兵庫県立美術館は、神戸市の東部新都心として開発された地区がHAT神戸の一角にある美術館。阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして2002年に開館しました。愛称は「芸術の館」。
日本を代表する建
兵庫県立美術館は、神戸市の東部新都心として開発された地区がHAT神戸の一角にある美術館。阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして2002年に開館しました。愛称は「芸術の館」。
日本を代表する建築家、安藤忠雄氏の設計で、建物自体が巨大なアート作品です。迷路のような建物が海に面したなぎさ公園と一体化し、さまざまな光の変化を楽しんだり、4階には海にせり出したようなデッキスペースも。建築内部は随所で陰影に富んだ設計になっており、季節や時間によってその表情が変化するので、いつ訪れても楽しませてくれる建物です。
なお、兵庫県立美術館の前身である近代美術館のころからある作品も所蔵し、その数は約1万点。近代日本洋画を代表する小磯良平、金山平三の二人の画家の記念室もあり、国内外の作品を企画展示する特別展も開催。また、屋外にも元永定正の《きいろとぶるう》などといった作品があります。2019年には、安藤忠雄氏の作品模型などを展示する「第2展示棟」(Ando Gallery)がオープンしました。