ウルル(エアーズロック)やカカドゥ国立公園など、絶景の世界遺産を楽しめるオーストラリア ノーザンテリトリーへ!

世界遺産ウルル(エアーズロック)で知られるオーストラリア ノーザンテリトリー。広大なエリアは、ウルルのあるレッドセンターと、その北部のトップエンドに大きく分けられます。赤土の風景が広がるオーストラリアの中心部レッドセンター、豊かな水と緑に恵まれたカカドゥ国立公園や歴史ある港町ダーウィンを有するトップエンド。朝日や夕陽に染まるウルルやカタ・ジュタを眺めるのはもちろん、トレッキングやクルーズ、満天の星空の下のディナーで壮大な絶景を堪能したり、動物たちとの触れ合い、先住民アボリジニ文化の体験、ビーチやマーケットの賑わいを楽しんだりと、ノーザンテリトリーならではの時間を過ごしてみませんか。

ノーザンテリトリーはオーストラリアの中心部から北へ向かって広がり、その南部にはウルル-カタ・ジュタ国立公園、北部にはカカドゥ国立公園の2つの世界複合遺産が位置します。赤土の大地や茫洋たる砂漠、雄大な渓谷から緑滴る湿地、太古から継承されるアボリジニ文化、洗練されたリゾートタウンまで、さまざまな表情を見せる絶景の大地の魅力をご紹介します。

レッドセンター

自然と文化の融合が生んだ世界複合遺産 ウルル-カタ・ジュタ国立公園

「レッドセンター」と呼ばれるオーストラリア中部、ノーザンテリトリー南部のエリアは、その名の通り赤みの強い広大な大地が延々と続き、ときに荒々しい崖や渓谷、ときに砂漠が姿を現します。荒涼とした光景の中でひときわ存在感の際立つ巨大な一枚岩ウルルは、オーストラリア先住民アボリジニの創世神話「ドリームタイム」の中で世界の始まりに創造されたものとされ、この地に住むアボリジニ アナング族が何万年もの間大切に守ってきた聖地です。

ウルルの西約45kmに位置し、ともに世界遺産ウルル-カタ・ジュタ国立公園を形成する赤い巨石群カタ・ジュタ(オルガ岩群)は、36ものドーム状の岩が広範囲にわたって広がっています。周囲には長短併せて多くのウォーキングコースがあり、アボリジニのガイドと一緒に歩くツアーでは、この地にまつわるさまざまな神話や歴史を学ぶこともできます。

1987年にユネスコの世界自然遺産に登録されたウルル-カタ・ジュタ国立公園は、その後アボリジニの歴史や伝統を今に残す文化遺産として再評価され、1994年に複合遺産として拡大登録されました。

あまりに壮大過ぎて地上からではその全容が把握しきれないウルル-カタ・ジュタ国立公園のスケールを実感するには、小型飛行機やヘリコプターによるフライトツアーに参加するのがおすすめです。短時間で両方を見ることができるので、滞在時間が長くとれない場合にも◎

ウルル&カタ・ジュタを空から眺める絶景フライト!

驚くほど広大なウルル-カタ・ジュタ国立公園。ウルルからカタ・ジュタへ行くだけでも、車だと約1時間かかります。小型飛行機やヘリコプターの遊覧飛行なら、短時間で両方の絶景を楽しめる上に、その壮大さも実感することができます。

レッドセンターのもうひとつの楽しみ方は、時間によって色を変えるウルルとカタ・ジュタの姿を眺めること。特に日の出と夕暮れの時間帯は、陽の光に染められて神々しいほどの美しさを放ちます。

また、ウルルを望む砂漠に5万球以上のイルミネーションを灯すインスタレーション「フィールド・オブ・ライト」は、日が沈み暗くなるにつれて光の粒の集合がきらめきを増し、幻想的な景色をつくり出す光の芸術。自然の美しさとは違った魅力を感じられます。

人工の光が少ないアウトバックならではの光景は、星がこぼれ落ちてきそうなほどの満天の星空。夕暮れから夜にかけて北半球では見られない南十字星が徐々に現れる夜空を眺めながら、静かに食事を味わう「サウンド オブ サイレンス」ディナーツアーもおすすめです。

早朝や夜のアクティビティに参加して絶景を100%楽しむには、やはり近くに泊まるのが便利。ホテルからショッピングセンター、ツアーデスクにビジターセンターまで、滞在に必要なさまざまな施設が集まった砂漠の中のリゾート「エアーズロック リゾート」には、宿泊施設も複数揃っています。

