名蔵アンパルとは、沖縄県最高峰の山である於茂登岳(おもとだけ)から続く名蔵川が、海に流れ込む一帯の干潟などを含む湿地帯のこと。2005年には、湿地の保全などに関する国際条約である「ラムサール条約」に登録され
名蔵アンパルとは、沖縄県最高峰の山である於茂登岳(おもとだけ)から続く名蔵川が、海に流れ込む一帯の干潟などを含む湿地帯のこと。2005年には、湿地の保全などに関する国際条約である「ラムサール条約」に登録されています。自然あふれる場所で、広大な湿地帯にはマングローブなども生息。マングローブとは、海水と淡水が入り混じる汽水域に生育している植物の総称で、ここではヤエヤマヒルギなどの植物が群生しています。
また、このエリアは希少な生き物の宝庫でもあり、干潟散策をしながら石垣島の自然を間近に感じられる場所。
石垣やいま村をはじめ、名蔵アンパルでのカヤックツアーなどを行なっているショップでツアーに参加してみるのもおすすめ。また、野鳥の渡来地としてもよく知られ、カンムリワシやアカショウビンといった珍しい鳥も観察できるので、バードウォッチング愛好者からも人気がある場所です。
名蔵アンパルへは、南ぬ島石垣空港から車で約30分。
石垣港離島ターミナルからも車で約20分でアクセスできます。石垣島の人気観光地、
川平湾や底地ビーチへ行く途中にあるため、併せて訪れてみるのもいいスポット。