和歌山県岩出市に位置する根來寺(根来寺、ねごろじ)は、和歌山県を代表する名刹のひとつ。根來寺の始まりは1130(大治5)年に高野山上で建立された伝法院にあるとされ、金剛峯寺との対立を経て現在の地へ拠点が移さ
和歌山県岩出市に位置する根來寺(根来寺、ねごろじ)は、和歌山県を代表する名刹のひとつ。根來寺の始まりは1130(大治5)年に高野山上で建立された伝法院にあるとされ、金剛峯寺との対立を経て現在の地へ拠点が移されたのは1288(正応元)年のこと。
新義真言宗の総本山として栄えたこの寺院にある数々の文化財は必見。特に注目すべきは国宝に指定された大塔(大毘廬遮那法界体性塔、だいびるしゃなほっかいたいしょうとう)で、その優美な姿に多くの人が圧倒されます。また、春には桜、秋には紅葉が境内を彩り、四季折々の自然美を堪能できます。