サン・テミリオン地域

サン・テミリオン地域は、ワインの産地として世界で初めてとなる、1994年に登録された世界遺産です。フランス南西部の都市ボルドー近郊に位置する町サン・テミリオンを含め、8つの村にわたって歴史的なブドウ園が無傷のままで現存。2000年以上前に始まったぶどう栽培の発展により、人間と自然が調和しながら形成してきた文化的景観が、傑出した存在として認められました。現在でも約5,400ヘクタールもの地域に800を超えるワイナリーが点在。世界的にその名が知られるようなワイン格付けの頂点に立つワインが醸造されていて、ワインシャトー巡りが人気を集めています。また、中世の街並みが残るサン・テミリオン市街は、世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」にも含まれています。ヨーロッパ最大の一枚岩の教会として知られるモノリス教会の見学や、名物のマカロンを味わうなど、サン・テミリオンの街歩きも人気があります。 閉じる