知る人ぞ知る隠れた名店、「ロジェリオ・ド・レドンド」。
奥まったところにある、言われなければ気づかないような(失礼!)当店を紹介してくれたのは、すぐ近くにあるポルト大学美術学部の先生。
地元客でごった返した店内に入ると、先生から「あの人は医学部の教授、あの人は弁護士、あの人は議員」とひそひそ声で教えてもらいました。
ポルトの名士がこぞって集う、適度な距離を保ちつつも陽気で気持のいいサービスを受けられるレストランです。
11月に訪れた際、前菜として供されたのは、ポルト郊外で採れたキノコのトマト煮。
季節を感じされられるものが自然と出てくる、まさに「家庭の味」。
バカリャウや旬の魚のグリル、仔牛やラムのグリル、白身魚のフライとトマトご飯、だけでなく、
日によっては鶏肉のカビデラ(血入りリゾット)、豚の手と野菜の煮込み、トリパス(牛の臓物と豆と野菜の煮込み)、ポルトガル風煮込み(コジード・ア・ポルトゲーザ)などが日替わりメニューとして提供されます。
鶏の血に豚の手に牛の臓物に・・・!と思われるかもしれませんが、これらは全て北部の一般家庭で普通に食べられるメニューです。
(個人的な意見ですが)特にポルトガル風煮込みとともに出してもらった「豚の頬肉」が忘れられないほど美味しく、それを上回るポルトガル料理にまだ出会えていません!
秋から冬にかけては店頭で焼き栗が焼かれ、デザートに買い求めることができます。
観光客はほとんどいませんが、ポルトでとっておきの食事を満喫したい時に心からオススメしたいレストランです。
Rogerio do Redondo ロジェリオ・ド・ルドンド
りゅみに
(会社員)
ポルトガル北部の家庭料理が味わえる、知る人ぞ知る名店
- 投稿日2015/09/24
- 更新日2016/01/02
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ジャンルポルトガル料理
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エリアポルト
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住所
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電話番号+351-22-5379533
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営業時間12:30-15:00, 18:30-23:00
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定休日日曜日
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予算~35ユーロ
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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