概要
韓国の慶尚南道にある802年創建の海印寺(かいいんじ/ヘインサ)は、韓国仏教界の大勢力である曹渓宗の寺院。仏教の経典が刻まれた木版としてもっとも完全な形で残る、高麗八万大蔵経
韓国の慶尚南道にある802年創建の海印寺(かいいんじ/ヘインサ)は、韓国仏教界の大勢力である曹渓宗の寺院。仏教の経典が刻まれた木版としてもっとも完全な形で残る、高麗八万大蔵経(こうらいはちまんだいぞうきょう)を収蔵する経蔵「海印寺大蔵経板殿」が1995年、世界遺産に登録されました。国宝にも指定されている大蔵経は、モンゴルの侵攻から守るために1237年から1248年にかけてつくられたもので、約8万点に及ぶ膨大なもの。漢字の彫刻としての芸術性や彫刻技術の高さも評価されました。本堂よりも高い位置にある板殿の建物は、大蔵経をネズミや昆虫から守り、劣化を防ぐ工夫が施されているのが特徴。風通しがよく、気候条件に合わせて温度と湿度を調節できる設計になっています。
基本情報
- 住所대한민국 경남 합천군 가야면 해인사길 122
GoogleMapを見る新規ウィンドウで開きます - アクセス大邱西部バスターミナルから海印寺行きバスで約90分
- 電話番号+82-55-9343000
- 公式サイト
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