「牛に引かれて善光寺参り」の言い伝えでも知られ、古くから多くの参拝客が訪れる長野市の善光寺(ぜんこうじ)。創建は約1400年前と伝わり、国宝に指定されている本堂は1707(宝永4)年に再建されたものです。高
「牛に引かれて善光寺参り」の言い伝えでも知られ、古くから多くの参拝客が訪れる長野市の善光寺(ぜんこうじ)。創建は約1400年前と伝わり、国宝に指定されている本堂は1707(宝永4)年に再建されたものです。高さ約29m、間口約24m、奥行約54mの本堂は東日本最大級の木造建築とされ、その迫力は圧巻。境内には国の重要文化財に指定された山門(三門)や経蔵など、歴史ある見どころが点在しています。
本尊である「一光三尊阿弥陀如来像(いっこうさんぞんあみだにょらいぞう)」は絶対秘仏として公開されませんが、本尊の御身代像である「善光寺前立本尊(ぜんこうじまえだちほんぞん)」は七年に一度、御開帳が行われます(直近では2022年4月3日~6月29日)。また、本堂内々陣の奥から床下へと通じる「お戒壇巡り(おかいだんめぐり)」は、暗闇の回廊を進み極楽の錠前に触れることによって極楽往生ができるという言い伝えでも有名です。
善光寺へ通じる参道の仲見世通りでそばなどのグルメを味わい、お土産を探してみるのも善光寺参りの楽しみのひとつです。また、薬王院や淵之坊などをはじめ善光寺には39の宿坊があるので、この地に宿泊して参拝してみるのもいいでしょう。