福岡市の博多ふ頭から北西へ10kmほどのところにあるのが志賀島(しかのしま)。島といっても、海の中道と呼ばれる砂州状の地形と陸続きになっています。
志賀島という名前を聞いて、まず思い起こす人が多いのが
福岡市の博多ふ頭から北西へ10kmほどのところにあるのが志賀島(しかのしま)。島といっても、海の中道と呼ばれる砂州状の地形と陸続きになっています。
志賀島という名前を聞いて、まず思い起こす人が多いのが「金印」が発見された場所ということでしょう。
その昔、漢の皇帝から贈られたとされる「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」と刻まれた金印について、歴史の教科書で目にしている人も多いと思います。
島内には、金印発見の地と伝わる場所に整備された「金印公園」があります。なお、実物の金印(国宝)は福岡市博物館に所蔵されています。
島の中心部にある潮見公園展望台も、ぜひ訪れておきたいスポットです。
標高約170mの位置にある展望台からの眺望はとにかく絶景! 志賀島と繋がっている海の中道をはじめ、対岸には
能古島、さらに奥には福岡ドームや
福岡タワーなど福岡市中心部の景色まで一望できます。
志賀島の港から徒歩10分ほどのところに鎮座しているのが、志賀海神社。古来より海上守護、交通安全など、厚く信仰されてきた神社のようです。
厳かな雰囲気が漂う拝殿で、旅の安全も祈願しておきましょう。
島内観光を楽しむにはドライブでもいいのですが、天気がよければレンタサイクルもおすすめ。志賀島港からほど近く、志賀海神社の参道入口には「シカシマサイクル」というショップがありますよ(マウンテンバイク利用の場合で3時間2,000円)。
なお、海岸線は多少のアップダウンがあります。また、潮見公園展望台まで行くにはかなりの脚力が必要とされますので、体力と相談のうえ、巡るコースを選びましょう。ちなみに、島の周囲は約11kmです。
また、志賀海神社への参道沿いに中西食堂という食堂があり、ここでは名物のさざえ丼が味わえます。島で楽しむランチの候補にしてみてはいかが?