広島電鉄の縮景園前駅下車すぐ。江戸時代初期の1620(元和6)年に広島浅野藩初代藩主、浅野長晟(あさのながあきら)が別邸の庭園として築成された歴史深い大名庭園。
1940(昭和15)年、国の名
広島電鉄の縮景園前駅下車すぐ。江戸時代初期の1620(元和6)年に広島浅野藩初代藩主、浅野長晟(あさのながあきら)が別邸の庭園として築成された歴史深い大名庭園。
1940(昭和15)年、国の名勝にも指定されましたが、わずか5年後、原爆投下により壊滅的な被害を受けてしまいました。戦後、約30年の歳月をかけ復旧作業が行われ、今に至っています。
園内では春は桜や桃、夏はアジサイやスイレン、秋はモミジやイチョウなどの紅葉・黄葉、冬は梅や椿など、一年を通して四季折々の花が楽しめます。その他の見どころとしては、園内のほぼ中央に位置する数寄屋造りの「清風館」、デザインが特徴的な石造りの橋「跨虹橋」、茅葺屋根の茶室「明月亭」などがあります。いたるところに絵になる風景が広がっているので、写真好きの方にはうってつけです。
桜や紅葉の時期には夜間のライトアップが行われるほか、季節ごとにまつりやお茶会、花の展示会などのイベントが開催されるのも魅力です。
隣には広島県立美術館があり、美術館の観覧料もセットになったお得なチケットもあります。