最も高級な5つ星のセイルズ イン ザ デザート、4つ星クラスのデザート ガーデンズ、カジュアルなアウトバック パイオニア ホテル&ロッジに、コンドミニアムタイプのエミュー ウォーク アパートメントから、予算と好みに合わせて選んでみては。その他に、リゾート近くのラグジュアリーなテント型ホテル ロンギチュード 131は全室大きな窓からのウルルビューを堪能することができます。

“砂漠リゾート”でウルル-カタ・ジュタ ステイを満喫♪

せっかくならウルル-カタ・ジュタの近くに泊まっていつでも絶景を満喫したい!という方におすすめのエアーズロック リゾート。リゾート内には複数の宿泊施設やショッピングセンター、レストランに銀行まで揃っており、快適に滞在することができます。

ウルルのオプショナルツアー

オーストラリアを象徴する光景のひとつ アウトバックを見て、感じる

アウトバックと呼ばれるオーストラリア内陸部。赤みを帯びた乾いた大地が果てしなく続く広大な土地に、町や牧場、起伏に富んだ山や渓谷が点在するその光景は、さまざまな魅力を持つオーストラリアの象徴的な景観のひとつです。

アウトバック最大の都市アリス スプリングスは、ウルル-カタ・ジュタ国立公園はもちろん、ワタルカ国立公園や西マクドネル山脈、シンプソン砂漠といったアウトバックならではの風景を観光する拠点となっています。カンガルー サンクチュアリやアリス スプリングス デザート パーク、爬虫類センターなど、オーストラリアならではの動物に出会える施設も充実。また、1871年に設立されヨーロッパとの通信を担ってきた電報局の建物や、アボリジナルアートの鑑賞・購入ができるアート センターやギャラリーもあり、ノーザンテリトリーの歴史と文化にも触れることができます。

レッドセンターのもうひとつの見どころは、赤い砂岩の渓谷キングス キャニオンです。ワタルカ国立公園の一部であるこの渓谷では、高さ270メートルにも及ぶ絶壁の上から雄大な眺めや、水と緑に包まれた谷間ガーデン オブ エデンの癒やしの空間、ロスト シティと呼ばれる奇岩の光景を楽しむことができます。ガイド付きで絶壁の上を歩くリム ウォークは、少々ハードですが、キングス キャニオンの絶景を満喫できる一番人気のコース。あまり体力に自信がない場合には、崖下を歩く短時間コースのクリーク ウォークがおすすめです。

壮大な絶景の連続!赤い砂岩の渓谷キングス キャニオン

キングス キャニオンは赤い砂岩が数百万年にわたって風雨に削られてできた地形。断崖や渓谷の織りなす絶景の中に600種以上の固有の動植物が生息しています。絶壁の上を歩くスリリングなリムウォークは少々ハードながら人気のアクティビティです。

アリス スプリングスのオプショナルツアー

トップエンド

想像もつかないほど長い時がつくり上げた世界複合遺産 カカドゥ国立公園

「トップエンド」と呼ばれるノーザンテリトリーの北部地域は、レッドセンターとはまた異なる絶景の宝庫。熱帯の気候がもたらす豊かな水が大地に緑を育み、数多くの滝や渓流、湿原、森林などの光景を楽しむことができます。

複数の国立公園を有するトップエンドでも一番の見どころは、世界複合遺産に登録されているカカドゥ国立公園。その広さは2万平方km近くにおよび、オーストラリアで最大の規模を誇ります。園内では多数の滝が見られ、中でも、二筋に分かれて流れ落ちるツイン フォールズと水量が多く迫力のあるジム ジム フォールズはおすすめの絶景スポット。滝の上にある自然のプールで泳ぎながら雄大な眺めを楽しめるガンロム フォールズも人気です。

カカドゥのもうひとつのハイライトは先住民アボリジニのロックアート。岩場に描かれた古代の壁画には2万年以上前にさかのぼるものもあり、いにしえの人々の姿や暮らしを今に伝えます。人も動物も骨や内臓まで描き込まれたX線アートや、アボリジニの創世神話「ドリームタイム」の登場人物などのほか、新しいものではこの地域における初期の白人の姿が描かれたものもあり、まるでギャラリーのよう。ウビアとノーランジーには特に多くのロックアートが集中していますが、ウビアには周囲の景色を一望できる展望台があり、特に夕陽に染まる時間帯の光景の美しさは格別です。

ロックアートや絶景サンセットで人気のウビア ロック

カカドゥ国立公園には大自然だけでなく、古いもので2万年以上前のアボリジニの人々による岩絵 ロックアートが残されています。多数のロックアートが集中している園内北東部のウビア ロックは、崖の上から美しい夕陽を眺めることもできる人気のスポット。

