千代保稲荷神社(ちよほいなりじんじゃ)は岐阜県海津市にある室町時代に建立された神社。「おちょぼさん」の愛称で親しまれ、現在も年間約200万人の方が訪れます。御祭神である大祖大神、稲荷大神、祖神の三神から「商
千代保稲荷神社(ちよほいなりじんじゃ)は岐阜県海津市にある室町時代に建立された神社。「おちょぼさん」の愛称で親しまれ、現在も年間約200万人の方が訪れます。御祭神である大祖大神、稲荷大神、祖神の三神から「商売繁盛」「家内安全」などにご利益があり、一説には「日本三大稲荷」のひとつに数えられるとされています。
参拝者の中には参道で売られている油揚げとロウソクをお供えとして買う人も。拝殿そばにある燈明場でロウソクを奉納したら拝殿で参拝。霊殿では参拝者自身の名刺を挟み込む光景が見受けられます。石を持ち上げることで占いのできる「重軽石」もぜひお試しを。
本殿では神職が参拝者に代わり、感謝やお願いを祝詞に込め奏上する祈祷を行っており、社務所にて随時受け付けています。なお境内では御朱印やお札、お守りの授受は行っておりません。隣接する「温故集成館」(入場無料)では、神社所有の美術品を収蔵展示。
参拝時の楽しみのひとつが、約700mの参道。千代保稲荷神社に隣接した門前町には約120店舗が軒を連ねており、名物の川魚料理、串カツ、草餅などを提供するお店が多く目に入ります。さらに毎月末日には「月越参り」が開催され、多くの人でにぎわいます。