶大な権力を持っていたフェリペ2世が住み、
政務を執り行っていた場所でもあり、その後も王家の避暑地でした。
そして地下には歴代スペイン国王が埋葬されている重要な建物です。
この修道院もマドリードの王宮に負けず
ベラスケス、ゴヤやルーベンスなどの傑作が飾られています。

個人的に一番好きな空間は「戦いの間」

日本の屏風絵みたいに当時の戦が壁や天井一面に細かく描かれています。
黄金時代のスペインがどんな戦い方をしていたのかが伺えます。

興味を引いたのは、
フェリペ2世が病に倒れても司祭のミサを聞きたかったために配置された
彼の簡素すぎるベッドも忘れられません。
サロンにある太陽時計なども珍しいです。
そしてこういった歴史的建物をいくつも見学してきましたが
初めて昔使われていたキャンドル式シャングリラが見れた建物でした。

通常は現代風に電気式に付け替えられていていつも違和感があったのですが
この修道院はきちんとキャンドル付きで保管されていて感心しました。
ちなみに修道院内は撮影禁止です。

中の見学が終わったら建物を周りこんで裏手の庭園(入園無料)へどうぞ。
フェリペ2世は植物に関して学者並みの知識があったそうです。
ここからはマドリッド市内が遠方に眺められます。
電車や車がなかった時代、ここまで来るのは御付の人は一苦労だったろうな、
なんて想像をしてしまいます。
日本語の音声ガイドがないのは残念ですがガイド付きで廻る事をお勧めします。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。