高源寺(こうげんじ)は兵庫県丹波市にある臨済宗の寺院。鎌倉時代末期の1325(正中2)年、遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師によって開創され、境内に山門や仏殿、多宝塔などが現存しています。
紅葉の名所とし
高源寺(こうげんじ)は兵庫県丹波市にある臨済宗の寺院。鎌倉時代末期の1325(正中2)年、遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師によって開創され、境内に山門や仏殿、多宝塔などが現存しています。
紅葉の名所として知られ、10月中旬ごろから色づき始め、11月上旬には山全体が赤く染まる光景は見事。高源寺のカエデの多くは「天目カエデ」と呼ばれていて、遠谿祖雄禅師が修行していた中国の天目山より持ち帰ったものと伝えられています。天目カエデは切れ込みが深く小さな葉をもち、枝が垂れ下がるのが特徴で、紅葉シーズンのみならず初夏の新緑も美しさを誇ります。山門手前の階段は、カエデと白い塀を写せる人気の撮影スポットです。