セゴビアのアルカサル

セゴビアのアルカサルは、スペインのセゴビアにある城。「セゴビア旧市街と水道橋」の名称で1985年に登録された世界遺産の構成資産のひとつです。

1124年から1139年にかけての文献では、この地に要塞や王の邸宅を示す建物があったとされ、13世紀にゴシック様式を取り入れた建設が始まって以降、長い歴史の中で増改築が繰り返されてきました。

内部は博物館になっていて、歴代のスペイン王の彫刻やアンリ4世を描いたステンドグラス、16世紀の祭壇画が目を引く礼拝堂などを見学できます。1762年に王立砲兵学校となった歴史もあり、大砲なども展示。

2本の川が合流する地の高台に建つ姿が美しく、ディズニー映画『白雪姫』に登場する城のモデルになったともいわれています。 閉じる