豊洲市場の飲食店舗は青果棟、管理棟、水産仲卸売場棟に点在し、一般の人でも利用可能。店ごとに営業時間は異なり、大半の飲食店は昼過ぎには閉店してしまいます。ランチタイムは11時ごろからピークを迎え大行列と
豊洲市場の飲食店舗は青果棟、管理棟、水産仲卸売場棟に点在し、一般の人でも利用可能。店ごとに営業時間は異なり、大半の飲食店は昼過ぎには閉店してしまいます。ランチタイムは11時ごろからピークを迎え大行列となることが多いので、混雑を避けるなら「遅めの朝ごはん」「早めのランチ」狙いで午前中の早い時間に行くといいでしょう。
海鮮メニューは人気で、みなお昼時は一様に行列が。築地時代から一、二を争う行列店だった大和寿司は青果棟、寿司大は水産仲卸棟にて営業中ですが、週末の待ち時間は2時間超。朝9~10時ごろには受付が終了してしまう場合もあるようです。ほかにも寿司店や海鮮丼のお店はありますが、目当てのお店がある場合はとにかく早起きをして向かいましょう。
ラーメン、カレー、とんかつ、ウナギ、焼き鳥、喫茶店など、海鮮以外も場内には豊富! ジャンボ焼売や冬の牡蠣ラーメンが人気の「やじ満」、各種フライや曜日限定チャーシューエッグ等ボリューム満点の八千代、サンドイッチがつまめるセンリ軒といった、築地時代からの名店が大集結しています。お店の位置は事前に確認しておくといいでしょう。
セットの貫数にもよりますが、握り寿司の予算は3~4000円台、丼ものなら1000円台が主流です。定食は1000円台のものがほとんどですが、ラーメンなどは1000円未満でいただけるものも。
また、たいていの店がアルコールも置いているので、単品メニュー+昼酒も楽しめますが、各店とも席数が限られているので長居は禁物です。
テイクアウトできるお店もありますが、築地場外市場とは違い、串に刺したような食べ歩き向けのメニューはまずありません。また、飲食可能なフリースペースは市場内にはないので、買ったものは近くの公園や、隣接施設の「江戸前場下町」のベンチなどでいただくといいでしょう。
鮮魚を販売しているのは、水産仲卸売場棟1階のプロのみが入れるエリア。そのため、一般客がふらっと入場することはできません。
ただし、見学ではなく買い物目的であれば、入場できることもあるとのこと。小売に対応している店舗であれば購入は可能です。なお、場内の通路は狭くて滑りやすいので、走行するターレ(荷物運搬車両)に気をつけ、滑りにくい靴で行くなど心がけて。
水産仲卸売場棟屋上には緑化公園が広がっています。遮るものがないため見晴らしもよく、富士山まで見渡せることもあるとか。
ゆりかもめと水産仲卸棟をつなぐ歩行者デッキのエレベーターや、豊洲ぐるり公園側からアクセスでき、15時ごろまで誰でも入場可能です。
なお、ここでの飲食は禁止です。