甲賀流忍術屋敷は、甲賀流忍者甲賀五十三家の筆頭格「望月出雲守」の住居として元禄年間に建てられた旧宅である。
外見は一般的な日本家屋だが、内部は外敵に備え、また侵入した敵を捕らえる為「どんでん返し(回転
甲賀流忍術屋敷は、甲賀流忍者甲賀五十三家の筆頭格「望月出雲守」の住居として元禄年間に建てられた旧宅である。
外見は一般的な日本家屋だが、内部は外敵に備え、また侵入した敵を捕らえる為「どんでん返し(回転戸)」や「落とし穴」「隠し梯子と隠し部屋」などさまざまな仕掛けが施されている。
また、甲賀忍者の奥義を記した「甲賀流伝書(虎の巻)」や手裏剣、撒菱など、数々の貴重な品が展示され、忍者の生活を伺うことができる。
屋敷には、望月家の家紋である丸に九曜紋が瓦などいたるところに描かれている。
2019年、日本遺産「忍びの里伊賀・甲賀-リアル忍者を求めて-」の構成文化財の一つに追加認定された。