島根県大田市にある石見銀山遺跡(いわみぎんざんいせき)。17世紀前半に世界屈指の銀の産出国だった日本の中でも代表的な銀の産出地として知られ、2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」としてアジアの鉱山遺跡
島根県大田市にある石見銀山遺跡(いわみぎんざんいせき)。17世紀前半に世界屈指の銀の産出国だった日本の中でも代表的な銀の産出地として知られ、2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」としてアジアの鉱山遺跡で初めて世界遺産に登録されました。間歩(まぶ)と呼ばれる坑道が大小合わせて600以上あり、その中でも唯一常時公開されている龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)は必見。全長は約600mあり、すべて手作業で掘られた壁面にはノミの跡が今でも残り、採掘が行われていた当時の様子をうかがい知ることができます。当地の歴史を学ぶなら石見銀山世界遺産センターや石見銀山資料館(大森代官所跡)がおすすめ。龍源寺間歩につながる大森の町並みは江戸時代の情緒が漂い、おしゃれなカフェや雑貨店が点在するので休憩にもぴったりです。