春日山駅から、ほぼ真っすぐに西側へ進むことおよそ3km。“義”を貫いた名将・上杉謙信の居城であった春日山城跡があります。広大な高田平野や日本海を一望する、標高約180mの春日山に築かれた山城です。
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春日山駅から、ほぼ真っすぐに西側へ進むことおよそ3km。“義”を貫いた名将・上杉謙信の居城であった春日山城跡があります。広大な高田平野や日本海を一望する、標高約180mの春日山に築かれた山城です。
春日山城跡への入り口、高さ5mほどの石垣の上に謙信公像があります。この謙信公像に隣接する「春日山神社」の境内横から、山頂にある本丸をめざすのが一般的な登城ルート。道すがらには数々の屋敷跡などがありますが、未舗装の山道となるので履物にはご注意ください。
城跡にある唯一の建物が、山頂の本丸近くにある毘沙門堂。謙信が戦を前にこもり、戦勝を祈願したと伝わるお堂が再建されていて、堂内に安置された毘沙門天を小さなのぞき穴から見ることができます。謙信が毘沙門天を篤く信仰したことから、上杉軍の軍旗に「毘」の文字が描かれています。
要害に適した山城である春日山城跡。春日山神社から山頂をめぐって一周すると、2時間ほどかかります。周辺には、謙信が幼少期に学問を学んで“義”の心を会得した林泉寺、さまざまな企画展が開催されている上越市埋蔵文化財センターなど、謙信ゆかりのスポットが点在しています。