賢島(かしこじま)は、三重県志摩市の英虞湾(あごわん)にある、湾内最大の有人島。島の周囲は7.3km。2016(平成28)年の伊勢志摩サミットの開催地としても知られています。
英虞湾では古くから真珠養
賢島(かしこじま)は、三重県志摩市の英虞湾(あごわん)にある、湾内最大の有人島。島の周囲は7.3km。2016(平成28)年の伊勢志摩サミットの開催地としても知られています。
英虞湾では古くから真珠養殖が行われてきましたが、中でも賢島は「真珠のふるさと」と呼ばれています。1955(昭和30)年に国立真珠研究所が置かれ、現在の真珠養殖技術が確立。かつては「真珠港駅」が存在し、昭和40年代半ばまでは養殖資材の基地としても栄えました。
賢島観光の定番は、スペイン大航海時代の船をモチーフとした遊覧船による「エスパーニャクルーズ」。1周50分で、60を超える島々と養殖いかだが点在する湾内を悠々とめぐります。また、島へ通じる賢島大橋から眺める夕陽は、「日本の夕陽百選」にも選ばれた絶景です。