1893年、酒田米穀取引所の付属倉庫として旧庄内藩酒井家により当時の鵜渡川原村に建設され、11月1日開業。管理・運営も酒井家が行った。1939年に取引所は米穀配給統制法によって廃止されたが、倉庫は引き続き財
1893年、酒田米穀取引所の付属倉庫として旧庄内藩酒井家により当時の鵜渡川原村に建設され、11月1日開業。管理・運営も酒井家が行った。1939年に取引所は米穀配給統制法によって廃止されたが、倉庫は引き続き財団法人北斗会、庄内経済連、全国農業協同組合連合会山形県本部(JA全農山形)と所轄を移しながら使用されてきた。
2018年時点で12棟が残り、このうち9棟は現役の米蔵として使用されている。残りのうち1棟は1985年に「庄内米歴史資料館」、2棟が2004年に「酒田市観光物産館 酒田夢の倶楽(くら)」として改装され、それぞれ一般開放されている。2016年からは夜間の新たな観光資源とするため、日没から午後10時までライトアップが行われている。