柳川は、福岡市から南に約50km、西鉄天神駅から電車で50分ほどの距離にあります。
この土地は元々湿地帯で、生活するための知恵として張り巡らせた用水路が柳川水郷のルーツです。
江戸時代には柳河藩
柳川は、福岡市から南に約50km、西鉄天神駅から電車で50分ほどの距離にあります。
この土地は元々湿地帯で、生活するための知恵として張り巡らせた用水路が柳川水郷のルーツです。
江戸時代には柳河藩が一帯を統治しており、藩主立花家にまつわる建物も残る、歴史ある地域です。
柳川市を縫うように流れる堀は1600年頃に作られ、今もその姿を残しています。
市内にある「沖端水天宮」周辺は、枝垂れ柳の涼しげな緑に彩られ、水郷の雰囲気をより楽しめるおすすめエリア。堀の両脇に整えられた石畳を歩くと、日本の風情を感じながら独特の旅情に包まれます。
名物の川下りは4カ所ある船着場から出発し、舟頭さんの案内や舟歌を聴きながら柳川市内を周遊します。地上からとは一味違う景色も水郷の魅力のひとつ。
一息つきたくなったらカフェでまったりするのもいいですね。船着場の近くには、おしゃれなお店が集まっていて、堀を眺めながら紅茶やコーヒーを楽しむのも人気です。
柳川の食を味わうなら、うなぎ料理。
伝統のせいろ蒸しは甘辛いタレの味付けと錦糸卵がたまらないご当地グルメで、下船エリアにも「本吉屋」や「若松屋」などおいしいうなぎのお店が並んでいます。
毎年2月中旬から4月上旬まで開催される雛祭りも見どころ。柳川では桃の節句に色とりどりの「さげもん」を飾り、女の子の初節句を祝います。
柳川の春を感じる風物詩です。