カカドゥ国立公園の中心部に位置する湿地帯イエロー ウォーターには巨大なイリエワニを始め、多数の鳥類や水生生物など、珍しい野生の動植物が生息しており、遊歩道やクルーズ船からその姿を見ることができます。白とピンクの睡蓮が咲き乱れるビラボン(氾濫湖)の光景も見逃せません。毎日運航しているイエロー ウォーター クルーズは、湿地帯が赤く染まる美しい景色を楽しめる早朝と夕方の時間帯が特に人気が高く、早めの予約をおすすめします。

また、カカドゥ国立公園の南側に隣接するニトミルク国立公園も渓谷美で知られるおすすめスポット。園内にはニトミルク渓谷(キャサリン渓谷)やバタフライ渓谷など実に13もの渓谷があり、切り立った崖の間を流れる渓流でクルーズやカヤックを楽しんだり、エディス フォールズの滝壺にある自然のプールで泳いだりすることができます。

川や湿地の生き物に出会えるイエローウォーター クルーズ

カカドゥの中心部にある湿地帯イエロー ウォーターには豊かな水に育まれた珍しい動植物が多数生息。野生動物との出会いと湿原の絶景を両方楽しめるクルーズは、サンライズ、サンセットの時間帯が特に人気が高く、早めの予約が必要です。

カカドゥ国立公園のオプショナルツアー

歴史あるウォーターフロントの町ダーウィンでタウンステイも満喫

ノーザンテリトリー最北部で、ティモール海に面する州都ダーウィン。近隣に位置するカカドゥ国立公園やリッチフィールド国立公園など、トップエンド観光の拠点となっています。南国の雰囲気が漂う町並みの中には、マーケットやアボリジナルアートの美術館、レストランやバーなどのグルメスポットが揃い、トップエンドの大自然だけでなく、タウンステイも存分に楽しめます。

南国リゾートらしい雰囲気の中でのんびりと時間を過ごすなら、美しく整備されたウォーターフロント地区がおすすめ。おしゃれなレストランやカフェで食事をしたり、明るい時間にバーでビールやワインを1杯、といった旅先ならではのくつろいだ楽しみを味わってみるのはいかがでしょうか。

もう少しアクティブに観光したい場合には、巨大なワニを見ることができるクロコザウルス コーブへ。勇気があれば、ワニの水槽内の透明のケージに入って間近で観賞できる人気アトラクション「死のケージ」に挑戦してみましょう。また、市内にはいくつもの美術館・博物館がありますが、どれに行けばよいのか迷ったら、絵画・彫刻・楽器などさまざまなアボリジナルアートが数多く展示されているノーザンテリトリー博物館&美術館がおすすめです。

日が傾き始める時間になったらミンディル ビーチへ移動して、その美しさで有名な夕景を堪能しましょう。4月下旬から10月の木・日曜日にはビーチのすぐ近くで大人気のミンディル ビーチ サンセット マーケットが開かれ、地元の人々や旅行客で賑わいます。工芸品や土産物だけでなく、多数の屋台も出店しているので、食べ歩きを楽しんでみるのもいいかもしれません。クロコダイル(!)バーガーといったオーストラリアならではのメニューはもちろんのこと、アジアに近い立地のダーウィンらしく、インドネシア料理などのエスニックフードも味わうことができます。

ダーウィンのオプショナルツアー

オーストラリア ノーザンテリトリーの旅のおすすめ旅行会社

ノーザンテリトリーのエキスパートが揃う旅行会社が、レッドセンターからトップエンドまでまたがる広大なエリアを効率よく楽しく巡る旅行をお手伝いします!

とかくウルル(エアーズロック)に注目が集まりがちなノーザンテリトリーですが、2つの世界複合遺産やその他数々の国立公園を有し、南国リゾートの雰囲気も併せ持つ、驚くほどの魅力にあふれたエリアなのです。絶景の大地をその目で見て、体験する、オーストラリア ノーザンテリトリーの旅に出かけてみませんか。

オーストラリア ノーザンテリトリー基本情報
  • 言語英語
  • 通貨1ドル(AUD)=約82.5円(2018年3月現在)
  • 気候トップエンドは熱帯気候で乾季(5~10月)・雨季(11~4月)に分かれる。平均気温は乾季が21~32℃、雨季が25~33℃とそれほど変化はないが、湿度や天候は大きく変動するので注意が必要。
    レッドセンターには四季があり、平均気温は夏(12~2月)は20~35℃、冬(6~8月)は3~20℃で、日本と季節が真逆になる。春と秋は過ごしやすいが、夜はやや涼しいので羽織りものを用意しておくとよい。
  • アクセス日本からの直行便はないため、オーストラリア国内の主要空港やシンガポール、インドネシアなどで乗り継ぎ、アリス スプリングス空港、エアーズロック コネラン空港、ダーウィン国際空港などへ。

最終更新日:2018年3月20日