払沢の滝(ほっさわのたき)は、東京都西多摩郡檜原村(ひのはらむら)にある滝。高度差60m、全4段からなり、東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれています。
流れ落ちる水の様子が、僧侶の使う「払子(ほっす
払沢の滝(ほっさわのたき)は、東京都西多摩郡檜原村(ひのはらむら)にある滝。高度差60m、全4段からなり、東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれています。
流れ落ちる水の様子が、僧侶の使う「払子(ほっす)」が垂れたように見えたことから「払子の滝」と呼ばれていたといわれ、転じて今の名称となりました。秋川源流の沢の奥地にあり、遊歩道から見られるのは最下段、落差約23.3mの「一の滝」。古くは滝つぼに大蛇が棲むと信じられており、雨乞いの場にもなっていました。厳冬期には結氷し、美しい氷瀑が見られることでも知られています。12月から2月には「払沢の滝冬まつり」、8月には「払沢の滝ふるさと夏まつり」を開催。秋の紅葉の美しさも見逃せません。