韮山反射炉は中伊豆にある世界遺産。イメージに反し、木や花に囲まれ、写真映えの工夫がある場所です。地元産の肉などの網焼き、ビーフシチュー、地ビールなどがある併設のレストランも上品ですてきです。
反射炉と
韮山反射炉は中伊豆にある世界遺産。イメージに反し、木や花に囲まれ、写真映えの工夫がある場所です。地元産の肉などの網焼き、ビーフシチュー、地ビールなどがある併設のレストランも上品ですてきです。
反射炉とは、鉄鉱石などから鉄を精製することを目的とした設備です。江戸時代、鉄を用いて作られたのは、大砲。この大砲は、現在のお台場に据えつけられる予定でした。当時の日本は鎖国の真っ只中。徳川幕府の代官だった江川英龍(ひでたつ)が、少ない資料から試行錯誤して反射炉を設計したことは、韮山反射炉内で見られる迫力ある映像や、希望すれば無料で付き添ってくれるガイドさんが教えてくれます。
江川英龍が住んでいた江川邸が近距離にありますが、見学を見落としてしまう方が多いようです。広い敷地に、古い屋敷がよく保存されていて、内部も見学できます。韮山反射炉からはバスで行けますが、交通の便はよくないため事前に調査が必要です。