西三川砂金山は、平安時代の『今昔物語集』にも登場したとされる、佐渡最古の砂金山。本格的な開発が始まったのは1460年ごろと考えられています。16世紀も終盤にさしかかると、佐渡を支配した越後の上杉景勝が西三川
西三川砂金山は、平安時代の『今昔物語集』にも登場したとされる、佐渡最古の砂金山。本格的な開発が始まったのは1460年ごろと考えられています。16世紀も終盤にさしかかると、佐渡を支配した越後の上杉景勝が西三川砂金山の再開発を行い、算出された砂金は豊臣秀吉に納められました。
その西三川に建つ佐渡西三川ゴールドパークは、金のことなら何でもわかる体験型資料館。「金の島」といわれる佐渡島の中でも、砂金採り体験ができるのはここだけです。
採り方などは館内スタッフが丁寧に教えてくれますので、誰でも簡単に砂金を採ることができます。まず緑色の「パン」と呼ばれる道具を使って、水中で砂利をすくった後、ゆっくりと円を描くようにパンを揺すって砂利を取り除きます。比重の重い砂金はパンの底に残るので、そっと指で拾ってください。すくった砂金はお持ち帰りいただけます。別料金でキーホルダーやストラップなどに加工も可能。
館内ショップでは、オリジナル純金飴や地元西三川産のりんごを使ったジュース、佐渡産米粉を使ったロールケーキなど、さまざまなお土産も販売しています