石見銀山遺跡内にある真言宗の寺院。五百羅漢は銀山で亡くなった人々と、その先祖の霊を供養するために造られ、それを守るために、羅漢寺が建立されました。境内には、御本尊阿弥陀如来、不動明王、愛染明王、秘仏の降三世
石見銀山遺跡内にある真言宗の寺院。五百羅漢は銀山で亡くなった人々と、その先祖の霊を供養するために造られ、それを守るために、羅漢寺が建立されました。境内には、御本尊阿弥陀如来、不動明王、愛染明王、秘仏の降三世明王、国家平安と衆生擁護をつかさどる秘仏・大元師明王が安置されています。また、2007年には「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成資産の一つとして、世界遺産に登録されました。
この五百羅漢は1740年頃に観世音寺の住職、月海浄印が発願したとされています。造営にあたり、江戸幕府八代将軍の徳川吉宗の次男、田安中納言宗武や江戸城大奥の女中など、多くの人々から寄進が寄せられたそうで、約25年の歳月をかけて完成したといわれています。岩山の斜面に3つの岩窟が掘られており、中央には釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、左右には250体ずつの羅漢像が安置されています。
また、羅漢寺には、五百羅漢が造営される遥か昔から、名水「三百水」が湧き出ています。約450年もの歴史を持ち、「島根の名水百選」にも選定。持参した容器に入れて持ち帰ることも可能です。