江戸時代初期、大森地区一帯は、石見銀山の政治・経済の中心地でした。今でも武家屋敷や寺社が残されており、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
石見銀山の中でも最大規模とされる商家「熊谷家住宅」
江戸時代初期、大森地区一帯は、石見銀山の政治・経済の中心地でした。今でも武家屋敷や寺社が残されており、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
石見銀山の中でも最大規模とされる商家「熊谷家住宅」は、国の重要文化財にも指定。1801年に建てられたものを復元しており、現在は30室以上の部屋に、数多くの家財道具や衣装が展示されています。石見銀山資料館は代官所跡に1902年に建てられた役所がそのまま資料館になっており、鉱山道具や、歴史的書物、奉行や代官の遺品などが展示されています。大森の氏神様、城上神社(きがみじんじゃ)では、拝殿の天井の龍の絵の下で手をたたくと、リーンリーンと龍が鳴いているように聞こえる「鳴き龍」を体験することができます。
また、蔵や町家を活用したカフェやショップも多数。入館無料の「大森町並み交流センター」では、この地区の歴史や文化をより詳しく知ることができます。