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  7. 金峯山寺(蔵王堂)
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  • 国宝の蔵王堂(本堂)。焼失と再建が繰り返され、現在の建物は1592年頃に完成
  • 蔵王堂を支える68本もの自然木の柱。参拝者になでられ、下部はツルツルに!
  • 境内の一角にある吉野朝宮址。後醍醐天皇が南朝の皇居と定めた寺がかつてあった
  • 金峯山寺の塔頭、脳天大神龍王院は頭の守護神を祀る

金峯山寺(蔵王堂)

概要

「紀伊山地の霊場と参詣道」の中で世界遺産に登録されている金峯山寺。7世紀後半の白鳳年間に、役行者によって開創されたと伝わる修験道の寺です。 ロープウェイ吉野山駅から坂を十数分ほど上ると、平成30年から
「紀伊山地の霊場と参詣道」の中で世界遺産に登録されている金峯山寺。7世紀後半の白鳳年間に、役行者によって開創されたと伝わる修験道の寺です。

ロープウェイ吉野山駅から坂を十数分ほど上ると、平成30年から約10年間の予定で解体修理中の国宝、仁王門が石段の上にそびえています。その奥にあるのが、同じく国宝の本堂、蔵王堂です。堂内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは太い柱の数々です。その数はなんと68本。スギやヒノキ、松、ケヤキ、梨やつつじの木もあります。それぞれ枝を落とし、樹皮をはいだだけの自然に近い形の柱で、薄暗い堂内に林立する様は、まるで深山幽谷のよう。大自然の中で修行を行う修験道のならではの空気が漂っています。

その中央、戸帳の奥に安置されているのが秘仏、本尊金剛蔵王大権現三体。毎年、桜の時期や特別な時だけ御開帳されるその姿は唯一無二。高さはおよそ7m。片手片足を上げ、目を見開いている姿は、どう喝しているようでいて、その表情は「恕」(人を思いやる心)。親が子を叱るような表情でもあるといわれます。さらに稀有なのが青黒色の肌の色。当時、“一はけ、米一俵”ともいわれたほど高価な藍銅鉱(アズライト)をすりつぶした顔料が使われています。最初は圧倒されるものの、しばらく見つめていると安らぐような心地も。三体の中央は過去世を救う釈迦如来、右は現世を救う千手観音菩薩、左は未来世を救う弥勒菩薩が権化された姿。過去、現在、未来にわたって衆生を救済してくださるのだとか。

古来から日本人は太陽や山などへ、畏敬の念と感謝を込めて祈りを捧げてきました。大自然の中に神や仏を感じてきたのです。修験道では、その厳しい自然の中、命がけで修行することで人間が本来持っている力を取り戻し、生まれ変わることを目指しています。金峯山寺では毎年5〜10月の間、一般の人を対象に、月1回のペース(行事などにより変更あり)で体験修行も実施しています。

基本情報

  • ※掲載情報についてはその正確性を保証するものではありません。最新情報は必ず、公式サイト等をご確認ください

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