神戸市立博物館は、神戸市中央区、レトロな趣のあるビルが建ち並ぶ旧居留地と呼ばれるエリアにある博物館。
1935(昭和10)年に建てられた建物は旧横浜正金銀行神戸支店だったもので、かつて銀行の業務カウンター
神戸市立博物館は、神戸市中央区、レトロな趣のあるビルが建ち並ぶ旧居留地と呼ばれるエリアにある博物館。
1935(昭和10)年に建てられた建物は旧横浜正金銀行神戸支店だったもので、かつて銀行の業務カウンターがあった1階ホールは、床面などは1930年代のものがそのまま残されています。そして2019年に行われたリニューアルで、神戸の歴史を紹介する1階部分の常設展示が無料で見られるようになりました。
館内で所蔵されている文化財の数は、国宝の桜ヶ丘銅鐸(どうたく)・銅戈(どうか)群をはじめ、国宝1件21点、重要文化財7件76点を含め約7万点。銅鐸、南蛮美術など貴重なコレクションを紹介する展示室は2階にあります。また、聖フランシスコ・ザビエルに関する展示室もあり、歴史の教科書などでよく目にする『聖フランシスコ・ザビエル像』も、ここ神戸市立博物館で見られます。そして1549年から2年以上滞在した日本の印象と困難な布教活動について、ザビエル自身が記した書簡なども紹介。
館内にはミュージアムショップやカフェも併設されています。