恩納村にある万座毛は、風光明媚な本島西海岸のなかでも、ひときわ美しいスポットとして知られる沖縄屈指の景勝地。
ここは東シナ海に突出する岬で、もともとはサンゴ礁だった場所が隆起して、現在は天然芝
恩納村にある万座毛は、風光明媚な本島西海岸のなかでも、ひときわ美しいスポットとして知られる沖縄屈指の景勝地。
ここは東シナ海に突出する岬で、もともとはサンゴ礁だった場所が隆起して、現在は天然芝の広がる開けた台地になっています。
琉球王朝13代目の王となった尚敬(1700~1752年)が、かつてこの地を訪れたときに「万人を座らせるに足る」と讃えたところから、この名がついたといわれています。ちなみに毛(モー)とは、ウチナーグチで原っぱのことです。
岬にはぐるりと回れる遊歩道が整備されており、歩き始めて間もなく、おなじみの象の鼻のような形の岩を見晴らせるコーナーに差しかかります。
この岩は、長い年月をかけて断崖絶壁が波に浸食されてできたものだということですが、今では絶好のフォトスポットになっていますね。
さらに進むと、足元に海を望むことができる岩場や、海の向こうに真っ白な大型ホテルと砂浜が絵のように見晴らせる高台など、たくさんの絶景ポイントが。エメラルドブルーの海が広がる、美しい色彩の風景が楽しめます。
もしも周辺のホテルに滞在予定なら、ぜひ夕暮れ時に訪れて、太陽が東シナ海へ落ちて行く光景も楽しんでみてはいかがでしょうか?
遊歩道は写真を撮りながらゆっくり回っても15〜20分程度でひと回りできますし、ベビーカーや車椅子でも不安なく通れます。
万座毛へは車なら那覇空港から高速道路を利用して約60分。バス利用の場合は恩納村役場前バス停を下車し、徒歩15〜20分のアクセスです。