養老の滝は岐阜県養老町にある滝であり、岐阜県が開園した養老公園の中心的スポット。揖斐関ヶ原養老国定公園に属しており、高さ30m、幅約4mの水量豊富な滝です。初夏には爽やかな新緑が、紅葉時期には真紅に染まった
養老の滝は岐阜県養老町にある滝であり、岐阜県が開園した養老公園の中心的スポット。揖斐関ヶ原養老国定公園に属しており、高さ30m、幅約4mの水量豊富な滝です。初夏には爽やかな新緑が、紅葉時期には真紅に染まったカエデやもみじが映える滝との風景が訪れる人々を楽しませています。
息子が老父のために瓢箪(ひょうたん)にくんだ湧水がお酒に変わった有名な親孝行の伝説「養老孝子伝説」などの言い伝えもあります。
滝までには何通りかの道がありますが、その中でも代表的な散策路が、養老公園内の通称「滝エリア」付近の松風橋から妙見橋まで続く「養老孝子坂」。妙見橋から先は、滝から流れる川沿いの整備された坂道(階段あり)を歩くのがポピュラーなルートです。
松風橋から養老孝子坂の序盤は緩やかな登り坂。道脇には養老孝子伝説ゆかりの養老寺をはじめ、観光案内所「親孝行のふるさと会館」やお土産屋さん、お茶屋さんなどが軒を連ねています。
養老孝子坂の終盤地点では、より高所に養老神社が。元正・聖武両天皇が祭神となり、菅原道真も祭られているこの神社、境内には菊水泉があるため菊水天神とも呼ばれています。
養老孝子坂から先は一般車両通行禁止のため、自然の中でのウォーキングをのびのびと楽しめます。