伊東市の城ヶ崎海岸は、約4000年前の大室山の噴火によってできた溶岩岩石海岸。荒々しい断崖が続き、その迫力ある絶景から、伊豆半島を代表する観光スポットになっています。
最大の見どころは、海岸沿いを歩く
伊東市の城ヶ崎海岸は、約4000年前の大室山の噴火によってできた溶岩岩石海岸。荒々しい断崖が続き、その迫力ある絶景から、伊豆半島を代表する観光スポットになっています。
最大の見どころは、海岸沿いを歩く遊歩道「城ヶ崎ピクニカルコース」上にある「門脇吊橋」。長さ48m、高さ23mの断崖に架かる吊橋で、眼下は白い波がくだける海。スリル満点ですが、定員が100人という頑強な造りです。吊橋が架かる門脇岬には、地上24.9mの「門脇埼灯台」がそびえています。展望台も兼ねており、伊豆七島や天城連山など、360度のパノラマ風景を望むことができます。
近くに有料駐車場があるので、門脇吊橋だけ訪れることも可能。ですがコースは片道1時間ほど(全長3km)なので、できれば全部を歩き、城ヶ崎海岸の美しさを堪能しましょう。海岸一帯に自生するガクアジサイ(6月)、イソギクやツワブキ(10~12月)などの花々も楽しめます。
城ヶ崎ピクニカルコースの先には、全長約6kmの「城ヶ崎自然研究路」が続いています。こちらのコース上にある「橋立吊橋」も見逃せません。橋立吊橋は、美しい柱状の「橋立」とその対岸に架かる吊橋で、長さ60m、高さ18m、定員は20人。門脇吊橋とは違い、下が海岸になっています。駐車場から少し離れているため、門脇吊橋より訪れる人が少なく、橋の上から美しい景観をゆっくりと楽しめます。